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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

イベニティ皮下注105mgシリンジの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
25119円(105mg1.17mL1筒)
添付文書

基本情報

薬効分類
ロモソズマブ(骨粗しょう症治療薬)

骨をつくる過程(骨形成)を抑える因子となるスクレロスチンという物質の働きを抑えることで、骨形成を促進し、骨量の減少を抑え、骨密度を増やして骨折を予防する薬

ロモソズマブ(骨粗しょう症治療薬)
  • イベニティ
効能・効果
  • 骨折の危険性の高い骨粗鬆症
注意すべき副作用
関節痛 、 注射部位疼痛 、 注射部位紅斑 、 鼻咽頭炎 、 注射部位反応 、 末梢性浮腫 、 過敏症 、 発疹 、 皮膚炎 、 蕁麻疹
用法・用量(主なもの)
  • ロモソズマブ(遺伝子組換え)として210mgを1カ月に1回、12カ月皮下投与する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 低カルシウム血症
    • 1年以内の虚血性心疾患
    • 1年以内の脳血管障害

副作用

主な副作用
関節痛 、 注射部位疼痛 、 注射部位紅斑 、 鼻咽頭炎 、 注射部位反応 、 末梢性浮腫 、 過敏症 、 発疹 、 皮膚炎 、 蕁麻疹 、 血管浮腫
重大な副作用
低カルシウム血症 、 QT延長 、 痙攣 、 テタニー 、 しびれ 、 失見当識 、 顎骨壊死 、 顎骨骨髄炎 、 大腿骨転子下非定型骨折 、 近位大腿骨骨幹部非定型骨折
上記以外の副作用
多形紅斑 、 頭痛 、 咳嗽 、 頚部痛 、 筋痙縮

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 低カルシウム血症
    • 1年以内の虚血性心疾患
    • 1年以内の脳血管障害
  • 慎重投与
    • 透析
    • 重度腎機能障害
    • eGFR30mL/min/1.73㎡未満
  • 注意
    • 悪性腫瘍
    • 低カルシウム血症
    • 放射線療法
    • 化学療法
    • コルチコステロイド治療
    • 口腔の不衛生
    • 歯科処置
    • マグネシウム異常
    • intact−PTH異常
    • 虚血性心疾患のリスクが高い
    • 血管新生阻害剤治療
    • 骨・ミネラル代謝異常
    • 脳血管障害のリスクが高い
    • 1年以内の虚血性心疾患
    • 1年以内の脳血管障害
  • 投与に際する指示
    • 低カルシウム血症
    • マグネシウム異常
    • intact−PTH異常
    • 骨・ミネラル代謝異常
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 男性
    • 閉経後(50歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
化学療法
顎骨壊死
血管新生阻害薬治療
顎骨壊死
副腎皮質ホルモン剤
顎骨壊死
化学療法
顎骨骨髄炎
血管新生阻害薬治療
顎骨骨髄炎
副腎皮質ホルモン剤
顎骨骨髄炎

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

骨折の危険性の高い骨粗鬆症。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会の診断基準における次の重症度に関する記載等を参考に、本剤の適用にあたっては、骨折の危険性の高い患者を対象とする;1)骨密度値が−2.5SD以下で1個以上の脆弱性骨折を有する、2)腰椎骨密度が−3.3SD未満、3)既存椎体骨折の数が2個以上、4)既存椎体骨折の半定量評価法結果がグレード3。
2.本剤の投与にあたっては、本剤のベネフィットとリスクを十分に理解した上で、適用患者を選択する。

用法・用量(添付文書全文)

ロモソズマブ(遺伝子組換え)として210mgを1カ月に1回、12カ月皮下投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤の骨折抑制効果は12カ月の投与で検証されており、12カ月を超えた投与では検討されていない(また、本剤投与終了後に原則として適切な骨粗鬆症薬による治療を継続する)。
2.ロモソズマブ(遺伝子組換え)210mgを投与するために、本剤2本を皮下に投与する。
3.本剤の投与が予定から遅れた場合は可能な限り速やかに投与を行い、以後、その投与を基点とし、1カ月間隔で投与する。

