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フルダラ錠10mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:フルダラビンリン酸エステル錠

製薬会社:サノフィ

薬価・規格: 3741.7円(10mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)詳しく見る

  • DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬
代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)の代表的な商品名
  • アラノンジー
  • フルダラ

効能・効果詳しく見る

  • 慢性リンパ性白血病の血小板減少症
  • 慢性リンパ性白血病の貧血
  • 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫
  • 再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫

注意すべき副作用詳しく見る

悪心食欲不振疲労下痢頭痛上気道炎便秘発疹鼻咽頭炎咽頭炎

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • フルダラビンリン酸エステルとして、40mg/㎡(体表面積)を1日1回5日間連日経口投与し、23日間休薬する
  • これを1クールとし、投与を繰り返す
    • なお、体表面積により、次の投与量を1日用量とする
    • 但し、患者の状態により適宜減量する
  • 体表面積0.89−1.13㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして40mg
  • 体表面積1.14−1.38㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして50mg
  • 体表面積1.39−1.63㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして60mg
  • 体表面積1.64−1.88㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして70mg
  • 体表面積1.89−2.13㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして80mg
  • 体表面積2.14−2.38㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして90mg
  • 体表面積:小数点以下2桁に四捨五入

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重篤な腎障害
    • 溶血性貧血
    • ペントスタチン投与中
    • クレアチニンクリアランス<24時間蓄尿により測定>が30mL/分未満
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

悪心食欲不振疲労下痢頭痛上気道炎便秘発疹鼻咽頭炎咽頭炎CRP上昇

重大な副作用

好中球減少ヘモグロビン減少赤血球減少血小板減少血尿骨髄抑制汎血球減少汎血球減少増悪好中球減少増悪血小板減少増悪ヘモグロビン減少増悪赤血球減少増悪間質性肺炎肺炎呼吸困難精神神経障害錯乱昏睡興奮痙攣発作失明末梢神経障害腫瘍崩壊症候群側腹部痛高リン酸血症低カルシウム血症代謝性アシドーシス腎不全重症日和見感染敗血症B型肝炎ウイルスによる肝炎増悪B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎致命的自己免疫性溶血性貧血自己免疫性血小板減少症赤芽球癆脳出血肺出血消化管出血出血性膀胱炎重篤な皮膚障害皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群中毒性表皮壊死症Lyell症候群口腔粘膜発疹心不全進行性多巣性白質脳症PML意識障害認知障害麻痺症状片麻痺四肢麻痺言語障害

上記以外の副作用

LDH上昇総ビリルビン上昇高尿酸血症Al−P上昇γ−GTP上昇発熱高カリウム血症口内炎胃部不快感不眠眩暈感覚減退しびれ不整脈動悸ALT上昇AST上昇血清アルブミン低下血清総蛋白減少ウロビリン尿表皮剥離蛋白尿低ナトリウム血症クレアチニン上昇体重減少アレルギー性鼻炎喘鳴腹痛消化不良嘔吐浮腫皮膚そう痒症BUN上昇腰痛筋肉痛神経痛味覚異常倦怠感多汗潮紅呼吸障害低酸素低酸素症口唇疱疹脱力感下肢知覚異常手指感覚異常視力障害視神経炎視神経障害下垂手錯感覚脈拍数増加代謝異常膵酵素変化黄疸尿中結晶疼痛水痘悪寒無力症インフルエンザ様症状末梢性浮腫四肢痛粘膜障害

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重篤な腎障害
    • 溶血性貧血
    • ペントスタチン投与中
    • クレアチニンクリアランス<24時間蓄尿により測定>が30mL/分未満
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 感染症
    • 腎機能低下
    • クレアチニンクリアランスが30〜70mL/分
  • 注意
    • B型肝炎
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性
    • HBs抗原陰性かつHBs抗体陽性
  • 投与に際する指示
    • 腎機能低下
    • クレアチニンクリアランスが30〜70mL/分

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 男性
    • 高齢者(65歳〜)
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ペントスタチン 致命的な肺毒性
シタラビン 骨髄抑制等の副作用が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄抑制等の副作用が増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.再発又は難治性の次記疾患:再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫。
    2.貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    慢性リンパ性白血病において、本剤の対象は、未治療例は、原疾患の進展に起因する貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病患者(Rai分類でハイリスク群又はBinet分類でB又はC期)で、既治療例は、少なくとも一種類の標準的なアルキル化剤を含む治療に無効又は進行性の慢性リンパ性白血病患者である。

    用法・用量(添付文書全文)

