日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

マイオザイム点滴静注用50mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:アルグルコシダーゼアルファ(遺伝子組換え)静注用

製薬会社:サノフィ

薬価・規格: 96680円(50mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 糖原病2型

注意すべき副作用詳しく見る

発熱酸素飽和度低下蕁麻疹潮紅発疹咳嗽頻呼吸頭痛多汗症悪心

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • アルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり20mgを隔週点滴静脈内投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アナフィラキシーショック

副作用

主な副作用

発熱酸素飽和度低下蕁麻疹潮紅発疹咳嗽頻呼吸頭痛多汗症悪心血圧上昇

重大な副作用

infusion associated reaction喘鳴IAR頻脈免疫関連反応皮膚壊死皮膚潰瘍関節痛関節腫脹ネフローゼ症候群蛋白尿血尿

上記以外の副作用

嘔吐胸部不快感浮動性眩暈筋攣縮紅斑血圧低下下痢斑状皮疹斑状丘疹状皮疹丘疹皮膚そう痒症紅斑性皮疹網状皮疹眼窩周囲浮腫手掌紅斑血管浮腫高血圧蒼白低血圧CK−MB上昇AST上昇ALT上昇血中Ca上昇CK上昇尿素上昇ヘモグロビン減少心拍数増加血小板数減少呼吸数増加体温上昇心拍数減少悪寒注射部位反応嗜眠低体温疲労局所腫脹末梢性浮腫熱感非心臓性胸痛気管支痙攣ラ音咽喉絞扼感便秘胃食道逆流性疾患チアノーゼ上室性頻脈激越易刺激性不眠症落ち着きのなさ振戦錯感覚筋肉痛筋痙縮インフルエンザ様症状

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アナフィラキシーショック
  • 慎重投与
    • 過敏症
    • 気管支痙攣
    • 急性疾患
    • 喘鳴
    • 熱性疾患
    • 急性感染症
    • 非代償性心不全
    • Infusion associated reaction
  • 注意
    • 心肥大を併発する乳児型
  • 投与に際する指示
    • 気管支痙攣
    • 急性疾患
    • 喘鳴
    • 熱性疾患
    • 急性感染症
    • 非代償性心不全

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 警告
    • 心肥大を併発する乳児型(0日〜364日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 心肥大を併発する乳児型(0日〜364日)

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    糖原病2型。

    用法・用量(添付文書全文)

    アルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり20mgを隔週点滴静脈内投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.溶解及び希釈方法:1バイアルに対し日局注射用水10.3mLで本剤を溶解し、1バイアルにつき10mLの溶液を得る。患者の体重及び推奨用量に基づき算出した患者用量分をとり、日局生理食塩液で点滴液中の最終濃度0.5〜4mg/mLに希釈する。
    2.投与速度:本剤20mg/kgをおおよそ4時間にわたり投与する。初回点滴速度は、1mg/kg/時を超えない。最大点滴速度7mg/kg/時に達するまで、患者の状態を確認しながら、30分毎に2mg/kg/時ずつ点滴速度を上げる(次を参照)。
    体重範囲1.25−10kg:総点滴量50mL、第1段階(1mg/kg/時);3mL/時、第2段階(3mg/kg/時);8mL/時、第3段階(5mg/kg/時);13mL/時、第4段階(7mg/kg/時);18mL/時。
    体重範囲10.1−20kg:総点滴量100mL、第1段階(1mg/kg/時);5mL/時、第2段階(3mg/kg/時);15mL/時、第3段階(5mg/kg/時);25mL/時、第4段階(7mg/kg/時);35mL/時。
    体重範囲20.1−30kg:総点滴量150mL、第1段階(1mg/kg/時);8mL/時、第2段階(3mg/kg/時);23mL/時、第3段階(5mg/kg/時);38mL/時、第4段階(7mg/kg/時);53mL/時。
    体重範囲30.1−35kg:総点滴量200mL、第1段階(1mg/kg/時);10mL/時、第2段階(3mg/kg/時);30mL/時、第3段階(5mg/kg/時);50mL/時、第4段階(7mg/kg/時);70mL/時。
    体重範囲35.1−50kg:総点滴量250mL、第1段階(1mg/kg/時);13mL/時、第2段階(3mg/kg/時);38mL/時、第3段階(5mg/kg/時);63mL/時、第4段階(7mg/kg/時);88mL/時。
    体重範囲50.1−60kg:総点滴量300mL、第1段階(1mg/kg/時);15mL/時、第2段階(3mg/kg/時);45mL/時、第3段階(5mg/kg/時);75mL/時、第4段階(7mg/kg/時);105mL/時。
    体重範囲60.1−100kg:総点滴量500mL、第1段階(1mg/kg/時);25mL/時、第2段階(3mg/kg/時);75mL/時、第3段階(5mg/kg/時);125mL/時、第4段階(7mg/kg/時);175mL/時。
    体重範囲100.1−120kg:総点滴量600mL、第1段階(1mg/kg/時);30mL/時、第2段階(3mg/kg/時);90mL/時、第3段階(5mg/kg/時);150mL/時、第4段階(7mg/kg/時);210mL/時。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    外国における乳児型及び小児型糖原病2型患者を対象とした主要な臨床試験において本剤(20mg/kg又は40mg/kg)が投与された糖原病2型患者39例中、副作用が報告されたのは24例(61.5%)であり、主にinfusion associated reactionであった。主な副作用は、発熱10例(25.6%)、酸素飽和度低下7例(17.9%)、蕁麻疹6例(15.4%)、潮紅、発疹、咳嗽、頻呼吸各5例(12.8%)等であった(承認申請時)。
    外国における小児型及び成人型糖原病2型患者を対象とした臨床試験では、本剤が投与された60例中副作用が報告されたのは32例(53.3%)であり、主にinfusion associated reactionであった。主な副作用は、頭痛、蕁麻疹、多汗症、悪心各5例(8.3%)、胸部不快感、浮動性眩暈、筋攣縮各4例(6.7%)等であった。
    特定使用成績調査(全例調査)では、安全性集計対象症例92例中33例(35.9%)に副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な副作用は、蕁麻疹17例(18.5%)、発熱5例(5.4%)、咳嗽、喘鳴、紅斑、発疹各4例(4.3%)、血圧低下、酸素飽和度低下各3例(3.3%)、喘息、下痢、そう痒症各2例(2.2%)であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).Infusion associated reaction(IAR)(頻度不明):本剤投与中又は投与終了後数時間以内に、蕁麻疹、発疹、潮紅、発熱、頻脈、咳嗽、酸素飽和度低下、頻呼吸、喘鳴等のinfusion associated reactionが発現することがあるので、これらの症状が発現した場合、投与速度の減速又は投与の一時中止、適切な薬剤治療(副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤又は抗炎症剤等)、もしくは緊急処置を行う。
    2).免疫関連反応(頻度不明):本剤の使用中に、免疫複合体を介すると考えられる反応により皮膚壊死、皮膚潰瘍、関節痛、関節腫脹、ネフローゼ症候群、蛋白尿、血尿等が発現することがあるので、患者の状態を十分に観察するとともに必要に応じ尿検査等を実施し、異常が認められた場合には、本剤投与の中止を考慮するなど、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:発現頻度は、外国における乳児型及び小児型糖原病2型患者を対象とした承認時までの臨床試験(39例)と、外国における小児型及び成人型糖原病2型患者を対象とした二重盲検比較試験(60例)の結果をあわせて算出した。
    1).皮膚:(10%以上)蕁麻疹、(5〜10%未満)発疹、多汗症、(5%未満)斑状皮疹、紅斑、斑状丘疹状皮疹、皮膚そう痒症、丘疹、紅斑性皮疹、網状皮疹、眼窩周囲浮腫、手掌紅斑、血管浮腫。
    2).血管:(10%以上)潮紅、(5%未満)高血圧、蒼白、低血圧。
    3).臨床検査:(5〜10%未満)酸素飽和度低下、血圧上昇、(5%未満)CK−MB上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、血中Ca上昇、CK上昇、尿素上昇、ヘモグロビン減少、心拍数増加、血小板数減少、呼吸数増加、体温上昇、血圧低下、心拍数減少。
    4).全身及び局所反応:(10%以上)発熱、(頻度不明)インフルエンザ様症状、(5%未満)悪寒、注射部位反応、嗜眠、低体温、疲労、胸部不快感、局所腫脹、末梢性浮腫、熱感、非心臓性胸痛。
    5).呼吸器:(5〜10%未満)咳嗽、頻呼吸、(5%未満)気管支痙攣、ラ音、咽喉絞扼感。
    6).消化器:(5〜10%未満)嘔吐、悪心、(5%未満)便秘、胃食道逆流性疾患、下痢。
    7).循環器:(5%未満)頻脈、チアノーゼ、上室性頻脈。
    8).精神系:(5%未満)激越、易刺激性、不眠症、落ち着きのなさ。
    9).神経系:(5〜10%未満)頭痛、(5%未満)振戦、浮動性眩暈、錯感覚。
