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ラパリムス錠1mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:シロリムス錠

製薬会社:ノーベルファーマ

薬価・規格: 1285円(1mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • リンパ脈管筋腫症

注意すべき副作用詳しく見る

口内炎鼻咽頭炎発疹下痢頭痛ざ瘡ざ瘡様皮膚炎不規則月経気管支炎血中コレステロール増加

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • シロリムスとして2mgを1日1回経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回4mgを超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

鼻咽頭炎頭痛不規則月経気管支炎口唇炎腹痛白血球数減少発熱胃腸炎高血圧背部痛

重大な副作用

口内炎発疹下痢ざ瘡ざ瘡様皮膚炎血中コレステロール増加高コレステロール血症高トリグリセリド血症脂質異常脂質異常症高脂血症悪心皮膚障害末梢性浮腫重篤な感染症重篤な感染症悪化消化管障害嘔吐蛋白尿間質性肺疾患肺臓炎薬剤性肺障害器質性肺炎肺炎閉塞性細気管支炎肺線維症肺炎悪化尿路感染尿路感染悪化帯状疱疹帯状疱疹悪化心嚢液貯留胸水腹水治癒不良剥脱性発疹皮膚そう痒症敗血症敗血症悪化腎盂腎炎腎盂腎炎悪化結核マイコバクテリア感染結核悪化マイコバクテリア感染悪化EBウイルス感染エプスタイン・バールウイルス感染EBウイルス感染悪化エプスタイン・バールウイルス感染悪化CMV感染サイトメガロウイルス感染CMV感染悪化サイトメガロウイルス感染悪化単純ヘルペス単純ヘルペス悪化アナフィラキシー血管浮腫過敏性血管炎過敏症反応進行性多巣性白質脳症PML意識障害麻痺症状片麻痺四肢麻痺言語障害BKウイルス腎症体液貯留頻脈創傷治癒不良リンパ嚢腫創し開筋膜離開瘢痕ヘルニア吻合部離開腎障害ネフローゼ症候群巣状分節性糸球体硬化症血中クレアチニン増加

上記以外の副作用

便秘口腔咽頭痛疼痛咳嗽疲労浮動性眩暈食欲減退上気道炎症胃炎下腹部痛上腹部痛胸痛倦怠感AST増加体重減少咽頭炎皮膚炎腸炎歯周炎口腔ヘルペス歯肉炎皮膚感染副鼻腔炎膀胱炎外陰部膣カンジダ症外耳炎細菌尿麦粒腫扁桃炎インフルエンザ感染性腸炎憩室炎歯槽骨炎歯肉膿瘍爪囲炎唾液腺炎膣感染白癬感染蜂巣炎毛包炎白血球減少症リンパ球減少症貧血低カリウム血症高尿酸血症不眠症気分変化味覚異常感覚障害感覚鈍麻記憶障害傾眠末梢性感覚ニューロパチー結膜炎眼乾燥眼瞼浮腫眼痛霰粒腫中耳炎症耳出血出血耳痛耳不快感動悸不整脈鼻出血気胸発声障害肺出血気管支痙攣急性呼吸不全低酸素症鼻粘膜障害鼻閉歯痛消化不良腹部不快感口内乾燥鼓腸歯周病小腸閉塞顎下腺腫大口の錯感覚歯肉痛腹部膨満肝機能異常胆嚢炎皮膚色素沈着障害湿疹爪破損紅斑蕁麻疹爪線状隆起毛細血管拡張症貨幣状湿疹手掌・足底発赤知覚不全症候群爪甲脱落症そう痒性皮疹多汗症脱毛症手皮膚炎点状出血皮下血腫皮下出血皮膚腫瘤皮膚糜爛関節痛筋痙縮鼡径部痛顎痛関節腫脹筋骨格硬直筋力低下四肢痛尿生殖器出血月経障害無月経月経困難症膣分泌物卵巣嚢胞月経過多性器出血外陰膣乾燥不正子宮出血閉経期症状粘膜炎症圧痛異常感胸部不快感限局性浮腫口渇挫傷ALT増加好中球数減少尿蛋白Al−P増加血中ビリルビン増加血小板数増加体重増加白血球百分率数異常ヘモグロビン減少高血糖

