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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
163892.3円(7.7mg1枚)
添付文書

基本情報

薬効分類
アルキル化剤

細胞増殖に必要なDNAに作用しDNA複製阻害作用やDNAの破壊作用により抗がん作用をあらわす薬

アルキル化剤
  • エンドキサン
  • ダカルバジン
  • テモダール
効能・効果
  • 悪性神経膠腫
注意すべき副作用
脳浮腫 、 発熱 、 リンパ球数減少 、 片麻痺 、 悪心 、 嘔吐 、 食欲減退 、 頭痛 、 ALT増加 、 浮腫
用法・用量(主なもの)
  • 腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて、本剤8枚(カルムスチンとして61.6mg)又は適宜減じた枚数を脳腫瘍切除術時の切除面を被覆するように留置する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
発熱 、 リンパ球数減少 、 片麻痺 、 悪心 、 嘔吐 、 食欲減退 、 頭痛 、 ALT増加 、 浮腫 、 低体温 、 失語症
重大な副作用
脳浮腫 、 痙攣 、 大発作痙攣 、 頭蓋内圧上昇 、 水頭症 、 脳ヘルニア 、 創傷治癒不良 、 脳脊髄液漏出 、 創傷治癒遅延 、 創し開 、 創合併症 、 感染症 、 創傷感染 、 膿瘍 、 髄膜炎 、 血栓塞栓症 、 脳梗塞 、 深部静脈血栓症 、 肺塞栓症 、 腫瘍出血 、 脳出血 、 頭蓋内出血 、 出血症状
上記以外の副作用
感覚鈍麻 、 記憶障害 、 半盲 、 単麻痺 、 斜視 、 血小板数減少 、 白血球数増加 、 尿失禁 、 腹部不快感 、 不規則月経 、 CRP増加 、 CK増加 、 CPK増加 、 顔面浮腫 、 無力症 、 倦怠感 、 腫脹 、 腫瘤 、 嚢胞 、 疼痛 、 胸痛 、 体重減少 、 錯乱状態 、 うつ病 、 解離 、 感情不安定 、 不安 、 激越 、 幻覚 、 思考異常 、 人格障害 、 失見当識 、 不眠症 、 妄想症 、 認知症 、 傾眠 、 昏迷 、 ジスキネジー 、 異常感覚 、 会話障害 、 協調運動異常 、 構語障害 、 昏睡 、 錯感覚 、 刺激無反応 、 視野欠損 、 振戦 、 脳神経麻痺 、 眩暈 、 部分発作 、 片頭痛 、 末梢性ニューロパチー 、 嗜眠 、 眼筋麻痺 、 散瞳 、 視神経乳頭浮腫 、 視力障害 、 失明 、 弱視 、 複視 、 霧視 、 羞明 、 耳鳴 、 白血球数減少 、 プロトロンビン量減少 、 汎血球減少症 、 貧血 、 血液量減少症 、 肝機能検査異常 、 Al−P増加 、 尿閉 、 膀胱感覚消失 、 頻尿 、 多尿 、 尿糖 、 ショック 、 高血圧 、 低血圧 、 チアノーゼ 、 頻脈 、 心電図異常 、 心拍出量異常 、 下痢 、 便秘 、 皮膚そう痒症 、 皮膚変色 、 蕁麻疹 、 多汗症 、 発疹 、 筋攣縮 、 筋骨格硬直 、 頚部痛 、 背部痛 、 四肢痛 、 筋力低下 、 しゃっくり 、 呼吸困難 、 誤嚥性肺炎 、 尿崩症 、 高血糖 、 脱水 、 低ナトリウム血症 、 低マグネシウム血症 、 敗血症 、 カンジダ症 、 帯状疱疹 、 尿路感染 、 蜂巣炎 、 処置後血腫 、 切開部位痛 、 切開部位浮腫 、 切開部位紅斑 、 帽状腱膜下血腫 、 創腐敗 、 創部炎症 、 髄液貯留 、 脳室炎 、 嚢胞性リンパ管腫 、 髄液細胞増加

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦

相互作用

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

悪性神経膠腫。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.本剤は、術中迅速病理組織診断等により組織型を確認の上、留置する。
2.本剤からのカルムスチンの浸透範囲、臨床試験に組み入れられた患者の腫瘍切除率及び組織型等について、添付文書の【薬物動態】及び【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行う。

用法・用量(添付文書全文)

腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて、本剤8枚(カルムスチンとして61.6mg)又は適宜減じた枚数を脳腫瘍切除術時の切除面を被覆するように留置する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤は、切除腔の大きさ・形状により、わずかに重なりあって留置することは可能であるが、組織表面と接しない切除腔に充填しない。
2.本剤を分割して使用した場合の有効性及び安全性は確立していない。
3.本剤を2回以上留置した場合の有効性及び安全性は確立していない。