副作用(添付文書全文)

骨粗鬆症患者を対象とした主要なプラセボ対照国際共同第3相試験(20070337試験及び20110174試験)で本剤の投与を受けた3,744例中615例(16.4%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は、関節痛(1.9%)、注射部位疼痛(1.3%)、注射部位紅斑(1.1%)、鼻咽頭炎(1.0%)であった(承認時)。
1.重大な副作用
1).低カルシウム血症(頻度不明):QT延長、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識等を伴う低カルシウム血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、低カルシウム血症が認められた場合には、カルシウム及びビタミンDの補充に加えて、緊急時には、カルシウムの点滴投与を併用するなど、適切な処置を速やかに行う。
2).顎骨壊死・顎骨骨髄炎(頻度不明):顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
3).大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折(頻度不明):大腿骨転子下非定型骨折及び近位大腿骨骨幹部非定型骨折を生じることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).一般・全身障害及び投与部位の状態:(1%以上)注射部位反応(注射部位疼痛、注射部位紅斑等)、(1%未満)末梢性浮腫。
2).免疫系障害:(1%未満)過敏症(発疹、皮膚炎、蕁麻疹、血管浮腫、多形紅斑等)。
3).感染症及び寄生虫症:(1%以上)鼻咽頭炎。
4).神経系障害:(1%未満)頭痛。
5).呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(1%未満)咳嗽。
6).筋骨格系及び結合組織障害:(1%以上)関節痛、(1%未満)頚部痛、筋痙縮。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
海外で実施されたアレンドロン酸ナトリウムを対照とした比較試験において、心血管系事象(虚血性心疾患又は脳血管障害)の発現割合がアレンドロン酸ナトリウム群に比較して本剤群で高い傾向が認められており、また、市販後において、本剤との関連性は明確ではないが、重篤な心血管系事象を発現し死亡に至った症例も報告されているので、本剤の投与にあたっては、骨折抑制のベネフィットと心血管系事象の発現リスクを十分に理解した上で、適用患者を選択する。
また、本剤による治療中は、心血管系事象の発現がないか注意深く観察するとともに、徴候や症状が認められた場合には速やかに医療機関を受診するよう指導する。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.低カルシウム血症の患者[低カルシウム血症が悪化する恐れがある]。
(慎重投与)
重度腎機能障害患者(eGFR30mL/min/1.73㎡未満)あるいは透析を受けている患者[低カルシウム血症が発現しやすい]。
(重要な基本的注意)
1.低カルシウム血症やマグネシウム異常、intact−PTH異常等の骨・ミネラル代謝異常がある場合には、本剤投与前にあらかじめ治療する。
2.本剤投与中は適切なカルシウム及びビタミンDの補給を行う。本剤投与後に血清カルシウム値低下する可能性があるので、低カルシウム血症の徴候や症状がないか観察し、血清カルシウム値に注意する(なお、臨床試験では、本剤投与後2週間から1カ月の時点で血清カルシウム値の低下が認められている)。
3.本剤を投与する場合には、虚血性心疾患及び脳血管障害の徴候や症状を患者に説明し、徴候や症状が認められた場合は、速やかに医療機関を受診するよう指導する。
4.虚血性心疾患のリスクが高い又は脳血管障害のリスクが高い患者への投与は、本剤の骨折抑制のベネフィットと心血管系事象の発現リスクを考慮して判断する。少なくとも、過去1年以内の虚血性心疾患又は過去1年以内の脳血管障害の既往歴のある患者に対して、本剤の投与は避ける。
5.本剤による投与終了後、骨吸収が一過性に亢進したことから、本剤の治療を終了又は中止する場合には、本剤治療終了後又は中止後に骨吸収抑制薬の使用を考慮する。
6.顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れることがあるので、次の点に留意する。
1).顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れるリスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、血管新生阻害剤治療、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。
