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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ジフォルタ注射液20mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
91292円(20mg1mL1瓶)
添付文書

基本情報

薬効分類
代謝拮抗薬(葉酸代謝拮抗薬)

DNA合成に必要な葉酸代謝酵素を阻害し細胞増殖を抑えることで抗がん効果をあらわす薬

代謝拮抗薬(葉酸代謝拮抗薬)
  • アリムタ
  • メソトレキセート
  • ジフォルタ
効能・効果
  • 再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫
注意すべき副作用
口内炎 、 血小板減少症 、 貧血 、 ヘモグロビン減少 、 好中球減少症 、 白血球減少症 、 悪心 、 疲労 、 骨髄抑制 、 発熱
用法・用量(主なもの)
  • プララトレキサートとして、1日1回30mg/㎡(体表面積)を3〜5分間かけて、週1回、静脈内投与する
  • これを6週連続で行い、7週目は休薬する
  • これを1サイクルとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
悪心 、 疲労 、 発熱 、 頭痛 、 鼻出血 、 咽喉頭疼痛 、 咳嗽 、 呼吸困難 、 嘔吐 、 下痢 、 便秘
重大な副作用
口内炎 、 血小板減少症 、 貧血 、 ヘモグロビン減少 、 好中球減少症 、 白血球減少症 、 骨髄抑制 、 皮膚潰瘍 、 リンパ球減少症 、 発熱性好中球減少症 、 肺炎 、 敗血症 、 帯状疱疹 、 腫瘍崩壊症候群 、 間質性肺疾患 、 重篤な感染症 、 ニューモシスチス肺炎 、 中毒性表皮壊死融解症 、 Toxic Epidermal Necrolysis 、 TEN 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 多形紅斑 、 重度皮膚障害
上記以外の副作用
上腹部痛 、 眼刺激 、 四肢痛 、 筋痙縮 、 筋肉痛 、 食欲減退 、 低カリウム血症 、 体重減少 、 ALT増加 、 末梢性浮腫 、 無力症 、 粘膜炎症 、 高尿酸血症 、 味覚異常 、 不眠症 、 錯感覚 、 浮動性眩暈 、 うつ病 、 感覚鈍麻 、 末梢性ニューロパチー 、 蟻走感 、 記憶障害 、 神経痛 、 末梢性感覚ニューロパチー 、 感覚消失 、 失神 、 不安 、 激越 、 錯乱状態 、 妄想 、 リンパ節痛 、 脾腫 、 頻脈 、 心肺停止 、 心拡大 、 駆出率減少 、 低血圧 、 頚静脈血栓症 、 鎖骨下静脈血栓症 、 疼痛 、 発声障害 、 咽頭炎症 、 咽喉乾燥 、 胸水 、 湿性咳嗽 、 しゃっくり 、 低酸素症 、 肺硬化 、 鼻閉 、 胸膜痛 、 肺うっ血 、 肺塞栓症 、 逆流性喉頭炎 、 鼻漏 、 頻呼吸 、 咽喉絞扼感 、 口腔内痛 、 胃食道逆流性疾患 、 腹部不快感 、 口唇炎 、 肛門炎症 、 口の感覚鈍麻 、 腹痛 、 口渇 、 消化不良 、 痔核 、 鼓腸 、 胃炎 、 食道炎 、 口唇症 、 口唇乾燥 、 嚥下障害 、 歯肉浮腫 、 歯肉痛 、 痔出血 、 口唇障害 、 口唇痛 、 口唇潰瘍 、 嚥下痛 、 食道痛 、 口腔障害 、 口腔粘膜紅斑 、 膵炎 、 口の錯感覚 、 肛門周囲紅斑 、 直腸出血 、 舌変色 、 歯痛 、 早期満腹 、 眼充血 、 流涙増加 、 結膜充血 、 霧視 、 結膜炎 、 眼乾燥 、 眼瞼紅斑 、 眼そう痒症 、 眼瞼浮腫 、 眼瞼下垂 、 眼瞼そう痒症 、 光視症 、 強膜充血 、 ぶどう膜炎 、 視力低下 、 耳鳴 、 難聴 、 聴力低下 、 回転性眩暈 、 背部痛 、 関節痛 、 筋骨格痛 、 頚部痛 、 肋軟骨炎 、 関節硬直 、 関節腫脹 、 筋骨格系胸痛 、 胸痛 、 筋骨格不快感 、 筋骨格硬直 、 肉離れ 、 腎不全 、 排尿躊躇 、 血中クレアチン増加 、 亀頭包皮炎 、 性器発疹 、 性器潰瘍 、 外陰膣そう痒症 、 包茎 、 低マグネシウム血症 、 高カリウム血症 、 脱水 、 低リン酸血症 、 細胞死 、 高カルシウム血症 、 高血糖 、 低血糖 、 血中尿酸増加 、 血中カリウム減少 、 血中ブドウ糖増加 、 血中リン増加 、 AST増加 、 高ビリルビン血症 、 胆管炎 、 肝脾腫大 、 血中ビリルビン増加 、 肝機能検査異常 、 血中アルカリホスファターゼ増加 、 血中乳酸脱水素酵素増加 、 注入に伴う反応 、 顔面浮腫 、 寝汗 、 腋窩痛 、 悪寒 、 インフルエンザ様疾患 、 限局性浮腫 、 局所腫脹 、 粘膜乾燥 、 挫傷 、 擦過傷 、 好酸球増加症 、 白血球数増加 、 血圧上昇 、 鼻炎症 、 上気道炎症 、 浮腫 、 腹部膨満 、 口角口唇炎 、 心窩部不快感 、 軟便 、 う歯 、 頻尿 、 腎機能障害 、 血中クレアチニン増加 、 精巣痛 、 体重増加 、 低アルブミン血症 、 注射部位反応 、 肛門性器疣贅 、 倦怠感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 骨髄機能低下
    • 重度腎機能障害
    • 透析中の末期腎障害
  • 注意
    • 重度腎機能障害
  • 投与に際する指示
    • 重度腎機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
プロベネシド
本剤の血中濃度が上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.本剤投与の適応となる疾患の診断は、病理診断に十分な経験を持つ医師又は施設により行う。
2.臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、添付文書の【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。

