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マブリン散1%基本情報

一般名:ブスルファン散

製薬会社:大原薬品

薬価・規格: 112.4円(1%1g) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

アルキル化剤詳しく見る

  • 細胞増殖に必要なDNAに作用しDNA複製阻害作用やDNAの破壊作用により抗がん作用をあらわす薬
アルキル化剤の代表的な商品名
  • エンドキサン
  • ダカルバジン
  • テモダール

効能・効果詳しく見る

  • 真性多血症の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 慢性骨髄性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解

注意すべき副作用詳しく見る

骨髄抑制汎血球減少白血球減少血小板減少貧血間質性肺炎肺線維症発熱咳嗽呼吸困難

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.慢性骨髄性白血病の場合:1).投与法1:ブスルファンとして、初期1日4〜6mgを脾臓の縮小をみながら経口投与し、白血球数が15000/mm3前後に減少すれば1日2mg又はそれ以下に減量する
  • 維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する
  • 2).投与法2:ブスルファンとして、最初から1日2mg又はそれ以下を経口投与し、白血球数並びに脾臓の縮小をみながら白血球数が15000/mm3前後になるまで投与する
  • 維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する
    • なお、いずれの方法でも、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.真性多血症の場合:ブスルファンとして、1日2〜4mgから経口投与し、血液所見をみながら1日6mgまで漸増する
  • 緩解後は減量維持する
    • なお、血液所見、年齢、症状等により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な過敏症

副作用

主な副作用

黄疸腎障害食欲不振悪心嘔吐潰瘍性口内炎舌炎下痢過敏症発疹蕁麻疹

重大な副作用

骨髄抑制汎血球減少白血球減少血小板減少貧血間質性肺炎肺線維症発熱咳嗽呼吸困難呼吸器症状白内障

上記以外の副作用

皮膚色素沈着脱毛黒皮症消化障害疲労脱力体重減少陰萎睾丸萎縮無精子症無月経卵巣線維症無汗症女性型乳房

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な過敏症
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 感染症
    • 骨髄抑制
    • 腎障害
    • 水痘
    • 肺障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・小児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
イトラコナゾール 本剤の血漿中濃度が上昇し本剤の作用が増強
メトロニダゾール 本剤の血漿中濃度が上昇し本剤の作用が増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解:慢性骨髄性白血病、真性多血症。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.慢性骨髄性白血病の場合:
    1).投与法1:ブスルファンとして、初期1日4〜6mgを脾臓の縮小をみながら経口投与し、白血球数が15000/mm3前後に減少すれば1日2mg又はそれ以下に減量する。維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する。
    2).投与法2:ブスルファンとして、最初から1日2mg又はそれ以下を経口投与し、白血球数並びに脾臓の縮小をみながら白血球数が15000/mm3前後になるまで投与する。維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する。
    なお、いずれの方法でも、年齢、症状により適宜増減する。
    2.真性多血症の場合:ブスルファンとして、1日2〜4mgから経口投与し、血液所見をみながら1日6mgまで漸増する。緩解後は減量維持する。なお、血液所見、年齢、症状等により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).骨髄抑制:汎血球減少、白血球減少、血小板減少、貧血等の骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    2).間質性肺炎、肺線維症:間質性肺炎、肺線維症等が現れることがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状が現れた場合には、速やかに胸部X線等の検査を行い、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    3).白内障:白内障が現れることがある。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).肝臓:(頻度不明)黄疸。
    2).腎臓:(頻度不明)腎障害。
    3).消化器:(頻度不明)食欲不振、悪心、嘔吐、潰瘍性口内炎、舌炎、下痢。
    4).過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹[投与を中止する]。
    5).皮膚:(頻度不明)皮膚色素沈着、脱毛、副腎皮質不全症に類似した黒皮症(消化障害、疲労、脱力、体重減少をときどき伴う)。
    6).性腺:(頻度不明)陰萎、睾丸萎縮、無精子症、無月経、卵巣線維症。
    7).その他:(頻度不明)無汗症、女性型乳房。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.肝障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    2.腎障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    3.骨髄抑制のある患者[骨髄抑制を増悪させる恐れがある]。
    4.感染症を合併している患者[骨髄抑制により感染を増悪させる恐れがある]。
    5.肺障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    6.水痘患者[致命的全身障害が現れることがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.骨髄抑制、肺線維症等の重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行う。また、使用が長期間にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。
    2.感染症の発現又は感染症増悪・出血傾向の発現又は出血傾向増悪に十分注意する。
    3.小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。
    4.小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。
    5.急性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)、固形癌等の二次発癌が発生することがあるので、十分注意する。
    (相互作用)
    併用注意:イトラコナゾール、メトロニダゾール[本剤の血漿中濃度が上昇し本剤の作用が増強することがある(機序は不明であるが、本剤の血漿中濃度を上昇させることがある)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では腎機能等生理機能が低下していることが多く、副作用が現れやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[ラットの器官形成期に経口投与したとき、骨格異常が認められている]。
    2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (その他の注意)
    ラットに経口投与した実験で腫瘍が発生したとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    注意:薬品微粉末を吸入しないよう注意する。

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