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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

グルファストOD錠5mgの基本情報

先発品(後発品あり)
一般名
製薬会社
薬価・規格
21.2円(5mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
グリニド系薬

服用後にすばやくインスリンを分泌させ食後の高血糖を改善する薬

グリニド系薬
  • スターシス ファスティック
  • グルファスト
  • シュアポスト
効能・効果
  • 2型糖尿病
注意すべき副作用
低血糖 、 低血糖症状 、 眩暈 、 空腹感 、 振戦 、 脱力感 、 冷汗 、 意識消失 、 発汗 、 悪寒
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mgを1日3回毎食直前に経口投与する
    • なお、患者の状態に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱するので、効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食直前(5分以内)とすること
    • また、本剤は投与後速やかに薬効を発現するため、食前30分投与では食前15分に血中インスリン値が上昇し食事開始時の血糖値が低下することが報告されており、食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある
  • 7.2. 高齢者では、状況に応じて低用量(1回量5mg)から投与を開始することが望ましい〔9.8高齢者の項参照〕
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
発汗 、 悪寒 、 意識低下 、 倦怠感 、 動悸 、 頭重感 、 眼のしょぼしょぼ感 、 嘔気 、 気分不良 、 しびれ感 、 眠気
重大な副作用
低血糖 、 低血糖症状 、 眩暈 、 空腹感 、 振戦 、 脱力感 、 冷汗 、 意識消失 、 心筋梗塞 、 肝機能障害 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 著しいγ−GTP上昇
上記以外の副作用
歩行困難 、 あくび 、 ピルビン酸上昇 、 BNP上昇 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 口内炎 、 口渇 、 胸やけ 、 嘔吐 、 胃不快感 、 胃炎 、 胃痛 、 胃潰瘍 、 胃腸炎 、 腹部膨満 、 腹痛 、 放屁増加 、 下痢 、 軟便 、 便秘 、 食欲不振 、 食欲亢進 、 湿疹 、 皮膚そう痒 、 皮膚乾燥 、 背部痛 、 筋肉痛 、 関節痛 、 下肢痙直 、 筋骨格硬直 、 頭痛 、 不眠 、 耳痛 、 胆嚢ポリープ 、 LDH上昇 、 総ビリルビン上昇 、 心拡大 、 心室性期外収縮 、 高血圧悪化 、 血圧上昇 、 咳 、 咽頭異和感 、 かぜ症候群 、 腎嚢胞 、 頻尿 、 尿蛋白 、 尿潜血 、 ほてり 、 浮腫 、 脱毛 、 胸部不快感 、 胸痛 、 右季肋部痛 、 四肢痛 、 体重増加 、 乳酸上昇 、 遊離脂肪酸上昇 、 総コレステロール上昇 、 LDL−コレステロール上昇 、 トリグリセリド上昇 、 尿酸上昇 、 CK上昇 、 カリウム上昇 、 舌のしびれ 、 発疹

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 注意
    • 胃腸障害
    • 栄養不良状態
    • 嘔吐
    • 過度のアルコール摂取
    • 肝機能障害
    • 飢餓状態
    • 虚血性心疾患
    • 下痢
    • 腎機能障害
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 副腎機能不全
    • 慢性腎不全
    • 食事摂取量不足
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児等(0歳〜14歳)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
糖尿病用薬
低血糖症状
インスリン製剤
低血糖症状
ビグアナイド系製剤
低血糖症状
α−グルコシダーゼ阻害剤
低血糖症状
DPP−4阻害剤
低血糖症状
GLP−1アナログ
低血糖症状
SGLT2阻害剤
低血糖症状
チアゾリジン系薬剤
低血糖症状
サリチル酸製剤
低血糖症状
アスピリン
低血糖症状
クロフィブラート
低血糖症状
サルファ剤
低血糖症状
スルファメトキサゾール
低血糖症状
β−遮断剤
低血糖症状
プロプラノロール
低血糖症状
モノアミン酸化酵素阻害剤
低血糖症状
蛋白同化ステロイド
低血糖症状
テトラサイクリン系抗生物質
低血糖症状
塩酸テトラサイクリン
低血糖症状
塩酸ミノサイクリン
低血糖症状
糖尿病用薬
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
インスリン製剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
ビグアナイド系製剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
α−グルコシダーゼ阻害剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
DPP−4阻害剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
GLP−1アナログ
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
SGLT2阻害剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
チアゾリジン系薬剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
サリチル酸製剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
アスピリン
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
クロフィブラート
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
サルファ剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
スルファメトキサゾール
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
β−遮断剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
プロプラノロール
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
モノアミン酸化酵素阻害剤
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
蛋白同化ステロイド
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
テトラサイクリン系抗生物質
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
塩酸テトラサイクリン
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
塩酸ミノサイクリン
空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
糖尿病用薬
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
インスリン製剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
ビグアナイド系製剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
α−グルコシダーゼ阻害剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
DPP−4阻害剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
GLP−1アナログ
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
SGLT2阻害剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
チアゾリジン系薬剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
サリチル酸製剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
アスピリン
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
クロフィブラート
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
サルファ剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
スルファメトキサゾール
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
β−遮断剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
プロプラノロール
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
モノアミン酸化酵素阻害剤
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
蛋白同化ステロイド
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
テトラサイクリン系抗生物質
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
塩酸テトラサイクリン
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
塩酸ミノサイクリン
血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡
糖尿病用薬
血糖降下作用が増強
インスリン製剤
血糖降下作用が増強
ビグアナイド系製剤
血糖降下作用が増強
α−グルコシダーゼ阻害剤
血糖降下作用が増強
DPP−4阻害剤
血糖降下作用が増強
GLP−1アナログ
血糖降下作用が増強
SGLT2阻害剤
血糖降下作用が増強
チアゾリジン系薬剤
血糖降下作用が増強
サリチル酸製剤
血糖降下作用が増強
アスピリン
血糖降下作用が増強
クロフィブラート
血糖降下作用が増強
サルファ剤
血糖降下作用が増強
スルファメトキサゾール
血糖降下作用が増強
β−遮断剤
血糖降下作用が増強
プロプラノロール
血糖降下作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤
血糖降下作用が増強
蛋白同化ステロイド
血糖降下作用が増強
テトラサイクリン系抗生物質
血糖降下作用が増強
塩酸テトラサイクリン
血糖降下作用が増強
塩酸ミノサイクリン
血糖降下作用が増強
インスリン製剤
低血糖のリスクが増加
チアゾリジン系薬剤
浮腫
エピネフリン
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
副腎皮質ホルモン剤
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
メチルプレドニゾロン
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
卵胞ホルモン
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
エチニルエストラジオール
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
ニコチン酸製剤
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
イソニアジド
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
ピラジナミド
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェノチアジン系薬剤
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
クロルプロマジン
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
利尿剤
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
チアジド系薬剤
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェニトイン
経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
飲食物との相互作用
  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