用法・用量(添付文書全文)

プララトレキサートとして、1日1回30mg/㎡(体表面積)を3〜5分間かけて、週1回、静脈内投与する。これを6週連続で行い、7週目は休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
2.重度腎機能障害患者では、本剤の血中濃度が上昇することが報告されているため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意する。
3.本剤投与前に患者が次の基準を満たすことを確認する。
[投与可能条件]粘膜炎:Grade1以下、血小板数:初回投与時は10万/μL以上、2回目投与時以降は5万/μL以上、好中球数:1000/μL以上。
GradeはNCI−CTCAE v3.0による。
4.本剤の投与により、副作用が発現した場合には、次の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は投与中止する(なお、減量後、再度増量はしない)。
[休薬、減量又は中止基準]
1).粘膜炎:
(1).Grade2の粘膜炎;Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は30mg/㎡とし、30mg/㎡で再開後に再発した場合には、Grade1に回復するまで休薬し、再度再開する場合の用量は20mg/㎡とするが、20mg/㎡で再開後に再発した場合には、投与中止する。
(2).Grade3の粘膜炎;Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は20mg/㎡とするが、20mg/㎡で再開後に再発した場合には、投与中止する。
(3).Grade4の粘膜炎;投与中止する。
2).血小板数:血小板数5万/μL未満;5万/μL以上に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は次の用量とする(持続期間が2週間未満の場合:休薬前と同一用量、持続期間が2週間以上(1回目)の場合:20mg/㎡)、持続期間が3週間以上の場合又は持続期間2週間以上(2回目)の場合には、投与中止する。
3).好中球数:
(1).好中球数500/μL以上1000/μL未満<発熱なし>;1000/μL以上に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は休薬前と同一用量とするが、持続期間が3週間以上の場合には、投与中止する。
(2).好中球数500/μL以上1000/μL未満<発熱あり>又は好中球数500/μL未満;1000/μL以上に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は次の用量とする(持続期間が2週間未満の場合:休薬前と同一用量、持続期間が2週間以上(1回目)の場合:20mg/㎡)、持続期間が3週間以上の場合又は持続期間2週間以上(2回目)の場合には、投与中止する。
4).前記以外:
(1).Grade3;Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合の用量は20mg/㎡とするが、20mg/㎡で再開後に再発した場合には、投与中止する。
(2).Grade4;投与中止する。
GradeはNCI−CTCAE v3.0による。
5.本剤による副作用を軽減するため、次のように葉酸及びビタミンB12を投与する。
1).本剤初回投与日の10日以上前から、葉酸として1日1回1.0〜1.25mgを連日経口投与し、本剤の投与終了日から30日間は投与を継続する。
2).本剤初回投与日の10日以上前から、ビタミンB12として1回1mgを8〜10週ごとに筋肉内投与し、本剤投与中は、投与を継続する。

副作用(添付文書全文)

