日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

フェマーラ錠2.5mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:レトロゾール錠

製薬会社:ノバルティス ファーマ

薬価・規格: 505.9円(2.5mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

アロマターゼ阻害薬詳しく見る

  • アロマターゼ阻害作用によりエストロゲンの生成を阻害し、乳がんの発生や成長を抑える薬
アロマターゼ阻害薬の代表的な商品名
  • アロマシン
  • アリミデックス
  • フェマーラ

効能・効果詳しく見る

  • 閉経後乳癌

注意すべき副作用詳しく見る

ほてり血中コレステロール増加Al−P増加γ−GTP増加AST増加ALT増加頭痛関節痛悪心発疹

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • レトロゾールとして1日1回2.5mgを経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 授乳婦
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 閉経前(0歳〜49歳)
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前(0歳〜49歳)

副作用

主な副作用

ほてり血中コレステロール増加Al−P増加γ−GTP増加AST増加ALT増加頭痛関節痛悪心発疹浮動性眩暈

重大な副作用

血栓症塞栓症肺塞栓症脳梗塞動脈血栓症血栓性静脈炎心筋梗塞心不全狭心症肝機能障害黄疸著しいAST上昇著しいGOT上昇著しいALT上昇著しいGPT上昇中毒性表皮壊死症Toxic Epidermal NecrolysisTEN多形紅斑

上記以外の副作用

白血球数減少血小板増加白血球分画異常単球数減少好塩基球数増加リンパ球数減少高カルシウム血症食欲不振体重増加血中クロル増加血中コレステロール減少血中カリウム減少低蛋白血症アルブミン・グロブリン比減少易興奮性注意力障害傾眠しびれ感味覚障害回転性眩暈耳鳴動悸高血圧低血圧潮紅喉頭痛嘔吐消化不良腹痛便秘腹部膨満上腹部痛軟便歯痛口内炎LDH増加血中ビリルビン増加皮膚そう痒症多汗冷汗局所性表皮剥脱湿疹脱毛症筋痛関節硬直背部痛関節炎尿蛋白陽性BUN増加乳房痛膣出血膣分泌物疲労倦怠感口渇熱感脱力上肢浮腫全身浮腫胸痛食欲亢進体重減少うつ病不安不眠症記憶障害異常感覚白内障眼刺激霧視頻脈呼吸困難下痢皮膚乾燥蕁麻疹骨痛骨折骨粗鬆症頻尿尿路感染膣乾燥発熱粘膜乾燥腫瘍疼痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前
  • 慎重投与
    • 重度腎障害
    • 重度肝機能障害
  • 注意
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 閉経前(0歳〜49歳)
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前(0歳〜49歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 閉経前(0歳〜49歳)
    • 活発な卵巣機能を有する閉経前(0歳〜49歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇
CYP2A6で主に代謝される薬剤 本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇
CYP2A6で主に代謝される薬剤 血中濃度を上昇
CYP2A6の阻害剤 本剤の血中濃度が上昇
メトキサレン 本剤の血中濃度が上昇
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇
タモキシフェン 本剤の血中濃度が低下
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下
タモキシフェン 反復併用投与により本剤のAUCが約40%低下

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    閉経後乳癌。

    用法・用量(添付文書全文)