副作用(添付文書全文)

<国内臨床試験>
国内で行われた臨床試験(24例)において副作用(臨床検査値異常を含む)発現症例は13例(54.2%)で、主な副作用は、脳浮腫6例(25.0%)、発熱3例(12.5%)、リンパ球数減少3例(12.5%)、片麻痺(不全片麻痺を含む)3例(12.5%)、悪心2例(8.3%)、嘔吐2例(8.3%)、食欲減退2例(8.3%)、頭痛2例(8.3%)、ALT(GPT)増加2例(8.3%)であった(承認時)。
1.重大な副作用
1).痙攣、大発作痙攣(頻度不明):痙攣、大発作痙攣が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、抗痙攣剤投与等の適切な処置を行う。
2).脳浮腫、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニア:脳浮腫(25.0%)、頭蓋内圧上昇(頻度不明)、水頭症(頻度不明)、脳ヘルニア(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
3).創傷治癒不良(頻度不明):創傷治癒に影響を及ぼす可能性が考えられ、脳脊髄液漏出、創傷治癒遅延による創し開、創合併症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
4).感染症(頻度不明):創傷感染、膿瘍、髄膜炎等の感染症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
5).血栓塞栓症(頻度不明):脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
6).出血(頻度不明):腫瘍出血、脳出血、頭蓋内出血等の出血症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).全身症状:(5%以上)発熱、(1〜5%未満)低体温、浮腫、(頻度不明)顔面浮腫、無力症、倦怠感、腫脹、腫瘤、嚢胞、疼痛、胸痛、体重減少。
2).精神神経系:(5%以上)頭痛、片麻痺、(1〜5%未満)失語症、感覚鈍麻、記憶障害、半盲、単麻痺、(頻度不明)錯乱状態、うつ病、解離、感情不安定、激越、幻覚、思考異常、人格障害、不安、失見当識、不眠症、妄想症、認知症、傾眠、昏迷、ジスキネジー、異常感覚、会話障害、協調運動異常、構語障害、昏睡、錯感覚、刺激無反応、視野欠損、振戦、脳神経麻痺、眩暈、部分発作、片頭痛、末梢性ニューロパチー、嗜眠。
3).感覚器:(1〜5%未満)斜視、(頻度不明)眼筋麻痺、散瞳、視神経乳頭浮腫、視力障害、失明、弱視、複視、霧視、羞明、耳鳴。
4).血液:(5%以上)リンパ球数減少、(1〜5%未満)血小板数減少、白血球数増加、(頻度不明)白血球数減少、プロトロンビン量減少、汎血球減少症、貧血、血液量減少症。
5).肝臓:(5%以上)ALT増加(GPT増加)、(頻度不明)肝機能検査異常、Al−P増加。
6).腎臓・泌尿器:(1〜5%未満)尿失禁、(頻度不明)尿閉、膀胱感覚消失、頻尿、多尿、尿糖。
7).循環器:(頻度不明)ショック、高血圧、低血圧、チアノーゼ、頻脈、心電図異常、心拍出量異常。
8).消化器:(5%以上)悪心、嘔吐、食欲減退、(1〜5%未満)腹部不快感、(頻度不明)下痢、便秘。
9).皮膚:(頻度不明)皮膚そう痒症、皮膚変色、蕁麻疹、多汗症、発疹。
10).筋骨格系:(頻度不明)筋攣縮、筋骨格硬直、頚部痛、背部痛、四肢痛、筋力低下。
11).呼吸器:(頻度不明)しゃっくり、呼吸困難、誤嚥性肺炎。
12).代謝・内分泌:(頻度不明)尿崩症、高血糖、脱水、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症。
13).感染症:(頻度不明)敗血症、カンジダ症、帯状疱疹、尿路感染、蜂巣炎。
14).その他:(1〜5%未満)不規則月経、CRP増加、CK増加(CPK増加)、(頻度不明)処置後血腫、切開部位痛、切開部位浮腫、切開部位紅斑、帽状腱膜下血腫、創腐敗、創部炎症、髄液貯留、脳室炎、嚢胞性リンパ管腫、髄液細胞増加。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、悪性脳腫瘍の外科手術及び薬物療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の留置が適切と判断される症例についてのみ実施する。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
(重要な基本的注意)
1.腫瘍切除術後に切除腔から脳室系に至る間隙が認められる場合には、本剤の留置前に切除腔から脳室系に至る間隙を閉鎖する等の対応を行った上で本剤を留置する[本剤が脳室系に移行して水頭症が発症する恐れがある]。