処方理由

速効型インスリン分泌促進薬(グリニド)
この薬をファーストチョイスする理由(2018年12月更新)
  • ・腎不全患者でも慎重投与すれば使用できる上に、ベイスンとの配合剤であるグルベスがその後待機しているので、将来の増量を見据えて投与している。(30歳代診療所勤務医、腎臓内科)

  • ・グルファストを食後の血糖を効果的に抑制するため使用しています。シュアポストはやや効いている時間が長くて通常のSU薬に近似しています。一方、ナテグリニドは効果がやや弱く、また心臓のSU受容体への作用もあり使用しにくい感じがあります。(60歳代診療所勤務医、糖尿病科)

  • ・食事の時間がなかなか決められない人などに使っている。長距離バスの運転手など。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・安全性があって使い慣れている(60歳代病院勤務医、一般内科)

グリニド
この薬をファーストチョイスする理由(2016年11月更新)
  • ・ナテグリニドほど弱くなく、レパグリニドよりもマイルドな効果が得られるので。(50歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

  • ・食後早期より血糖低下効果が得られる。次の配合剤としてグルベスを処方するときに移行がしやすい。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・効果がそこそこで低血糖のリスクも小さい。しかし1日3回の食直前投与のため、どうしても忘れやすい薬になってしまうのが欠点。(50歳代病院勤務医、一般外科)

  • ・透析患者にも使用可能だから。血糖値の低下作用は十分と感じる。(40歳代病院勤務医、一般内科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

