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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

塩酸プロカルバジンカプセル50mg「中外」の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
375.1円(50mg1カプセル)
添付文書

基本情報

薬効分類
アルキル化剤

細胞増殖に必要なDNAに作用しDNA複製阻害作用やDNAの破壊作用により抗がん作用をあらわす薬

アルキル化剤
  • エンドキサン
  • ダカルバジン
  • テモダール
効能・効果
  • 悪性リンパ腫
  • 細網肉腫
  • 神経膠腫
  • ホジキン病
  • リンパ肉腫
  • 乏突起膠腫
  • 悪性星細胞腫
注意すべき副作用
白血球減少 、 血小板減少 、 骨髄抑制 、 ヘモグロビン減少 、 ALT増加 、 AST増加 、 肝機能異常 、 食欲減退 、 悪心 、 嘔吐
用法・用量(主なもの)
  • 1.プロカルバジンとして1日50〜100mgを1〜2回に分割して経口投与を開始する
  • その後約1週間以内に漸増し、プロカルバジンとして1日150〜300mgを3回に分割投与し、臨床効果が明らかとなるまで連日投与する
  • 悪性リンパ腫の緩解導入までに要する総投与量は、プロカルバジンとして5〜7gである
  • 2.悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合:プロカルバジンとして1日量60〜75mg/㎡を14日間経口投与し、これを6〜8週毎に繰り返す
  • 体表面積より算出されたプロカルバジンの1日量が75mg未満の場合は、50mg、75mg以上125mg未満となった場合は100mg、125mg以上175mg未満となった場合は150mgを1日1〜3回に分割して投与する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な過敏症
    • アルコール<飲酒>を摂取中

副作用

主な副作用
ヘモグロビン減少 、 ALT増加 、 AST増加 、 肝機能異常 、 食欲減退 、 悪心 、 嘔吐 、 下痢 、 口内炎 、 脱毛症 、 発疹
重大な副作用
白血球減少 、 血小板減少 、 骨髄抑制 、 好中球減少 、 間質性肺炎 、 汎血球減少 、 貧血 、 痙攣発作
上記以外の副作用
倦怠感 、 感覚障害 、 末梢性ニューロパチー 、 発熱 、 出血 、 BUN上昇 、 腹痛 、 便秘 、 口渇 、 紅斑 、 皮膚色素沈着障害 、 皮膚そう痒症 、 皮膚硬化症 、 頭痛 、 嗜眠 、 振戦 、 浮動性眩暈 、 多幸気分 、 反射消失 、 筋力低下 、 動悸 、 神経過敏 、 筋肉痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 重篤な過敏症
    • アルコール<飲酒>を摂取中
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 感染症
    • 骨髄機能抑制
    • 腎障害
    • 水痘
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・小児
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 小児ホジキン病(0歳〜14歳)
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
エタノール摂取
耐性を低下
フェノチアジン系薬剤
作用を増強
バルビツール酸誘導体
作用を増強
三環系抗うつ剤
作用を増強
交感神経作動薬
作用を増強
抗悪性腫瘍剤
急性白血病
抗悪性腫瘍剤
前白血病相
抗悪性腫瘍剤
骨髄異形成症候群
抗悪性腫瘍剤
肺癌
抗悪性腫瘍剤
二次性悪性腫瘍
飲食物との相互作用
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.悪性リンパ腫(ホジキン病、細網肉腫、リンパ肉腫)。
2.次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫。

用法・用量(添付文書全文)

1.プロカルバジンとして1日50〜100mgを1〜2回に分割して経口投与を開始する。その後約1週間以内に漸増し、プロカルバジンとして1日150〜300mgを3回に分割投与し、臨床効果が明らかとなるまで連日投与する。悪性リンパ腫の緩解導入までに要する総投与量は、プロカルバジンとして5〜7gである。
2.悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合:プロカルバジンとして1日量60〜75mg/㎡を14日間経口投与し、これを6〜8週毎に繰り返す。体表面積より算出されたプロカルバジンの1日量が75mg未満の場合は、50mg、75mg以上125mg未満となった場合は100mg、125mg以上175mg未満となった場合は150mgを1日1〜3回に分割して投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)においては、併用薬剤の添付文書及び関連文献(「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:硫酸ビンクリスチン(脳腫瘍)」等)を熟読する。