    レトロゾールとして1日1回2.5mgを経口投与する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内臨床試験における安全性評価対象症例290例中119例(41.0%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。そのうち臨床症状が25.9%(75例)、臨床検査値異常が25.2%(73例)であった。主な臨床症状は、ほてり6.6%(19件)、頭痛3.1%(9件)、関節痛2.8%(8件)、悪心2.4%(7件)、発疹2.1%(6件)、そう痒症2.1%(6件)、浮動性眩暈1.7%(5件)等であった。
    また、臨床検査値異常の主なものは、血中コレステロール増加8.7%(23件/265例中)、ALT(GPT)増加7.9%(22件/278例中)、Al−P増加7.3%(20件/275例中)、γ−GTP増加6.6%(17件/258例中)、AST(GOT)増加6.4%(18件/280例中)等であった(承認時までの集計)。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).血栓症、塞栓症:肺塞栓症、脳梗塞、動脈血栓症、血栓性静脈炎、心筋梗塞が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2).心不全、狭心症:心不全、狭心症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3).肝機能障害、黄疸:著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑:中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).血液系障害:(1%〜5%未満)白血球数減少、(1%未満)血小板増加、白血球分画異常、単球数減少、好塩基球数増加、リンパ球数減少。
    2).代謝及び栄養障害:(頻度不明)食欲亢進、体重減少、(5%以上)血中コレステロール増加、(1%〜5%未満)高カルシウム血症、食欲不振、体重増加、(1%未満)血中クロル増加、血中コレステロール減少、血中カリウム減少、低蛋白血症、アルブミン・グロブリン比減少。
    3).精神障害:(頻度不明)うつ病、不安、不眠症、(1%未満)易興奮性。
    4).神経系障害:(頻度不明)記憶障害、異常感覚、(1%〜5%未満)頭痛、浮動性眩暈、(1%未満)注意力障害、傾眠、しびれ感、味覚障害、回転性眩暈。
    5).眼障害:(頻度不明)白内障、眼刺激、霧視。
    6).耳及び迷路障害:(1%未満)耳鳴。
    7).心臓障害:(頻度不明)頻脈、(1%未満)動悸。
    8).血管障害:(5%以上)ほてり、(1%〜5%未満)高血圧、(1%未満)低血圧、潮紅。
    9).呼吸器系障害:(頻度不明)呼吸困難、(1%未満)喉頭痛。
    10).胃腸障害:(頻度不明)下痢、(1%〜5%未満)悪心、嘔吐、(1%未満)消化不良、腹痛、便秘、腹部膨満、上腹部痛、軟便、歯痛、口内炎。
    11).肝・胆道系障害:(5%以上)AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、Al−P増加、γ−GTP増加、(1%〜5%未満)LDH増加、(1%未満)血中ビリルビン増加。
    12).皮膚障害:(頻度不明)皮膚乾燥、蕁麻疹、(1%〜5%未満)皮膚そう痒症、発疹、多汗、(1%未満)冷汗、局所性表皮剥脱、湿疹、脱毛症。
    13).筋骨格系障害:(頻度不明)骨痛、骨折、骨粗鬆症、(1%〜5%未満)関節痛、筋痛、(1%未満)関節硬直、背部痛、関節炎。
    14).腎及び尿路障害:(頻度不明)頻尿、尿路感染、(1%〜5%未満)尿蛋白陽性、(1%未満)BUN増加。
    15).生殖系及び乳房障害:(頻度不明)膣乾燥、(1%未満)乳房痛、膣出血、膣分泌物。
    16).全身障害:(頻度不明)発熱、粘膜乾燥、腫瘍疼痛、(1%〜5%未満)疲労、倦怠感、口渇、(1%未満)熱感、脱力、上肢浮腫、全身浮腫、胸痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物実験(ラット)において胎仔死亡及び催奇形性(胎仔ドーム状頭部癒合及び胎仔椎体癒合)が観察されている]。
    2.授乳婦[動物実験(ラット)において乳汁移行が認められており、また、授乳期に本剤を母動物に投与した場合、雄出生仔の生殖能低下が認められている]。
    3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.重度肝機能障害を有する患者[本剤の重度の肝機能障害患者における安全性は確立していない]。
    2.重度腎障害を有する患者[本剤の重度の腎障害患者における安全性は確立していない]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用する。
    2.本剤はアロマターゼを阻害することにより治療効果を発揮するものであり、活発な卵巣機能を有する閉経前の患者ではアロマターゼを阻害する効果は不十分であると予想されること、並びに閉経前の患者では使用経験がないことを考慮して、閉経前患者に対し使用しない。
    3.疲労、眩暈、まれに傾眠が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させる。
    4.本剤の投与によって、骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなるので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが望ましい。
    (相互作用)