2型糖尿病。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤の適用においては、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。
5.2. 本剤を投与する際は、空腹時血糖が126mg/dL以上、又は食後血糖1又は2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限る。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤は、食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱するので、効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食直前(5分以内)とすること。また、本剤は投与後速やかに薬効を発現するため、食前30分投与では食前15分に血中インスリン値が上昇し食事開始時の血糖値が低下することが報告されており、食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。
7.2. 高齢者では、状況に応じて低用量(1回量5mg)から投与を開始することが望ましい〔9.8高齢者の項参照〕。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 心筋梗塞(0.1%)〔9.1.1参照〕。
11.1.2. 低血糖(6.6%*):低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α−グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖症状が認められた場合には、1回5mgへの減量を検討するなど慎重に投与すること〔8.1、8.2、9.1.2、9.2腎機能障害患者、9.3肝機能障害患者の項、10.2参照〕。
*:低血糖症状として報告された発現割合である。
11.1.3. 肝機能障害(頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ−GTP上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある〔9.3肝機能障害患者の項参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 代謝:(5%以上)低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、発汗、悪寒、意識低下、倦怠感、動悸、頭重感、眼のしょぼしょぼ感、嘔気、気分不良、しびれ感、眠気、歩行困難、あくび等)。
2). 消化器:(0.1〜5%未満)口内炎、口渇、胸やけ、嘔気、嘔吐、胃不快感、胃炎、胃痛、胃潰瘍、胃腸炎、腹部膨満、腹痛、放屁増加、下痢、軟便、便秘、空腹感、食欲不振、食欲亢進、(頻度不明)舌のしびれ。
3). 皮膚:(0.1〜5%未満)湿疹、皮膚そう痒、皮膚乾燥、(頻度不明)発疹。
4). 筋骨格系:(0.1〜5%未満)背部痛、筋肉痛、関節痛、下肢痙直、筋骨格硬直。
5). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、眩暈、眠気、不眠、しびれ感。
6). 耳:(0.1〜5%未満)耳痛。
7). 肝臓:(0.1〜5%未満)胆嚢ポリープ、AST上昇、ALT上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇。
8). 循環器:(0.1〜5%未満)心拡大、動悸、心室性期外収縮、高血圧悪化、血圧上昇。
9). 呼吸器:(0.1〜5%未満)咳、咽頭異和感、かぜ症候群。
10). 腎臓・泌尿器:(0.1〜5%未満)腎嚢胞、頻尿、尿蛋白、尿潜血。
11). その他:(5%以上)ピルビン酸上昇、BNP上昇、(0.1〜5%未満)倦怠感、脱力感、冷汗、ほてり、浮腫、脱毛、眼のしょぼしょぼ感、胸部不快感、胸痛、右季肋部痛、四肢痛、体重増加、乳酸上昇、遊離脂肪酸上昇、総コレステロール上昇、LDL−コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、尿酸上昇、CK上昇、カリウム上昇。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。
2.2. 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
2.3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.4. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること〔11.1.2参照〕。
8.2. 本剤は、ときに低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること〔11.1.2参照〕。
8.3. 本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
8.4. 本剤は、速やかなインスリン分泌促進作用を有し、その作用点はスルホニル尿素系製剤と同じであり、スルホニル尿素系製剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確認されていないので、スルホニル尿素系製剤とは併用しないこと。
8.5. 本剤とピオグリタゾン塩酸塩1日45mgとの併用における安全性は確立されていない(使用経験はほとんどない)。
8.6. 本剤とGLP−1受容体作動薬との併用における有効性及び安全性は検討されていない。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 虚血性心疾患のある患者:心筋梗塞を発症した患者が報告されている〔11.1.1参照〕。
9.1.2. 低血糖を起こすおそれがある次の患者又は状態。
・ 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全。
・ 下痢、嘔吐等の胃腸障害。
・ 栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量不足又は衰弱状態。
・ 激しい筋肉運動。
・ 過度のアルコール摂取者。
〔11.1.2参照〕。
(腎機能障害患者)
腎機能障害患者:低血糖を起こすおそれがある(慢性腎不全患者において、血漿中薬物未変化体濃度の消失半減期の延長が報告されている)〔11.1.2、16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)
肝機能障害患者:低血糖を起こすおそれがある(また、肝機能障害を悪化させるおそれがある)〔11.1.2、11.1.3参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(本剤は動物実験(ラット)で胎盤通過が認められている)。また、動物実験(ラット)で周産期に薬理作用に基づく低血糖によると推定される母動物死亡が認められている〔2.4参照〕。
(授乳婦)
授乳中の女性は、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤は動物実験(ラット)で母乳への移行が認められている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
血糖値に留意して、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)〔7.2参照〕。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). 糖尿病用薬(インスリン製剤、ビグアナイド系薬剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、DPP−4阻害剤、GLP−1受容体作動薬、SGLT2阻害剤、チアゾリジン系薬剤)〔11.1.2参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による)。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがあるので、併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること(作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による)。チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること(作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による)]。
2). サリチル酸製剤(アスピリン等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制及び抱合代謝阻害による、ただし、アスピリンとして1回量1500mgの併用時に影響する可能性があるが、低用量(アスピリンとして1回量300mg)では影響しない)]。
3). クロフィブラート等、サルファ剤(スルファメトキサゾール等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害による)]。
4). β−遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)、モノアミン酸化酵素阻害剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(肝臓における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する)]。
5). タンパク同化ホルモン剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある)]。
6). テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン塩酸塩、ミノサイクリン塩酸塩等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(インスリン感受性促進による)]。
7). アドレナリン[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝臓での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる)]。
8). 副腎皮質ホルモン(メチルプレドニゾロン等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による)]。
9). 卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(機序不明、コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる)]。
10). ニコチン酸[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(肝臓でのブドウ糖の同化抑制による)]。
11). イソニアジド[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による)]。
12). ピラジナミド[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(機序不明、血糖値のコントロールがむずかしいとの報告がある)]。
13). フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(インスリン遊離抑制、副腎からのエピネフリン遊離による)]。
14). 利尿剤(チアジド系利尿剤等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による)]。
15). フェニトイン[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(インスリン分泌を直接抑制する)]。
16). 甲状腺ホルモン(乾燥甲状腺等)[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する(血糖コントロール条件が変わることがある)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
14.1.1. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
14.1.2. 本剤は舌の上にのせて唾液を浸潤させると崩壊するため、水なしで服用可能である(また、水で服用することもできる)。
14.1.3. 本剤は寝たままの状態では、水なしで服用しないこと。
(取扱い上の注意)
20.1. 製剤の特徴上、吸湿により錠剤表面がざらつくことがある。
20.2. 錠剤表面に使用色素による黄色の斑点がみられることがある。
20.3. アルミピロー包装開封後は湿気を避けて保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。

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