    フルダラビンリン酸エステルとして、40mg/㎡(体表面積)を1日1回5日間連日経口投与し、23日間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、体表面積により、次の投与量を1日用量とする。但し、患者の状態により適宜減量する。
    体表面積0.89−1.13㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして40mg。
    体表面積1.14−1.38㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして50mg。
    体表面積1.39−1.63㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして60mg。
    体表面積1.64−1.88㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして70mg。
    体表面積1.89−2.13㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして80mg。
    体表面積2.14−2.38㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして90mg。
    体表面積:小数点以下2桁に四捨五入。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.腎機能低下している患者(クレアチニンクリアランスが30〜70mL/分)では、腎機能の低下に応じて次のような目安により投与量を減量し、安全性を確認しながら慎重に投与する:1)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積0.45−0.73㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして20mg、2)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積0.74−1.01㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして30mg、3)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積1.02−1.30㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして40mg、4)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積1.31−1.58㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして50mg、5)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積1.59−1.87㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして60mg、6)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積1.88−2.16㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして70mg、7)クレアチニンクリアランスが70mL/分で体表面積2.17−2.44㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして80mg、8)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積0.53−0.86㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして20mg、9)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積0.87−1.20㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして30mg、10)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積1.21−1.54㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして40mg、11)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積1.55−1.88㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして50mg、12)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積1.89−2.21㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして60mg、13)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積2.22−2.55㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして70mg、14)クレアチニンクリアランスが50mL/分で体表面積2.56−2.89㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして80mg、15)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積0.65−1.05㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして20mg、16)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積1.06−1.47㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして30mg、17)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積1.48−1.88㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして40mg、18)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積1.89−2.30㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして50mg、19)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積2.31−2.71㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして60mg、20)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積2.72−3.13㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして70mg、21)クレアチニンクリアランスが30mL/分で体表面積3.14−3.54㎡:1日用量フルダラビンリン酸エステルとして80mg。
    2.本剤による治療中に高度の骨髄抑制が認められた場合には、次のような目安により、適切に減量、休薬又は投与中止の判断を行う。
    <投与量調整の目安>
    1).低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫:
    (1).骨髄機能の回復の指標:好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上。