再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫患者を対象とした国内第1/2相臨床試験では、安全性評価対象25例中、25例(100%)に副作用が認められた。主な副作用(30%以上)は、口内炎84.0%(21例)、血小板減少症64.0%(16例)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)増加60.0%(15例)、貧血(ヘモグロビン減少を含む)60.0%(15例)、リンパ球減少症52.0%(13例)、好中球減少症44.0%(11例)、白血球減少症44.0%(11例)及びアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)増加40.0%(10例)であった(承認時)。
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫患者を対象とした海外第2相臨床試験では、安全性評価対象111例中、106例(95.5%)に副作用が認められた。主な副作用(25%以上)は、口内炎66.7%(74例)、血小板減少症39.6%(44例)、悪心33.3%(37例)、貧血(ヘモグロビン減少を含む)32.4%(36例)、疲労29.7%(33例)であった(承認時)。
1.重大な副作用
1).口内炎:口内炎(66.7%)が現れることがあるため、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、休薬、減量又は投与中止等、適切な処置を行う。
2).骨髄抑制:血小板減少症(39.6%)、貧血(ヘモグロビン減少を含む)(32.4%)、好中球減少症(24.3%)、白血球減少症(10.8%)、発熱性好中球減少症(3.6%)、リンパ球減少症(1.8%)等が現れることがあるため、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、休薬、減量又は投与中止等、適切な処置を行う。
3).感染症:細菌、真菌又はウイルスによる重篤な感染症(ニューモシスチス肺炎(頻度不明)、敗血症(2.7%)、帯状疱疹(2.7%)、肺炎(2.7%)等)が現れることがあるため、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、休薬、減量又は投与中止等、適切な処置を行う。
4).重度の皮膚障害:中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)、皮膚潰瘍(5.4%)等の重度皮膚障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等の適切な処置を行う。
5).腫瘍崩壊症候群:腫瘍崩壊症候群(0.9%)が現れることがあるので、血清中電解質濃度及び腎機能検査を行う等、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察する。
6).間質性肺疾患:間質性肺疾患(0.9%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).精神・神経系:(5%〜10%未満)頭痛、(5%未満)味覚異常、不眠症、錯感覚、浮動性眩暈、うつ病、感覚鈍麻、末梢性ニューロパチー、蟻走感、記憶障害、神経痛、末梢性感覚ニューロパチー、感覚消失、失神、不安、激越、錯乱状態、妄想。
2).血液・リンパ系:(5%未満)リンパ節痛、脾腫、(頻度不明)好酸球増加症、白血球数増加。
3).循環器(心・血管系):(5%未満)頻脈、心肺停止、心拡大、駆出率減少、低血圧、頚静脈血栓症、鎖骨下静脈血栓症、(頻度不明)血圧上昇。
4).呼吸器:(10%以上)鼻出血、(5%〜10%未満)咽喉頭疼痛、咳嗽、呼吸困難、(5%未満)発声障害、咽頭炎症、咽喉乾燥、胸水、湿性咳嗽、しゃっくり、低酸素症、肺硬化、鼻閉、胸膜痛、肺うっ血、肺塞栓症、逆流性喉頭炎、鼻漏、頻呼吸、咽喉絞扼感、(頻度不明)鼻炎症、上気道炎症。
5).消化器:(10%以上)悪心、嘔吐、下痢、便秘、(5%〜10%未満)上腹部痛、(5%未満)口腔内痛、胃食道逆流性疾患、腹部不快感、口唇炎、肛門炎症、口の感覚鈍麻、腹痛、口渇、消化不良、痔核、鼓腸、胃炎、食道炎、口唇症、口唇乾燥、嚥下障害、歯肉浮腫、歯肉痛、痔出血、口唇障害、口唇痛、口唇潰瘍、嚥下痛、食道痛、口腔障害、口腔粘膜紅斑、膵炎、口の錯感覚、肛門周囲紅斑、直腸出血、舌変色、歯痛、早期満腹、(頻度不明)腹部膨満、口角口唇炎、心窩部不快感、軟便、う歯。
6).眼:(5%〜10%未満)眼刺激、(5%未満)眼充血、流涙増加、結膜充血、霧視、結膜炎、眼乾燥、眼瞼紅斑、眼そう痒症、眼瞼浮腫、眼瞼下垂、眼瞼そう痒症、光視症、強膜充血、ぶどう膜炎、視力低下。
7).耳:(5%未満)耳鳴、難聴、聴力低下、回転性眩暈。
8).筋・骨格系:(5%〜10%未満)四肢痛、筋痙縮、筋肉痛、(5%未満)背部痛、関節痛、筋骨格痛、頚部痛、肋軟骨炎、関節硬直、関節腫脹、筋骨格系胸痛、筋骨格不快感、筋骨格硬直、肉離れ。
9).腎臓・泌尿器:(5%未満)腎不全、排尿躊躇、血中クレアチン増加、(頻度不明)頻尿、腎機能障害、血中クレアチニン増加。