副作用(添付文書全文)

承認時までの調査及び承認時以降の調査648例において、副作用は502例(77.5%)に認められた。主な副作用は食欲不振254件(39.2%)、白血球減少218件(33.6%)、嘔気200件(30.9%)等であった(1977年1月集計時)。
悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)の使用成績調査における安全性解析対象例は253例であり、併用療法による副作用及び臨床検査値異常は176例(69.6%)に認められた。主な副作用は白血球減少130例(51.4%)、血小板減少98例(38.7%)、好中球減少23例(9.1%)等であった(使用成績調査終了時)。
1.重大な副作用
1).間質性肺炎(0.9%):間質性肺炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).骨髄抑制:汎血球減少(0.1%)、白血球減少(35.1%)、好中球減少(2.6%)、血小板減少(17.6%)、貧血(3.6%)が現れることがあるので、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
3).痙攣発作(頻度不明):痙攣発作が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行う。
1).血液:(1〜10%未満)ヘモグロビン減少、(1%未満)出血。
2).肝臓:(1〜10%未満)ALT増加(GPT増加)、AST増加(GOT増加)、肝機能異常。
3).腎臓:(1%未満)BUN上昇。
4).消化器:(10%以上)食欲減退(29.5%)、悪心(23.3%)、嘔吐(13.2%)、(1〜10%未満)下痢、口内炎、(1%未満)腹痛、便秘、口渇。
5).皮膚:(10%以上)脱毛症(11.1%)、(1〜10%未満)発疹、(1%未満)紅斑、皮膚色素沈着障害、皮膚そう痒症、皮膚硬化症。
6).精神神経系:(頻度不明)神経過敏、(1〜10%未満)倦怠感、感覚障害、末梢性ニューロパチー、(1%未満)頭痛、嗜眠、振戦、浮動性眩暈、多幸気分、反射消失。
7).その他:(頻度不明)筋肉痛、(1〜10%未満)発熱、(1%未満)筋力低下、動悸。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。
2.アルコール<飲酒>を摂取中の患者。
(慎重投与)
1.骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制が増強する恐れがある]。
2.肝障害又は腎障害のある患者。
3.感染症を合併している患者[骨髄機能抑制により、感染症が悪化する恐れがある]。
4.小児。
5.水痘患者[致命的全身障害が現れる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行う。また使用が長期間にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。
2.感染症の発現又は感染症増悪・出血傾向の発現又は出血傾向増悪に十分に注意する。
3.小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。
4.外国においてプロカルバジン塩酸塩を含むMOPP療法を受けた小児ホジキン病患者で、非可逆的な精子形成不全(非可逆的な無精子症等)などの性腺障害が認められたとの報告があるので、小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。
(相互作用)
1.併用禁忌:アルコール(飲酒)[アルコールに対する耐性を低下させる恐れがあるので、治療中は禁酒させる(ジスルフィラム様作用によると考えられている)]。
2.併用注意:フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、三環系抗うつ剤、交感神経興奮剤[本剤を大量投与した場合、これらの薬剤の作用を増強する恐れがある(本剤は弱いMAO阻害作用を有するためと考えられている<危険因子>本剤の大量投与)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.動物実験で催奇形作用が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[ラット、マウスにおいて、胎仔外形異常、胎仔骨格異常、胎仔内臓異常(20、60mg/kg/日)が、また、胎仔致死増加、胎仔発育抑制が報告されており、育成仔においては、脳の発達異常(ラット20mg/kg/日、マウス6.5、20mg/kg/日)が報告されている]。
2.授乳婦に投与する場合には、授乳を避けさせる[安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
(その他の注意)
1.本剤と他の抗悪性腫瘍剤を併用した患者に、急性白血病(前白血病相を伴う場合もある)、骨髄異形成症候群、肺癌等の二次性悪性腫瘍が発生したとの報告がある。
2.ラットに経口投与した実験で乳腺腫瘍が、マウスに経口、腹腔内投与した実験で肺腫瘍及び白血病が、サルに経口、皮下、腹腔内投与した実験で白血病が発生したとの報告がある。
3.動物実験(マウス、腹腔内投与)で、精子形成抑制を認めたとの報告がある。
(保管上の注意)
遮光、吸湿注意。

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