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 感染症
    • 結核
    • 肝炎ウイルス感染
    • 肺に間質性陰影
  • 注意
    • 肝機能障害
    • 手術時
    • 肺移植
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 肝炎ウイルスキャリア
    • HBs抗原陰性
    • 中等度から重度肝機能障害
    • CYP3A4に影響を及ぼす薬剤と併用
    • P−糖蛋白に影響を及ぼす薬剤と併用
    • 創傷時
  • 投与に際する指示
    • 肝機能障害
    • 手術時
    • 肺移植
    • 中等度から重度肝機能障害
    • CYP3A4に影響を及ぼす薬剤と併用
    • P−糖蛋白に影響を及ぼす薬剤と併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
CYP3A4酵素の活性に影響を及ぼす薬剤 本剤の血中濃度に影響
P糖蛋白に影響する医薬品 本剤の血中濃度に影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の薬物動態に影響
P−糖蛋白質を阻害する薬剤 本剤の薬物動態に影響
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の薬物動態に影響
P−糖蛋白質を誘導する薬剤 本剤の薬物動態に影響
CYP3A4酵素の活性に影響を及ぼす薬剤 本剤の薬物動態に影響
P糖蛋白に影響する医薬品 本剤の薬物動態に影響
生ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
麻疹ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
風疹ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
経口生ポリオワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
BCGワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
シクロスポリン 本剤の血中濃度が上昇
カルシウム拮抗剤 本剤の血中濃度が上昇
ジルチアゼム 本剤の血中濃度が上昇
ニカルジピン 本剤の血中濃度が上昇
ベラパミル 本剤の血中濃度が上昇
抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
ケトコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
マクロライド系抗生物質 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
メトクロプラミド 本剤の血中濃度が上昇
ブロモクリプチン 本剤の血中濃度が上昇
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇
ダナゾール 本剤の血中濃度が上昇
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の血中濃度が上昇
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇
インジナビル 本剤の血中濃度が上昇
テラプレビル 本剤の血中濃度が上昇
オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル 本剤のAUCが38倍・Cmaxが6.4倍に上昇
ミカファンギンナトリウム 本剤のAUCが21%上昇
ACE阻害剤 血管浮腫<顔面・口唇・舌・咽頭の腫脹等>を発症するリスクが高まる
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下
リファブチン 本剤の血中濃度が低下
抗てんかん剤 本剤の血中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下

飲食物との相互作用

  • グレープフルーツジュース
  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • 脂肪が多い食事
  • 薬の代謝に影響する食品

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    リンパ脈管筋腫症。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    本剤の使用にあたっては、厚生労働省難治性疾患克服研究事業呼吸不全に関する調査研究班のリンパ脈管筋腫症lymphangioleiomyomatosis(LAM)診断基準等を参考に確定診断された患者を対象とする。

    用法・用量(添付文書全文)