    (2).投与量の調節:低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫の本剤による治療中に高度骨髄抑制が認められた場合には、次クール開始にあたり、好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復するまで休薬し、1週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復した場合は40mg/㎡/日で投与を継続し、2週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復した場合は30mg/㎡/日に減量し、2週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復しなかった場合は投与を中止する。
    2).慢性リンパ性白血病:
    (1).骨髄機能の回復の指標:好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上。
    (2).投与量の調節:慢性リンパ性白血病の本剤による治療中に高度骨髄抑制が認められた場合には、次クール開始にあたり、好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復するまで休薬し、2週後までに好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復した場合は40mg/㎡/日で投与を継続し、2週後までに好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復しなかった場合は、好中球数500/mm3以上、及び血小板数50000/mm3以上であれば30mg/㎡/日に減量し、2週後までに好中球数500/mm3未満、又は血小板数50000/mm3未満であれば20mg/㎡/日に減量する。
    3.国内臨床試験において、本剤の6クールを超える投与での低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫に対する有効性及び安全性は確認されていないので、6クールを超えて投与を行う場合には、投与継続について慎重に判断する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫を対象とした国内臨床試験における総症例64例中、64例(100.0%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な自他覚症状は悪心26例(40.6%)、食欲不振23例(35.9%)、疲労22例(34.4%)、下痢20例(31.3%)、血尿15例(23.4%)、頭痛15例(23.4%)、上気道炎13例(20.3%)、便秘13例(20.3%)、発疹12例(18.8%)、鼻咽頭炎10例(15.6%)等であった。主な臨床検査値異常はリンパ球減少62例(96.9%)、白血球減少62例(96.9%)、好中球減少61例(95.3%)、ヘモグロビン減少42例(65.6%)、赤血球減少39例(60.9%)、血小板減少35例(54.7%)、CRP上昇29例(45.3%)、ALT(GPT)上昇27例(42.2%)、AST(GOT)上昇24例(37.5%)、LDH上昇23例(35.9%)、総ビリルビン上昇17例(26.6%)、高尿酸血症15例(23.4%)、Al−P上昇12例(18.8%)、γ−GTP上昇12例(18.8%)等であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    1).骨髄抑制(頻度不明):汎血球減少、好中球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少等が現れる又は汎血球減少増悪、好中球減少増悪、血小板減少増悪、ヘモグロビン減少増悪、赤血球減少増悪等が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    2).間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、咳、発熱等の症状が認められた場合には速やかにX線検査を行い、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    3).精神神経障害(頻度不明):錯乱、昏睡、興奮、痙攣発作、失明、末梢神経障害等の精神神経障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).腫瘍崩壊症候群(頻度不明):腫瘍崩壊症候群(初期症状:側腹部痛、血尿)が現れることがあり、この合併症は高尿酸血症、高リン酸血症、低カルシウム血症、代謝性アシドーシス、高カリウム血症、血尿及び腎不全を伴うことがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う(本剤の治療効果が投与開始後1週間で現れることがあるので、腫瘍崩壊症候群の危険性のある患者では予防措置を講じる)。
    5).重症日和見感染(頻度不明):敗血症、肺炎等の重症日和見感染が現れることがあり、また、B型肝炎ウイルスによる肝炎増悪又はB型肝炎ウイルスによる劇症肝炎を認めることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、抗生剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤の投与等適切な処置を行う。
    6).自己免疫性溶血性貧血(頻度不明):致命的自己免疫性溶血性貧血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、輸血(放射線照射血)、副腎皮質ホルモン剤の投与など適切な処置を行う。
    7).自己免疫性血小板減少症(頻度不明):自己免疫性血小板減少症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    8).赤芽球癆(頻度不明):赤芽球癆が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    9).脳出血、肺出血、消化管出血(頻度不明):脳出血、肺出血、消化管出血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).出血性膀胱炎(頻度不明):出血性膀胱炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、血尿が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    11).重篤な皮膚障害(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、発熱、口腔粘膜発疹、口内炎等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    12).心不全(頻度不明):心不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    13).進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明):進行性多巣性白質脳症(PML)が現れることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状が現れた場合には、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、このような場合には適切な処置を行う。
    1).呼吸器:(5%以上)上気道炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、咳、(5%未満)アレルギー性鼻炎、喘鳴、呼吸困難、(頻度不明)呼吸障害、低酸素(低酸素症)。
    2).消化器:(5%以上)悪心、食欲不振、下痢、便秘、胃部不快感、口内炎、(5%未満)腹痛、消化不良、嘔吐、(頻度不明)口唇疱疹。
    3).精神神経系:(5%以上)頭痛、不眠、眩暈、感覚減退(しびれ)、(頻度不明)脱力感、下肢知覚異常、手指感覚異常、視力障害、視神経炎、視神経障害、下垂手、錯感覚。
    4).循環器:(5%以上)不整脈、動悸、(5%未満)浮腫、(頻度不明)脈拍数増加。
    5).代謝異常:(頻度不明)代謝性アシドーシス、膵酵素変化。
