日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

セレザイム静注用400単位基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:イミグルセラーゼ(遺伝子組換え)注射用

製薬会社:サノフィ

薬価・規格: 293050円(400単位1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • ゴーシェ病の肝脾腫の改善
  • ゴーシェ病の血小板減少症の改善
  • ゴーシェ病の貧血の改善
  • ゴーシェ病の骨症状の改善

注意すべき副作用詳しく見る

洞性頻脈湿疹紅斑発熱嘔吐頭痛悪心腹痛倦怠感爪変形

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • イミグルセラーゼ(遺伝子組換え)として、1回体重1kg当たり60単位を隔週、1〜2時間かけて点滴静注するか、又は適切な用量を1単位/kg/分を超えない注入速度で投与する
  • 投与に当たっては用時1バイアルを注射用水10.2mLで溶解し、1バイアルあたり10.0mLを採取する
  • 必要な薬液量を生理食塩液で希釈し、最終容量は100〜200mLとする
    • なお、症状の程度により適宜増減する
    • また、一定期間投与した後治療効果を判定し、良好な改善状態が持続してみられた場合には、維持用量として初期量より減量してよい
  • 治療効果を注意深く観察しながら3〜6カ月の間隔で更に減量を行ってもよい

副作用

主な副作用

洞性頻脈湿疹紅斑発熱嘔吐頭痛悪心腹痛倦怠感爪変形ALT上昇

重大な副作用

蕁麻疹アナフィラキシーそう痒感潮紅血管浮腫胸部不快感呼吸困難喘鳴血圧低下チアノーゼ咳嗽低血圧過敏反応

上記以外の副作用

白血球増加赤血球減少ヘモグロビン減少AST上昇頻脈不快感下痢背部痛眩暈疲労悪寒一過性末梢性浮腫灼熱感腫脹無菌性膿瘍発疹

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 過敏症
    • 抗体産生
    • 先に類似薬であるセレデース注を投与
  • 注意
    • 抗体産生
    • ゴーシェ病2型患者におけるゴーシェ病の諸症状<特に骨症状>
    • ゴーシェ病3型患者におけるゴーシェ病の諸症状<特に骨症状>
    • ゴーシェ病の神経症状

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    ゴーシェ病の諸症状(貧血、血小板減少症、肝脾腫及び骨症状)の改善。
    <効能又は効果に関連する使用上の注意>
    1.本剤はゴーシェ病における諸症状の治療剤であり、その適用にあたっては、ゴーシェ病との診断が確立した患者を対象とする。
    2.本剤のゴーシェ病2型患者におけるゴーシェ病の諸症状<特に骨症状>及びゴーシェ病3型患者におけるゴーシェ病の諸症状<特に骨症状>に対する効果は必ずしも十分な有効性が示されていない。
    3.本剤のゴーシェ病の神経症状に対する有効性は確立していない。

    用法・用量(添付文書全文)