    シロリムスとして2mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回4mgを超えない。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.高脂肪食の摂取後に本剤を投与した場合、血中濃度が増加するとの報告がある。安定した血中濃度を維持できるよう、本剤の投与時期は、食後又は空腹時のいずれか一定とする。
    2.本剤のトラフ濃度や投与量の増加に伴い、間質性肺疾患の発現リスクが増加する可能性があるので、間質性肺疾患が発現した場合は、症状、重症度に応じて、次の目安を考慮し、休薬又は中止する。
    間質性肺疾患に対する休薬・中止の目安:
    1).無症候性で画像所見異常のみの間質性肺疾患:投与継続。
    2).咳嗽・呼吸困難・発熱等の軽度症状の間質性肺疾患<日常生活に支障なし>:症状が改善するまで休薬し、症状の改善を認めた場合には投与再開可能とする。
    3).咳嗽・呼吸困難・発熱等の重度症状の間質性肺疾患<生活に支障・要酸素療法>:本剤の投与を中止し、原則として再開しない(但し、症状が改善し、かつ治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ、投与中止前の半量からの投与再開可能とする)。
    4).生命を脅かす:緊急処置を要する間質性肺疾患<挿管・人工呼吸管理を要する>:投与中止。
    3.増量時、副作用の発現が疑われる場合、本剤の全血中トラフ濃度を測定し、全血中トラフ濃度が15ng/mL以内を目安として投与量を調節し、肝機能障害がある患者に投与する場合あるいはCYP3A4に影響を及ぼす薬剤と併用又はP−糖蛋白に影響を及ぼす薬剤と併用する場合等、本剤の血中濃度に影響を及ぼすことが予想される場合には、本剤の全血中トラフ濃度を測定し、全血中トラフ濃度が15ng/mL以内を目安として投与量を調節する。
    4.中等度から重度肝機能障害がある患者では、投与量を半量から開始する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    リンパ脈管筋腫症患者を対象とした国内医師主導治験(MLSTS試験)では、本剤が投与された63例中63例(100%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。
    主なものは、口内炎56例(88.9%)、鼻咽頭炎31例(49.2%)、上気道の炎症29例(46.0%)、発疹26例(41.3%)、下痢25例(39.7%)、頭痛25例(39.7%)、ざ瘡様皮膚炎19例(30.2%)、不規則月経18例(28.6%)、気管支炎16例(25.4%)、血中コレステロール増加、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常、脂質異常症及び高脂血症合わせて14例(22.2%)、ざ瘡12例(19.0%)、口唇炎11例(17.5%)、腹痛11例(17.5%)、白血球数減少9例(14.3%)、発熱8例(12.7%)、悪心8例(12.7%)、胃腸炎8例(12.7%)、高血圧8例(12.7%)、背部痛7例(11.1%)、便秘7例(11.1%)、口腔咽頭痛7例(11.1%)等であった(試験終了時の集計)。
    リンパ脈管筋腫症患者を対象とした臨床試験(MILES試験)では、本剤が投与された46例(日本人13例を含む)中45例(97.8%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主なものは、口内炎29例(63.0%)、下痢26例(56.5%)、ざ瘡20例(43.5%)、疼痛20例(43.5%)、感染19例(41.3%)、呼吸障害17例(37.0%)、悪心13例(28.3%)、皮膚障害13例(28.3%)、咳嗽11例(23.9%)、高コレステロール血症及び高トリグリセリド血症10例(21.7%)、臨床検査異常9例(19.6%)、筋骨格障害9例(19.6%)、末梢性浮腫9例(19.6%)、疲労8例(17.4%)、胃腸障害8例(17.4%)、浮動性眩暈7例(15.2%)、呼吸困難7例(15.2%)、AST(GOT)増加6例(13.0%)等であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    1).間質性肺疾患(3.7%):間質性肺疾患(肺臓炎、薬剤性肺障害、器質性肺炎を伴う閉塞性細気管支炎、肺線維症等)の症例が生じており、海外で死亡に至った例が報告されているので、投与開始後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には、症状に応じて休薬又は減量するなど適切な処置を行う。
    2).感染症(63.3%):細菌、真菌あるいはウイルスによる重篤な感染症が発現又は重篤な感染症悪化[肺炎が発現又は肺炎悪化(4.6%)、敗血症が発現又は敗血症悪化(頻度不明)、尿路感染が発現又は尿路感染悪化(0.9%)、腎盂腎炎が発現又は腎盂腎炎悪化、結核を含むマイコバクテリア感染が発現又は結核悪化を含むマイコバクテリア感染悪化、EBウイルス感染(エプスタイン・バールウイルス感染)が発現又はEBウイルス感染悪化(エプスタイン・バールウイルス感染悪化)、CMV感染(サイトメガロウイルス感染)が発現又はCMV感染悪化(サイトメガロウイルス感染悪化)、単純ヘルペスが発現又は単純ヘルペス悪化(いずれも頻度不明)、帯状疱疹が発現又は帯状疱疹悪化(2.8%)等]することがあるので、これら感染症が診断された場合、症状に応じて休薬又は減量するなど適切な処置を行う。
