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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

スイニー錠100mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
57.5円(100mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
DPP-4阻害薬

体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬

DPP-4阻害薬
  • グラクティブ,ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ
効能・効果
  • 2型糖尿病
注意すべき副作用
便秘 、 腹痛 、 下痢 、 胃炎 、 腹部不快感 、 血中アミラーゼ上昇 、 悪心 、 腸炎 、 鼓腸 、 消化性潰瘍
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはアナグリプチンとして1回100mgを1日2回朝夕に経口投与する
    • なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を200mgまで増量することができる
  • (用法及び用量に関連する注意)重度以上の腎機能障害患者では、次を目安に用量調節すること〔9.2.1、16.6.1参照〕
  • 重度腎機能障害患者/末期腎不全患者:クレアチニンクリアランス<30mL/分、血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性、血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性;投与量100mg、1日1回
  • 末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない
  • 血清クレアチニン値:クレアチニンクリアランスに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病

副作用

主な副作用
便秘 、 腹痛 、 下痢 、 胃炎 、 腹部不快感 、 血中アミラーゼ上昇 、 悪心 、 腸炎 、 鼓腸 、 消化性潰瘍 、 消化不良
重大な副作用
低血糖 、 重篤な低血糖症状 、 低血糖症状 、 意識消失 、 腸閉塞 、 高度便秘 、 腹部膨満 、 持続する腹痛 、 嘔吐 、 急性膵炎 、 持続的な激しい腹痛 、 類天疱瘡 、 水疱 、 びらん
上記以外の副作用
胃食道逆流性疾患 、 過敏症 、 発疹 、 そう痒 、 ALT上昇 、 AST上昇 、 γ−GTP上昇 、 めまい 、 貧血 、 白血球数増加 、 便潜血陽性 、 鼻咽頭炎 、 浮腫 、 CK上昇 、 尿中血陽性 、 血中尿酸上昇 、 血中クレアチニン上昇 、 蜂巣炎 、 腎嚢胞 、 倦怠感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 注意
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 腸閉塞
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 重度腎機能障害
    • 腹部手術
    • 透析中の末期腎不全
    • 末期腎不全
    • クレアチニンクリアランス<30mL/分
    • 血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性
    • 重度以上の腎機能障害
  • 投与に際する指示
    • 重度腎機能障害
    • 透析中の末期腎不全
    • 末期腎不全
    • クレアチニンクリアランス<30mL/分
    • 血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性
    • 重度以上の腎機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)
    • 血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性
    • 血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性
  • 投与に際する指示
    • 血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性
    • 血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
糖尿病用薬
低血糖症状
スルホニルウレア系薬剤
低血糖症状
α−グルコシダーゼ阻害剤
低血糖症状
ビグアナイド系製剤
低血糖症状
チアゾリジン系薬剤
低血糖症状
速効型食後血糖降下剤
低血糖症状
GLP−1アナログ
低血糖症状
SGLT2阻害剤
低血糖症状
インスリン製剤
低血糖症状
スルホニルウレア系薬剤
低血糖のリスクが増加
速効型食後血糖降下剤
低血糖のリスクが増加
インスリン製剤
低血糖のリスクが増加
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤
血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下
β−遮断剤
血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下
サリチル酸製剤
血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下
モノアミン酸化酵素阻害剤
血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下
フィブラート系薬剤
血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤
血糖降下作用の減弱により血糖が上昇
エピネフリン
血糖降下作用の減弱により血糖が上昇
副腎皮質ホルモン剤
血糖降下作用の減弱により血糖が上昇
甲状腺ホルモン剤
血糖降下作用の減弱により血糖が上昇
ジゴキシン
血漿中濃度がわずかに増加