    10).筋骨格系:(5%未満)筋攣縮、筋肉痛、筋痙縮。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤の投与によりinfusion associated reaction(IAR)のうちアナフィラキシー反応が現れる可能性があるので、緊急時に十分な対応のできる準備をした上で投与を開始し、投与終了後も十分な観察を行う。重篤なinfusion associated reactionが発現した場合には、速やかに本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。また、本剤の使用中に免疫複合体を介すると考えられる反応(免疫関連反応)が報告されている。
    2.心肥大を併発する乳児型糖原病2型患者に本剤を投与する場合は急性心肺不全を発症する危険性があるため、患者の状態を十分観察し、異常が認められた場合には速やかに本剤の投与を中止し、適切な処置を行う[循環血液量が増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
    (禁忌)
    本剤の成分に対しアナフィラキシーショックの既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.本剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者。
    2.非代償性心不全患者又は急性疾患(急性感染症、熱性疾患、喘鳴又は気管支痙攣等)を有する患者[外国での臨床試験の結果より、非代償性心不全患者又は急性疾患(急性感染症、熱性疾患、喘鳴又は気管支痙攣等)を有する患者に本剤を投与した場合、infusion associated reactionの発現頻度が高いとの報告があるため、本剤投与前に患者の臨床症状を慎重に検討する]。
    3.重症糖原病2型患者[重症患者では心機能低下及び呼吸機能低下を合併する傾向があり、これらは重度infusion associated reactionを発現するリスクを増大すると考えられる]。
    4.Infusion associated reactionの既往のある患者への再投与。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は蛋白質製剤であり、重度過敏症又はアナフィラキシーショックが起こる可能性が否定できないため、観察を十分に行い、異常が認められた場合には速やかに投与を中止し、適切な処置を行う。また、このような症状の発現に備え、緊急処置を取れる準備をしておく[承認時までに本剤を投与した患者のうちアルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対する特異的IgE抗体を測定した35例中3例が特異的IgE抗体陽性と判定され、そのうち1例にアナフィラキシー反応が発現した]。なお、乳児型糖原病2型患者では肥大型心筋症の罹患率が高いことから、β−アドレナリン作動薬の使用を検討している場合には注意が必要である。
    2.本剤投与中又は投与終了後数時間以内にinfusion associated reactionが発現することがあるので、投与終了後も患者の状態を観察する。本剤投与によりinfusion associated reactionが現れた場合、投与速度の減速又は投与の一時中止、適切な薬剤治療(副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤又は抗炎症剤等)、もしくは緊急処置を行う。なお、投与速度が速い場合にはinfusion associated reactionが起こりやすい傾向がある。
    3.ほとんどの患者にIgG抗体産生が予測されるため、定期的にアルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対するIgG抗体検査を行うことが望ましい。
    4.心肥大を併発する乳児型糖原病2型患者に本剤投与後、挿管及び強心薬投与を要する急性心肺不全が認められたとの報告があり、本剤の投与による水分過負荷との関連性が疑われたため、急性心肺不全を発症する危険性があるので、心肥大を併発する乳児型糖原病2型患者に本剤を投与する場合は、患者の状態を十分観察し、異常が認められた場合には速やかに本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    (高齢者への投与)
    高齢者では生理機能が低下しているので、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する(高齢者に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない))。
    (妊婦・産婦・授乳婦への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する(妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、ウサギの胚・胎仔発生に関する試験で10及び40mg/kg投与群の少数で流産又は早産が見られている)。
    2.授乳中の患者には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる(授乳中の投与に関する安全性は確立していない)。
    (適用上の注意)
    1.他剤<日局注射用水・日局生理食塩液を除く>との混注を行わない。
    2.各バイアルは1回限りの使用とする。
    3.0.2ミクロンの親水性ポリエーテルスルフォン製メンブレンフィルターが付いた輸液セットを使用する。微小異物除去用の濾過網が組込まれた輸液セットは、目詰まりを起こすため使用しない。
    4.調製方法:
    1).患者の体重に基づき本剤の投与量を算出し、投与に必要なバイアル数を決める。
    2).日局生理食塩液による最終希釈液の薬剤濃度が0.5〜4mg/mLとなるよう日局生理食塩液の量を決定する。
    3).投与に必要なバイアル数を取り出し、室温になるまで放置する(約30分間)。
    4).調製前に本剤を目視検査し、変色又は異物を認めたバイアルは使用しない。
    5).日局注射用水10.3mLをバイアルの内壁に沿ってゆっくり注入し、本剤を静かに溶解する(振盪しない)。
    6).予め日局生理食塩液含有点滴バックから、注入する薬剤溶解量分の生理食塩液を抜き取っておく。溶解したバイアルから必要量の溶液(5mg/mL)を抜き取り、日局生理食塩液含有点滴バック内に静かに注入し、希釈する。注入後、点滴バックを静かに回転させ、気泡ができないよう、ゆっくりと混和する。
    (その他の注意)
    本剤投与とは明らかに関連性はないが、乳児型糖原病2型患者に全身麻酔を実施する場合には十分な注意が必要である[心肥大を併発する乳児型糖原病2型患者における本剤投与のための中心静脈カテーテル留置の際の全身麻酔に関連して、心停止又は死亡に繋がる心室細動、心室性頻脈、徐脈等の不整脈、あるいは心蘇生又は除細動を要する不整脈が認められた(すべての患者で本剤との関連性はなかったが、心肥大を併発した乳児型糖原病2型患者では、全身麻酔に関する合併症発現のリスクが高くなる)]。
    (取扱い上の注意)
    凍結、振盪を避ける、外箱に記載された使用期限を過ぎた製剤は使用しない。本剤は保存剤を含有していないので、溶解・希釈後は速やかに使用する(尚、やむを得ず保存する場合は希釈後2〜8℃で保存し、かつ24時間以内に使用する)。
    (保管上の注意)
    密封容器。凍結を避け、2〜8℃で保存。

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