    6).肝臓:(5%以上)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、LDH上昇、総ビリルビン上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇、血清アルブミン低下、血清総蛋白減少、ウロビリン尿、(頻度不明)黄疸。
    7).皮膚:(5%以上)発疹、表皮剥離、(5%未満)皮膚そう痒症。
    8).腎臓:(5%以上)高尿酸血症、蛋白尿、高カリウム血症、低ナトリウム血症、クレアチニン上昇、(5%未満)BUN上昇、低カルシウム血症、(頻度不明)高リン酸血症。
    9).泌尿器:(頻度不明)尿中結晶。
    10).その他:(5%以上)CRP上昇、疲労、発熱、体重減少、(5%未満)腰痛、筋肉痛、神経痛、味覚異常、倦怠感、多汗、潮紅、(頻度不明)疼痛、水痘、悪寒、無力症、インフルエンザ様症状、末梢性浮腫、四肢痛、粘膜障害。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
    2.骨髄抑制により感染症増悪・感染症が発現又は出血傾向増悪・出血傾向が発現等の重篤な副作用が増悪又は発現することがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察する。
    3.遷延性のリンパ球減少により、重症免疫不全増悪又は重症免疫不全が発現する可能性があるので、頻回に臨床検査(血液検査等)を行うなど、免疫不全の徴候について綿密な検査を行う。
    4.致命的自己免疫性溶血性貧血が報告されているので、自己免疫性溶血性貧血の既往歴の有無、クームス試験の結果に拘わらず、溶血性貧血の徴候について綿密な検査を行う。
    5.放射線非照射血の輸血により移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)が現れることがあるので、本剤による治療中又は治療後の患者で輸血を必要とする場合は、照射処理された血液を輸血する。
    6.ペントスタチンとの併用により致命的な肺毒性が報告されているので併用しない。
    なお、本剤使用にあたっては、添付文書を熟読のこと。
    (禁忌)
    1.重篤な腎障害のある患者(クレアチニンクリアランス<24時間蓄尿により測定>が30mL/分未満の患者)[本剤は腎から排泄されるので、排泄遅延により副作用が強く現れる恐れがある]。
    2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。
    3.ペントスタチン投与中の患者。
    4.フルダラビンリン酸エステルにより溶血性貧血を起こしたことのある患者[重篤な溶血性貧血を起こす恐れがある]。
    5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.腎機能低下している患者(クレアチニンクリアランスが30〜70mL/分の患者)[副作用が強く現れる恐れがある]。
    2.感染症を合併している患者[骨髄抑制により感染症が増悪する恐れがある]。
    3.肝障害のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.骨髄抑制により感染症増悪・感染症が発現又は出血傾向増悪・出血傾向が発現等の重篤な副作用が増悪又は発現することがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。また、使用が長期間にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。
    2.遷延性のリンパ球減少(特にCD4陽性リンパ球の減少)により、重症免疫不全増悪又は重症免疫不全が発現する可能性があるので、頻回に臨床検査(血液検査等)を行うなど、免疫不全の徴候について綿密な検査を行う(異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うとともに、カンジダ等の真菌、サイトメガロウイルス等のウイルス、ニューモシスチス・カリニ等による重症日和見感染に注意する)。また、日和見感染の発現を抑制するため、あらかじめ適切な措置を講ずる。
    3.生殖可能な年齢の患者に投与する場合には、性腺に対する影響を考慮する。
    4.B型肝炎ウイルスキャリアの患者又はB型肝炎既往感染者(HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性又はHBs抗原陰性かつHBs抗体陽性)で、本剤の投与により、B型肝炎ウイルス再活性化による肝炎又はB型肝炎ウイルス再活性化による劇症肝炎が現れることがあるので、本剤投与に先立って肝炎ウイルス感染の有無を確認し、本剤投与前に適切な処置を行う(本剤の治療期間中及び治療終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意する)。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:ペントスタチン<コホリン>[致命的な肺毒性が発現することがある(機序は不明)]。
    2.併用注意:
    1).シタラビン[骨髄抑制等の副作用が増強する恐れがある(in vivo試験及びin vitro試験において、シタラビンの活性代謝物であるara−CTPの細胞内濃度の上昇が認められている)]。
    2).他の抗悪性腫瘍剤[骨髄抑制等の副作用が増強する恐れがある(ともに骨髄抑制作用を有する)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、本剤投与前に患者の状態及び臓器機能を十分に検討し確認し、投与開始後は、患者の状態を慎重に観察する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.胎児毒性及び催奇形性が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない。[妊娠中に注射剤の投与を受けた患者で奇形児を出産したとの報告がある]。
    2.授乳中の女性に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験で乳汁中に移行することが認められている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (過量投与)
    1.徴候、症状:外国の急性白血病を対象とした注射剤での臨床試験で、過量投与により失明、昏睡などの重篤な精神神経障害の発現が報告されている。
    2.処置:過量投与時、本剤の投与を中止し、慎重に観察を行うとともに適切な対症療法を行う。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.フルダラビンリン酸エステルと他の抗悪性腫瘍剤で治療された患者に、骨髄異形成症候群、急性白血病、エプスタイン・バーウイルス関連リンパ増殖性疾患が発生したとの報告がある。
    2.注射剤による治療中又は治療後に、皮膚癌の発生、皮膚癌悪化又は皮膚癌再燃が報告されている。
    3.低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫患者を対象に本剤を用いて実施した第2相臨床試験において、白血球数が最低値に至るまでの期間(クールごとの中央値)は8〜14日、好中球数は15〜21日、リンパ球数は7日、ヘモグロビンは14〜21日、血小板数は14〜15日であり、回復までの期間(最低値から、各クール投与開始前のグレードへ改善するまでの期間、クールごとの中央値)は、白血球数:8〜14日、好中球数:7〜8日、リンパ球数:7〜15日、ヘモグロビン:6.5〜8日、血小板数:7〜11日であった。また、全クールを通じての最低値はそれぞれ、49.5日、61.5日、68.5日、72.0日及び89.5日と、投与2〜3クール目にみられた。
    4.動物実験(ラット、イヌ)において精巣毒性が認められ、4週間の休薬期間では回復性が確認されていないので、不妊など性腺に対する影響を考慮する。また、男性において、本剤による治療中、精子DNA損傷が認められたという報告がある。
    (取扱い上の注意)
    小児の手の届かない所に保管するよう指導する。

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