2).本剤の投与前は、口腔内の管理状態を確認する。また、患者に対し、必要に応じて、適切な歯科治療を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導する。
3).患者に対し、本剤投与中は口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知することを説明し、異常が認められた場合には歯科又は口腔外科を受診するよう指導する。
4).本剤投与中に顎骨壊死を発症した又は発症の疑いのある患者に対し、歯科又は口腔外科を受診するよう指導する。
5).本剤の中止は本剤の有益性と危険性を考慮して判断する。
7.骨吸収抑制作用を有するビスホスホネート系薬剤を長期使用している患者において、非外傷性大腿骨転子下非定型骨折及び非外傷性近位大腿骨骨幹部非定型骨折が発現したとの報告がある。これらの報告では、完全骨折が起こる数週間から数カ月前に大腿部痛や鼠径部痛等の前駆痛が認められている報告もあることから、このような症状が認められた場合には、X線検査等を行い、適切な処置を行う。また、両側性の骨折が生じる可能性があることから、片側非定型骨折が起きた場合には、反対側の大腿骨の症状等を確認し、X線検査を行うなど、慎重に観察する(X線検査時には骨皮質の肥厚等、特徴的な画像所見がみられており、そのような場合には適切な処置を行う)。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する(ラットを用いた生殖発生毒性試験において、ヒトの曝露量(本剤210mgを1カ月に1回投与時のAUC)の30倍以上の曝露量となる用量を投与した母動物の胎仔に、ヒトには存在しない解剖学的構造である胎仔第6頚椎椎弓化骨不全の発現率の増加が認められたが、出生仔では認められず、胎仔発育遅延と考えられており、また、ヒトの曝露量(本剤210mgを1カ月に1回投与時のAUC)の32倍の曝露量となる用量を投与した75匹中1匹の母動物の同腹胎仔に、胎仔外表奇形及び胎仔骨格奇形(胎仔合指症や胎仔多指症を含む)が認められた)。
2.治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討する[本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、ヒトIgGは乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
1.投与前:
1).投与前30分程度、遮光した状態(外箱に入れた状態)で室温に戻してから投与する。
2).激しく振盪しない。
3).内容物を目視により確認し、変色、にごり、浮遊物が認められる場合は使用しない。
2.投与時:注射部位は上腕部、腹部又は大腿部とし、同一部位への反復投与は行わない。皮膚が敏感なところ、挫傷・発赤又は硬結している部位への注射は避ける。
(その他の注意)
1.海外で実施されたアレンドロン酸ナトリウムを対照とした比較対照試験(4,054例)の二重盲検期(12カ月間)において、心血管系事象による死亡、心筋梗塞、及び脳卒中の発現割合はアレンドロン酸ナトリウム群に比較して本剤群で高い傾向が認められた(心血管系事象による死亡:本剤群17例(0.8%)及びアレンドロン酸ナトリウム群12例(0.6%)、心筋梗塞:本剤群16例(0.8%)及びアレンドロン酸ナトリウム群5例(0.2%)、脳卒中:本剤群13例(0.6%)及びアレンドロン酸ナトリウム群7例(0.3%))。一方、国際共同第3相プラセボ対照比較試験(7,157例:日本人489例を含む)の二重盲検期(12カ月間)では、心血管系事象による死亡、心筋梗塞、及び脳卒中の発現割合はプラセボ群と本剤群で同程度であった(心血管系事象による死亡:本剤群17例(0.5%)及びプラセボ群15例(0.4%)、心筋梗塞:本剤群9例(0.3%)及びプラセボ群8例(0.2%)、脳卒中:本剤群8例(0.2%)及びプラセボ群10例(0.3%))。
2.本剤210mgを1カ月に1回投与された閉経後女性5,914例において、抗ロモソズマブ抗体が1,072例(18.1%)に、中和抗体が50例(0.8%)に認められた。本剤210mgを1カ月に1回投与された男性162例において、抗ロモソズマブ抗体が28例(17.3%)、中和抗体が1例(0.6%)に認められた。
(取扱い上の注意)
遮光を保つため、本剤は外箱に入れた状態で保存する。
(保管上の注意)
凍結を避け、2〜8℃に保存する。

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