    本剤は、肝代謝酵素CYP3A4及びCYP2A6で代謝されるので、CYP3A4酵素の活性に影響を及ぼす薬剤及びCYP2A6酵素の活性に影響を及ぼす薬剤と併用する場合には注意して投与する。CYP3A4及びCYP2A6活性を阻害する薬剤、又はCYP3A4によって代謝される薬剤及びCYP2A6によって代謝される薬剤との併用により、本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇する可能性がある。また、CYP3A4を誘導する薬剤との併用により、本剤の代謝が促進され血中濃度が低下する可能性がある。一方、本剤は、CYP2A6の阻害作用を有することから、CYP2A6酵素で代謝される他の薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。
    併用注意:
    1.CYP2A6を阻害する薬剤(メトキサレン等)[本剤の血中濃度が上昇する可能性がある(メトキサレン等の薬剤はCYP2A6活性を阻害することより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある)]。
    2.CYP3A4を阻害する薬剤(アゾール系抗真菌剤等)[本剤の血中濃度が上昇する可能性がある(アゾール系抗真菌剤等の薬剤はCYP3A4活性を阻害することより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある)]。
    3.CYP3A4を誘導する薬剤:
    1).CYP3A4を誘導する薬剤(タモキシフェン)[本剤の血中濃度が低下する可能性があり、本剤とタモキシフェンの反復併用投与により本剤のAUCが約40%低下したとの報告があるが、相互作用に起因する効果の減弱及び副作用の報告はない(これらの薬剤はCYP3A4を誘導することにより、本剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させる可能性がある)]。
    2).CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシン等)[本剤の血中濃度が低下する可能性があるが、相互作用に起因する効果の減弱及び副作用の報告はない(これらの薬剤はCYP3A4を誘導することにより、本剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させる可能性がある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しており、副作用が現れやすいので慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    本剤は、閉経後患者を対象とするものであることから、妊婦、授乳婦に対する投与は想定していないが、妊婦、授乳婦への投与の安全性については次の知見がある。
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[適応外ではあるが、海外において、妊娠前及び妊娠中に本剤を投与された患者で奇形児を出産したとの報告があり、動物実験(ラット)においては、胎仔死亡及び催奇形性(ドーム状頭部癒合及び椎体癒合)並びに分娩障害が観察されており、また、動物実験(ラット)で胎仔への移行が認められている]。
    2.授乳中の婦人へは投与しないが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁移行が認められており、また、動物実験(ラット)で授乳期に本剤を母動物に投与した場合、雄出生仔の生殖能低下が観察されている]。
    (過量投与)
    海外において最高62.5mgを単回服用した症例の報告があるが、本症例では重篤な有害事象の発現はみられていない。
    過量投与時の処置:患者に意識がある場合はまず嘔吐させることが適切であるが、通常は支持療法を行い、頻繁にバイタルサインをモニターする。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (取扱い上の注意)
    使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 東京医科大の不正入試問題は氷山の一角? 記者の眼 FBシェア数:105
    2. 麻酔科専門医の更新要件変更で広がったある憶測 記者の眼 FBシェア数:185
    3. ベンゾ長期処方が大幅減額、その対策は? リポート◎診療報酬改定で向精神薬処方がしにくくなる!? FBシェア数:0
    4. 医師は金遣いが荒すぎる! Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:0
    5. 「CHADS2スコア0点1点問題」を真剣に考える プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ FBシェア数:126
    6. 「これは内部告発だ」 個別指導を受けた院長の確… クリニック事件簿 FBシェア数:104
    7. 腹痛患者への「反跳痛」はもういらない? 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:92
    8. ロセフィンの重大な副作用に「精神神経症状」が追加 佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」 FBシェア数:169
    9. 訪問先の家族を見てついしてしまうこと 病院珍百景 FBシェア数:28
    10. 「急変時どうしますか」って聞いちゃいます? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:0
    医師と医学研究者におすすめの英文校正