2.本剤留置患者において、脳脊髄液漏出が認められることがあるので、手術時の硬膜閉鎖等の処置を適切に実施する。
3.本剤留置後のCT及びMRI検査において、切除腔周囲の脳組織に造影増強が認められた場合には、本剤の留置又は腫瘍の増大に起因する可能性があることに留意し、適切な処置を検討する。
4.本剤留置部位に気体の貯留が認められることがあり、神経症状を発現した例も報告されているので、本剤留置後は、片麻痺、失語症、意識障害等の神経症状の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、留置しない(妊娠可能な婦人には、本剤留置後最低2週間は適切な避妊法を用いるよう指導し、パートナーが妊娠する可能性のある男性についても最低3カ月間は適切な避妊法を用いるよう指導する)[本剤の有効成分であるカルムスチンを妊娠動物(ウサギ、ラット)に投与したときに胎仔毒性や催奇形性が、雄動物(ラット)に投与したときに授胎能低下、胚死亡増加が認められたとの報告がある]。
2.授乳中の婦人に留置する場合は、授乳を中止させる[動物実験(ラット)で14C標識カルムスチンを静脈内投与したとき、放射能の乳汁移行が認められている]。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.薬剤交付時:
1).本剤(二重のアルミラミネート袋入り)は、保存庫(−15℃以下)から、未開封のまま手術室に運び、脳内留置の準備ができるまで開封しない。
2).本剤は、室温で6時間まで安定である(未開封時)。
3).室温で6時間以内の本剤(未開封)は、1回のみ再凍結(−15℃以下)保存できるが、再凍結後の本剤は、6カ月以内に使用する。
2.二重のアルミラミネート袋の開封:本剤は、割れやすいため、開封時の留意点等を別に示す[添付文書の説明図参照]。
3.脳内留置時:
1).腫瘍を切除して十分に止血した後、切除面をできるだけ被覆するように、本剤を留置する(なお、切除腔の大きさ・形状により、本剤がわずかに重なり合って留置することは可とする)[添付文書の説明図参照]。
2).搬送による衝撃等により、開封時に本剤が割れていた場合は、原則使用せずに廃棄する[本剤をほぼ同じ大きさに2分割したとき、カルムスチン放出性は未分割の製剤と同様であったが、分割して使用した場合の有効性及び安全性は確立していない]。
(その他の注意)
本剤の有効成分であるカルムスチンは、他のアルキル化剤と同様に遺伝毒性を有し、マウス、ラットのリンパ組織腫瘍、肺腫瘍等の腫瘍が発生したとの報告がある。
(取扱い上の注意)
カルムスチンが皮膚に接触すると、重度の熱傷と色素沈着を来す恐れがあるので、本剤の取扱い時には十分に注意する。
(「ギリアデル脳内留置用剤7.7mg」の開封時の留意点について)
1.本剤の開封前に、手術用手袋を二重に着用する。
2.本剤の取扱いが終了するまで、手袋を着用したままにする(本剤が皮膚に接触すると重度の熱傷と色素沈着を来す恐れがある)。
3.
1).外袋の開封用の角を、ゆっくりと引っ張って開ける。
注意:外袋を勢いよくはがさない。本剤に外圧がかかると破損する可能性がある。
2).内袋(滅菌済み)の端を慎重に、指又は滅菌済みのピンセットでしっかりつまんで取り出す(つまんだまま、次の操作で内袋をカットするため)。
3).内袋の端をつまんで、滅菌済みのハサミで内袋を円弧状にカットする(円弧状にすると本剤を取り出しやすい)。
4).本剤を、内袋からゆっくりと滅菌済みのピンセットで取り出し、腫瘍切除腔へ留置する。
注:本剤の開封に使用したピンセット、ハサミは、手術に使用しない。
(「ギリアデル脳内留置用剤7.7mg」の廃棄について)
次のように扱われた本剤及びその他廃材は、廃棄物専用容器に廃棄する。
1.開封後、脳内に留置する前に誤って本剤を落としたものは、廃棄物専用容器に廃棄する。
2.室温で6時間を経過した未開封の本剤は、廃棄物専用容器に廃棄する。
3.再凍結後6カ月を経過した未開封の本剤は、廃棄物専用容器に廃棄する。
4.本剤の留置時に使用した二重の手術用手袋の外側の手袋及びその他廃材は、廃棄物専用容器に廃棄する。
(「ギリアデル脳内留置用剤7.7mg」の腫瘍切除面への留置について)
1.本剤の留置前に、腫瘍切除面が十分に止血できていることを確認する。
2.腫瘍切除面を被覆するように、本剤を留置する(最大8枚まで)。
3.腫瘍切除腔の大きさ・形状により、本剤がわずかに重なり合って留置することは可能である。
注意:腫瘍切除面を被覆するように本剤を留置したら、それ以上、本剤の留置は行わない。留置枚数が7枚以下の場合、残った本剤を組織表面と接しない切除腔に充填しない。
(保管上の注意)
遮光して、−15℃以下。

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