10).乳房・生殖器:(5%未満)亀頭包皮炎、性器発疹、性器潰瘍形成、外陰膣そう痒症、包茎、(頻度不明)精巣痛。
11).代謝:(5%〜10%未満)食欲減退、低カリウム血症、体重減少、(5%未満)低マグネシウム血症、高カリウム血症、高尿酸血症、脱水、低リン酸血症、細胞死、高カルシウム血症、高血糖、低血糖、血中尿酸増加、血中カリウム減少、血中ブドウ糖増加、血中リン増加、(頻度不明)体重増加、低アルブミン血症。
12).肝臓:(5%〜10%未満)ALT増加、(5%未満)AST増加、高ビリルビン血症、胆管炎、肝脾腫大、血中ビリルビン増加、肝機能検査異常、血中アルカリホスファターゼ増加、血中乳酸脱水素酵素増加。
13).投与部位:(5%未満)注入に伴う反応、(頻度不明)注射部位反応。
14).その他:(10%以上)末梢性浮腫、発熱、疲労、(5%〜10%未満)無力症、粘膜炎症、(5%未満)顔面浮腫、寝汗、疼痛、腋窩痛、悪寒、インフルエンザ様疾患、限局性浮腫、局所腫脹、粘膜乾燥、挫傷、擦過傷、胸痛、(頻度不明)肛門性器疣贅、倦怠感、浮腫。
「重大な副作用」及び「その他の副作用」の項について、副作用の発現率は海外第2相臨床試験(PDX−008試験)に基づいて記載した。また、当該試験以外で報告された副作用の発現率は頻度不明とした。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識と経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また、本剤による治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始する。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。
(慎重投与)
1.重度腎機能障害のある患者[血中濃度が上昇し、重篤な副作用が発現する恐れがある。海外製造販売後において、透析中の末期腎障害患者で、本剤初回投与後に中毒性表皮壊死融解症を発現し死亡に至った例が報告されている]。
2.骨髄機能低下のある患者[骨髄機能低下が悪化し、重篤化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
血小板減少症、貧血(ヘモグロビン減少を含む)、好中球減少症、白血球減少症、発熱性好中球減少症、リンパ球減少症等の骨髄抑制が現れることがあるため、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、日和見感染等の発現に注意する。
(相互作用)
併用注意:プロベネシド[本剤の血中濃度が上昇する恐れがあるので、併用を避け、代替の治療薬への変更を考慮し、併用が必要な場合は、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意する(機序は不明である)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、患者の状態を観察しながら投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない(また、妊娠可能な女性及びパートナーが妊娠する可能性のある男性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導する)[動物実験(ラット及びウサギ)において胚毒性・胎仔毒性(胚死亡数高値・胎仔死亡数高値及び着床後胚損失率高値等)が認められている]。
2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[ヒト乳汁中への移行は不明である]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児及び小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
(過量投与)
過量投与が認められた場合には、患者の状態を十分に観察し、必要な対症療法を行う。
(適用上の注意)
1.本剤は黄色澄明の液である。開封前に容器内溶液の状態を観察し、色調の異常や粒子状物質が認められる場合は、使用しない。
2.本剤は投与速度を守り、静脈内投与によってのみ使用する。皮下、筋肉内には投与しない。
3.体表面積に応じて算出された本剤投与量を無菌的に注射筒で吸引し、速やかに使用する。
4.本剤は細胞障害性抗がん剤であるため、投与前の調製及び投与の際は手袋を使用する等、注意する。本剤が皮膚に接触した場合は直ちに石鹸及び水で完全に洗い流す。また、本剤が粘膜に接触した場合、水でしっかりと洗い流す。
(その他の注意)
本剤の遺伝毒性試験のうち、ラット小核試験の用量設定試験で遺伝毒性試験陽性を示唆する結果が報告されている。また、他の葉酸代謝拮抗剤を用いたマウス小核試験で陽性の結果が報告されている。
(取扱い上の注意)
本剤の包装を開封した後も、バイアルを箱に入れて保管する。
(保管上の注意)
遮光で冷蔵(2℃〜8℃)保管する。

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