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

2型糖尿病。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはアナグリプチンとして1回100mgを1日2回朝夕に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を200mgまで増量することができる。
(用法及び用量に関連する注意)
重度以上の腎機能障害患者では、次を目安に用量調節すること〔9.2.1、16.6.1参照〕。
重度腎機能障害患者/末期腎不全患者:クレアチニンクリアランス<30mL/分、血清クレアチニン値>2.4mg/dLの男性、血清クレアチニン値>2.0mg/dLの女性;投与量100mg、1日1回。
末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない。
血清クレアチニン値:クレアチニンクリアランスに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 低血糖:低血糖があらわれることがある。スルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されている。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α−グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合には、ブドウ糖を投与すること〔8.1、8.4、9.1.1、10.2、17.参照〕。
11.1.2. 腸閉塞(頻度不明):高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔9.1.2参照〕。
11.1.3. 急性膵炎(頻度不明):持続的な激しい腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔8.2参照〕。
11.1.4. 類天疱瘡(頻度不明):水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(0.1〜5%未満)便秘、下痢、胃炎、腹部膨満、腹痛、腹部不快感、血中アミラーゼ上昇、悪心・嘔吐、腸炎、鼓腸、消化性潰瘍、消化不良、胃食道逆流性疾患。
2). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒。
3). 肝臓:(0.1〜5%未満)ALT上昇、AST上昇、γ−GTP上昇。
4). 精神神経系:(0.1〜5%未満)めまい。
5). 血液:(0.1〜5%未満)貧血、白血球数増加。
6). その他:(0.1〜5%未満)便潜血陽性、鼻咽頭炎、浮腫、CK上昇、尿中血陽性、血中尿酸上昇、血中クレアチニン上昇、蜂巣炎、腎嚢胞、(頻度不明)倦怠感。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。
2.3. 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること〔9.1.1、11.1.1参照〕。
8.2. 急性膵炎があらわれることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の初期症状があらわれた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう患者に指導すること〔11.1.3参照〕。
8.3. 本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、常に投与継続の必要性について注意を払うこと。本剤を2〜3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
8.4. 低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること〔11.1.1参照〕。
8.5. 本剤とGLP−1受容体作動薬はいずれもGLP−1受容体を介した血糖降下作用を有しており、本剤とGLP−1受容体作動薬を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 低血糖を起こすおそれのある次の患者又は状態。
・ 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全。
・ 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態。
・ 激しい筋肉運動。
・ 過度のアルコール摂取者。
〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.2. 腹部手術の既往又は腸閉塞の既往のある患者:腸閉塞を起こすおそれがある〔11.1.2参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重度腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全の患者:用量調節すること(排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇する)〔7.用法及び用量に関連する注意の項、16.6.1参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で胎仔への移行が報告されている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
副作用発現に留意し、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
本剤は主に腎臓から未変化体又は代謝物として排泄され、その排泄には能動的な尿細管分泌の関与が推定される〔16.4、16.5参照〕。
10.2. 併用注意:
1). 糖尿病用薬(スルホニルウレア剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤、速効型インスリン分泌促進剤、GLP−1受容体作動薬、SGLT2阻害剤、インスリン製剤等)〔11.1.1参照〕[低血糖症状を発現するおそれがある(血糖降下作用が増強され、低血糖症のリスクが増加するおそれがある)。特に、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤又はインスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するため、これらの薬剤の減量を検討すること(血糖降下作用が増強され、低血糖症のリスクが増加するおそれがある)]。
2). 血糖降下作用を増強する薬剤(β−遮断薬、サリチル酸製剤、モノアミン酸化酵素阻害薬、フィブラート系薬剤等)[血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下するおそれがあるので、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(血糖降下作用が増強されるおそれがある)]。
3). 血糖降下作用を減弱する薬剤(アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン等)[血糖降下作用の減弱により血糖が上昇するおそれがあるので、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(血糖降下作用が減弱されるおそれがある)]。
4). ジゴキシン〔16.7参照〕[ジゴキシンの血漿中濃度がわずかに増加したとの報告がある(機序不明)]。
(過量投与)
13.1. 処置
血液透析治療中の末期腎不全患者にアナグリプチン*400mgを単回経口投与し、投与後に血液透析を実施したとき、投与量の12.6%が透析液中に除去された(外国人データ)。
*)本剤の承認された用法及び用量は、通常、アナグリプチンとして1回100mgを1日2回、最大投与量は1回200mgを1日2回である。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
雌雄ラットに本剤200、600、2000mg/kg/日(2000mg/kg/日群の雄は投与71週以降1000mg/kg/日に減量)を104週間反復経口投与したがん原性試験において、2000/1000mg/kg/日群の雄で肝臓血管肉腫の発生頻度が増加し、2000mg/kg/日群の雌(60例中1例)で同様の血管肉腫が認められた。また、2000/1000mg/kg/日群の雄で膀胱移行上皮乳頭腫の発生頻度に増加傾向が認められた。ラットに本剤2000又は1000mg/kg/日を反復経口投与したときの曝露量(AUC)は、臨床での最大投与量(1回200mg、1日2回)の200倍以上又は140倍以上であった。なお、マウスを用いたがん原性試験では、腫瘍の発生頻度増加は認められなかった。
(保管上の注意)
室温保存。

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