    イミグルセラーゼ(遺伝子組換え)として、1回体重1kg当たり60単位を隔週、1〜2時間かけて点滴静注するか、又は適切な用量を1単位/kg/分を超えない注入速度で投与する。投与に当たっては用時1バイアルを注射用水10.2mLで溶解し、1バイアルあたり10.0mLを採取する。必要な薬液量を生理食塩液で希釈し、最終容量は100〜200mLとする。なお、症状の程度により適宜増減する。
    また、一定期間投与した後治療効果を判定し、良好な改善状態が持続してみられた場合には、維持用量として初期量より減量してよい。治療効果を注意深く観察しながら3〜6カ月の間隔で更に減量を行ってもよい。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの臨床試験において、5例中2例に副作用が報告され、その内訳は洞性頻脈、湿疹、紅斑の各1件であった。市販後の使用成績調査等における総症例110例中30例(27.3%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。その主なものは、蕁麻疹5例(4.55%)、発熱4例(3.64%)、嘔吐3例(2.73%)、ALT(GPT)上昇、頭痛、湿疹、各2例(1.82%)であった(再審査結果時)。
    1.重大な副作用
    アナフィラキシー:アナフィラキシー(そう痒感、潮紅、蕁麻疹、血管浮腫、胸部不快感、呼吸困難、喘鳴、血圧低下、チアノーゼ、咳嗽、低血圧等の過敏反応)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).胃腸:(1%以上)嘔吐、(1%未満)悪心、腹痛、(頻度不明)下痢。
    2).筋骨格系:(頻度不明)背部痛。
    3).血管障害:(1%未満)潮紅。
    4).神経系:(1%以上)頭痛、(頻度不明)眩暈。
    5).全身及び局所症状:(1%以上)発熱、(1%未満)倦怠感、(頻度不明)疲労、悪寒、一過性末梢性浮腫。
    6).注射部位:(頻度不明)不快感、そう痒感、灼熱感、腫脹、無菌性膿瘍。
    7).皮膚:(1%以上)蕁麻疹、湿疹、(1%未満)紅斑、爪変形、(頻度不明)発疹。
    8).臨床検査:(1%以上)ALT上昇(GPT上昇)、(1%未満)白血球増加、赤血球減少、ヘモグロビン減少、AST上昇(GOT上昇)。
    9).心臓:(1%未満)洞性頻脈、(頻度不明)頻脈。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (慎重投与)
    1.本剤に対する抗体産生がみられたことのある患者、又は本剤に対して過敏症が発現した患者[現在までに本剤を投与し、抗体検査を実施した患者341例のうち、約15%に投与開始後1年以内にIgG抗体の産生がみられた(IgG抗体の産生は、6カ月以内にみられる場合が多く、1年を経過すると抗体の産生はまれである)、IgG抗体が検出された患者のうち、約46%が過敏症状を呈した]。
    2.先に類似薬であるセレデース注を投与した患者、特にセレデース注に抗体産生歴がある患者又はセレデース注に対する過敏症が発現したことのある患者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤に対する抗体産生がみられる患者は、過敏反応が現れやすいので、本剤を投与している患者は定期的にIgG抗体検査を行なう。また、過敏症状が現れた場合は、適切な処置の後、症状発現の2時間以内にトリプターゼ濃度の測定及び補体活性化試験並びにイミグルセラーゼ(遺伝子組換え)に対する抗体検査のための血清サンプルを採取し、−20℃以下で保存しておく。
    2.本剤投与により過敏症が発現することがあるので、臨床上重大な症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置の後、経過を見ながら再開を考慮する(抗ヒスタミン剤の前投与や点滴速度を下げる等の処置により、本剤の投与が継続可能であった)。
    3.本剤を投与中の患者は、貧血の十分な改善効果を得るために適切な鉄剤の補給を行う。
    4.治療にあたっては、本剤のゴーシェ病2型及び3型に対する効果については、必ずしも十分な検証がなされていないことを患者に十分に説明し、インフォームド・コンセントを得る。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.本剤の動物における生殖試験は実施していない。本剤を妊婦に投与した場合、胎児に有害作用を引き起こすかどうか、生殖能力に影響を及ぼすかどうかについての安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
    2.ヒト母乳中への移行は不明であるので、本剤投与中の婦人は授乳を中止する。
    (過量投与)
    海外における使用成績では、2週に1回、240単位/kgまでの用量が報告されており、この用量では明確な毒性は認められていない。
    (適用上の注意)
    1.本剤を溶解するときは、本剤を室温程度に戻した後、注射用水で静かに溶解する(急激な振盪溶解は避ける)。
    2.溶解した時、肉眼で異物や変色の有無を確認し、それらを認めた場合は使用しない。
    3.1カ月単位での投与量を基準にして、バイアル(400)単位で1回の投与量を調節する(開封したバイアルは使いきる)ことが可能である。
    4.溶解後、直ちに生理食塩液で静かに希釈し、速やかに使用する(溶解後は、次回投与用として保存しない)。
    5.他の製剤<注射用水・生理食塩液を除く>との混注はさける。
    6.0.2ミクロンの親水性ポリエーテルスルフォン製メンブレンフィルターが付いた輸液セットを使用する。微小異物除去用の濾過網が組込まれた輸液セットは、目詰まりを起こすため使用しない。
    (その他の注意)
    1.肺高血圧症はゴーシェ病の既知の合併症である。海外において本剤を投与中の患者に肺高血圧症が認められたとの報告があるので、患者が呼吸器症状を呈した場合は肺高血圧症の有無を検討し、適切な処置を行う。
    2.本剤の生殖機能及び癌原性を評価する試験は動物及びヒトで行われていない。
    (保管上の注意)
    2〜8℃。

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