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カロリールゼリー40.496%の基本情報
基本情報
- 高アンモニア血症の精神神経障害の改善
- 高アンモニア血症の手指振戦の改善
- 高アンモニア血症の脳波異常の改善
- 産婦人科術後の排ガスの促進
- 産婦人科術後の排便の促進
- 1日量として、本剤48.1〜96.2gを高アンモニア血症の場合3回、産婦人科術後の排ガス・排便の目的には朝夕2回に分けて経口投与する
- 年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- ガラクトース血症
- 慎重投与
- 糖尿病
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- α−グルコシダーゼ阻害剤
- 消化器系副作用が増強
- アカルボース
- 消化器系副作用が増強
処方理由
添付文書
1.高アンモニア血症に伴う次記症候の改善:精神神経障害、手指振戦、脳波異常。
2.産婦人科術後の排ガスの促進・排便の促進。
1日量として、本剤48.1〜96.2gを高アンモニア血症の場合3回、産婦人科術後の排ガス・排便の目的には朝夕2回に分けて経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1日量は、本剤3〜6個に相当する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない為、発現頻度は不明である。
次のような副作用が現れた場合には、減量、休薬など適切な処置を行う。
消化器:下痢[水様便が惹起された場合には投与量を減ずるか、又は投与を中止する]、腹鳴、鼓腸、腹痛、食欲不振、嘔気。
(禁忌)
ガラクトース血症の患者[本剤はラクツロースのほか、ガラクトース(8.4%以下)及び乳糖(4.6%以下)を含有する]。
(慎重投与)
糖尿病の患者[本剤はラクツロースのほか、ガラクトース(8.4%以下)及び乳糖(4.6%以下)を含有する]。
(相互作用)
併用注意:α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース等)[消化器系副作用が増強される可能性がある(アカルボースにより増加する未消化多糖類及びラクツロースは、共に腸内細菌で分解されるため、併用により腸内ガスの発生や下痢等が増加する可能性がある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(取扱い上の注意)
1.本剤は天然の成分を含有するため、色調に変化がみられることがあるが、服用上さしつかえない。
2.安定性試験:添加物変更前後の製品における相対比較試験(40℃、相対湿度75%、3カ月間)の結果、両者は同等であることが確認されたため、添加物変更品においても通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。