    3).消化管障害:口内炎(78.0%)、下痢(46.8%)、悪心(19.3%)、嘔吐(6.4%)等が高頻度で認められているので、これらの症状が現れた場合には症状に応じて休薬又は減量するなど適切な処置を行う。
    4).アナフィラキシー(頻度不明):アナフィラキシー、血管浮腫、過敏性血管炎等の過敏症反応が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明):進行性多巣性白質脳症(PML)が現れることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状が現れた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).BKウイルス腎症(頻度不明):BKウイルス腎症が現れることがあるので、このような場合には、減量又は投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).体液貯留:心嚢液貯留(2.8%)、末梢性浮腫(11.9%)、胸水(3.7%)、腹水(0.9%)等が現れることがあるので、頻脈等に注意するなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、心電図、心エコー、胸部CT検査を行うとともに、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).脂質異常症:高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常症、脂質異常、高脂血症、血中コレステロール増加等(22.0%)を生じる可能性があるので、異常が認められた場合には休薬又は減量するなど適切な処置を行う。
    9).創傷治癒不良:創傷治癒に影響を及ぼす可能性が考えられ、治癒不良(3.7%)が現れることがあるので、創傷治癒不良が認められた場合には創傷が治癒するまで投与を中止し、適切な処置を行う、及び移植手術後にリンパ嚢腫及び創し開を含む創傷治癒不良、筋膜離開、瘢痕ヘルニア、吻合部離開(いずれも頻度不明)等が現れることがあるので、創傷治癒不良が認められた場合には創傷が治癒するまで投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).腎障害:ネフローゼ症候群、巣状分節性糸球体硬化症(いずれも頻度不明)、蛋白尿(8.3%)、血中クレアチニン増加(頻度不明)等が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).皮膚障害:ざ瘡(29.4%)、ざ瘡様皮膚炎(17.4%)、発疹(23.9%)、剥脱性発疹(4.6%)、皮膚そう痒症(3.7%)等が現れることがあるので、異常が認められた場合には症状に応じて休薬又は減量するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).感染症:(5%以上)鼻咽頭炎、気管支炎、胃腸炎、(1〜5%未満)歯周炎、咽頭炎、口腔ヘルペス、歯肉炎、皮膚感染、副鼻腔炎、膀胱炎、外陰部膣カンジダ症、外耳炎、細菌尿、麦粒腫、扁桃炎、(1%未満)インフルエンザ、感染性腸炎、憩室炎、歯槽骨炎、歯肉膿瘍、爪囲炎、唾液腺炎、膣感染、白癬感染、蜂巣炎、毛包炎。
    2).血液・リンパ:(1〜5%未満)白血球減少症、リンパ球減少症、(1%未満)貧血。
    3).代謝・栄養:(5%以上)食欲減退、(1〜5%未満)低カリウム血症、(1%未満)高尿酸血症、(頻度不明)高血糖。
    4).精神・神経:(5%以上)頭痛、浮動性眩暈、(1〜5%未満)不眠症、気分変化、味覚異常、(1%未満)感覚障害、感覚鈍麻、記憶障害、傾眠、末梢性感覚ニューロパチー。
    5).眼:(1〜5%未満)結膜炎、眼乾燥、眼瞼浮腫、眼痛、(1%未満)霰粒腫。
    6).耳:(1〜5%未満)中耳炎症、(1%未満)耳出血、耳痛、耳不快感。
    7).心・血管:(5%以上)高血圧、(1〜5%未満)出血、動悸、不整脈。
    8).呼吸器:(5%以上)上気道炎症、咳嗽、口腔咽頭痛、(1〜5%未満)鼻出血、気胸、発声障害、肺出血、(1%未満)気管支痙攣、急性呼吸不全、低酸素症、鼻粘膜障害、鼻閉。
    9).消化器:(5%以上)口唇炎、腹痛、便秘、胃炎、下腹部痛、上腹部痛、(1〜5%未満)歯痛、消化不良、腹部不快感、口内乾燥、鼓腸、歯周病、小腸閉塞、腸炎、(1%未満)顎下腺腫大、口の錯感覚、歯肉痛、腹部膨満。
    10).肝:(1〜5%未満)肝機能異常、(1%未満)胆嚢炎。
    11).皮膚・皮下組織:(1〜5%未満)皮膚色素沈着障害、湿疹、爪破損、紅斑、蕁麻疹、爪線状隆起、毛細血管拡張症、(1%未満)貨幣状湿疹、手掌・足底発赤知覚不全症候群、爪甲脱落症、そう痒性皮疹、多汗症、脱毛症、手皮膚炎、点状出血、皮下血腫、皮下出血、皮膚炎、皮膚腫瘤、皮膚糜爛。
    12).筋骨格:(5%以上)背部痛、(1〜5%未満)関節痛、筋痙縮、鼡径部痛、(1%未満)顎痛、関節腫脹、筋骨格硬直、筋力低下、四肢痛。
    13).腎・尿路:(1〜5%未満)尿生殖器出血。
    14).生殖器:(5%以上)不規則月経、(1〜5%未満)月経障害、無月経、月経困難症、膣分泌物、卵巣嚢胞、月経過多、性器出血、(1%未満)外陰膣乾燥、不正子宮出血、閉経期症状。
    15).一般・全身:(5%以上)疼痛、発熱、疲労、胸痛、倦怠感、(1〜5%未満)粘膜炎症、(1%未満)圧痛、異常感、胸部不快感、限局性浮腫、口渇。
    16).障害・処置:(1〜5%未満)挫傷。
    17).臨床検査:(5%以上)白血球数減少、AST増加(GOT増加)、体重減少、(1〜5%未満)ALT増加(GPT増加)、好中球数減少、尿蛋白、Al−P増加、血中ビリルビン増加、(1%未満)血小板数増加、体重増加、白血球百分率数異常、ヘモグロビン減少。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤は、本剤及びリンパ脈管筋腫症に十分な知識を持つ医師のもとで使用する。
    2.本剤の投与により、間質性肺疾患が認められており、海外においては死亡に至った例が報告されているので、投与に際しては咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状に注意するとともに、投与前及び投与中は定期的に胸部CT検査を実施し、また、異常が認められた場合には適切な処置を行うとともに、投与継続の可否について慎重に検討する。
    3.肝炎ウイルスキャリアの患者では、本剤の投与期間中に肝炎ウイルス再活性化を生じ、肝不全から死亡に至る可能性があるので、本剤の投与期間中又は投与終了後は、定期的に肝機能検査を行うなど、肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意する。
    (禁忌)
    1.本剤の成分又はシロリムス誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.肺に間質性陰影を認める患者[間質性肺疾患が発症、重症化する恐れがある]。
    2.感染症を合併している患者[免疫抑制により感染症が悪化する恐れがある]。
    3.肝機能障害がある患者[血中濃度が上昇する恐れがある]。
    4.肝炎ウイルス感染、結核等の感染又は既往歴を有する患者[再活性化する恐れがある]。
    5.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.間質性肺疾患(致命的な転帰をたどることがある)が現れることがあるので、投与開始前及び投与開始後は次の点に注意する。また、患者に対し、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状が現れた場合には、直ちに連絡するように指導する。
    1).投与開始前:間質性肺疾患(致命的転帰をたどることがある)が現れることがあるので、投与開始前に胸部CT検査を実施し、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状の有無と併せて、投与開始の可否を慎重に判断する。
    2).投与開始後:間質性肺疾患(致命的転帰をたどることがある)が現れることがあるので、定期的に胸部CT検査を実施し、肺の異常所見の有無を慎重に観察し、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状がみられた患者で、感染、腫瘍及びその他の医学的な原因が適切な検査で除外された場合には、間質性肺疾患の診断を考慮し、必要に応じて肺機能検査(肺拡散能力[DLCO]、酸素飽和度等)及び追加の画像検査を実施する。本剤による間質性肺疾患が疑われた場合には、適切な処置を行う。
    2.本剤の免疫抑制作用により、細菌、真菌、ウイルスあるいは原虫による感染症が発現又は感染症悪化や日和見感染が発現又は日和見感染悪化する可能性があり、B型肝炎ウイルスキャリアの患者又はHBs抗原陰性の患者においてB型肝炎ウイルス再活性化による肝炎が現れることがある。本剤投与により、肝炎ウイルス再活性化、結核再活性化等する可能性があるので、本剤投与に先立って肝炎ウイルス、結核等の感染の有無を確認し、本剤投与前に適切な処置をしておき、本剤投与中は感染症の発現又は増悪に十分注意する。
    3.本剤投与により、悪性リンパ腫、悪性腫瘍(特に皮膚悪性腫瘍)を発現する可能性があるので、悪性腫瘍等の発現には注意する。
    4.本剤投与により脂質異常が現れることがあるので、本剤投与開始後は定期的に脂質検査を実施し、脂質異常がみられた場合は、適切な食事指導、運動指導を実施し、必要により高脂血症用剤を投与するなど適切な処置を行う。
    5.本剤投与により、創傷治癒不良の恐れがあるため、海外で肺移植患者において気管支吻合部離開例(致死的)が報告されているので、肺移植登録患者では本剤の投与を中止し、移植までに十分な休薬期間を確保する。また、その他の手術時においても、創傷治癒不良の影響を考慮し、手術前の休薬期間を設けることが望ましい。創傷時には観察を十分に行い、異常が認められた場合には休薬し、適切な処置を行う。
    6.蛋白尿が現れることがあるので、本剤投与開始後は定期的に尿蛋白を測定し、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    7.妊娠可能な婦人に投与する場合には、投与期間中、及び投与終了から最低12週間は、適切な避妊法を用いるよう指導する。
    (相互作用)
    本剤は、肝薬物代謝酵素CYP3A4により代謝され、また、本剤はP−糖蛋白の基質であり、本剤自体もCYP3A4を阻害し、CYP3A4又はP−糖蛋白阻害あるいは誘導作用を有する薬剤との併用により、本剤の薬物動態に影響を及ぼすので、CYP3A4阻害作用を有する薬剤又はP−糖蛋白阻害作用を有する薬剤あるいはCYP3A4誘導作用を有する薬剤又はP−糖蛋白誘導作用を有する薬剤については、他の類薬に変更する又は当該薬剤を休薬するなどを考慮し、CYP3A4に影響を及ぼす薬剤又はP−糖蛋白に影響を及ぼす薬剤との併用は可能な限り避ける。CYP3A4に影響を及ぼす薬剤又はP−糖蛋白に影響を及ぼす薬剤と併用する場合は、本剤のトラフ濃度を測定し、投与量を調節する。
    1.併用禁忌:生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)[免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症する恐れがあるので併用しない(免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性を現す可能性がある)]。
    2.併用注意:
    1).シクロスポリン、カルシウム拮抗剤(ジルチアゼム、ニカルジピン、ベラパミル)、抗真菌剤(フルコナゾール、イトラコナゾール、ケトコナゾール、ボリコナゾール等)、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)、メトクロプラミド、ブロモクリプチン、シメチジン、ダナゾール、プロテアーゼ阻害剤(リトナビル、インジナビル、テラプレビル等)[本剤の血中濃度が上昇する恐れがあるので、併用する場合には、本剤を減量することを考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意する(本剤の代謝酵素(CYP3A4等)が阻害されると考えられる)]。
    2).オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル[本剤のAUCが38倍・Cmaxが6.4倍に上昇したとの報告があるので、やむを得ない場合を除き併用は避けるが、やむを得ず併用する場合には、本剤の血中濃度をモニタリングするなど患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意する(リトナビルのCYP3A4阻害作用による)]。
    3).ミカファンギンナトリウム[本剤のAUCが21%上昇したとの報告があるので、併用する場合は患者の状態を慎重に観察し、本剤の副作用発現に注意し必要に応じて本剤の投与量を調節する(機序不明)]。
    4).グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇する恐れがあるので、本剤服用時は飲食を避ける(グレープフルーツジュースが腸管の代謝酵素を阻害することによると考えられる)]。
    5).アンジオテンシン変換酵素阻害剤等[血管浮腫との関連性が示されている薬剤を服用している患者では、血管浮腫<顔面・口唇・舌・咽頭の腫脹等>を発症するリスクが高まる恐れがある(機序不明)]。
    6).リファンピシン、リファブチン、抗てんかん剤(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン)[本剤の血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用し、やむを得ず併用する場合には、本剤の有効性が減弱する可能性があることを考慮する(これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる)]。
    7).セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[本剤の血中濃度が低下する恐れがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意する(セイヨウオトギリソウの代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物試験(ラット)で胚毒性・胎仔毒性が認められている]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[動物試験(ラット)において乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    18歳未満の患者における安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (過量投与)
    1.症例:外国で150mg投与後、心房細動を生じた(1例)。
    2.処置:心房細動を生じた1例の予後不明であるが、過量投与時、一般的な対症療法を行う(本剤は水溶性が低く、赤血球結合率及び蛋白結合率が高いことから、透析性がわずかしかないと考えられる)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.本剤は、血管新生、線維芽細胞増殖及び血管透過性に影響する可能性のある一部の増殖因子の産生を阻害する(in vitro)ので、創傷治癒不良の可能性がある。
    2.マウスを用いたがん原性試験において肝細胞癌増加及び顆粒球性白血病増加がみられた。
    3.雄ラットにおいて、テストステロン減少に起因すると考えられる精巣細管萎縮・精子数減少等の生殖器への影響が臨床用量での曝露量で認められており、臨床用量の曝露量以上で生殖能力低下も認められている。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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