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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ラディオガルダーゼカプセル500mgの基本情報

基本情報

効能・効果
  • 放射性セシウムの体内汚染の軽減
  • タリウム中毒
  • タリウム化合物による中毒
注意すべき副作用
便秘 、 胃部不快感 、 低カリウム血症
用法・用量(主なもの)
  • 1回ヘキサシアノ鉄(2)酸鉄(3)水和物として3gを1日3回経口投与する
    • なお、患者の状態、年齢、体重に応じて適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
便秘 、 胃部不快感 、 低カリウム血症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 電解質異常
    • 不整脈
    • 鉄代謝異常
    • 消化管蠕動運動障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
副腎皮質ホルモン剤
低カリウム血症を増悪
グリチルリチン製剤
低カリウム血症を増悪
利尿剤
低カリウム血症を増悪
テトラサイクリン系抗生物質<経口>
吸収が減弱

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.放射性セシウムによる体内汚染の軽減。
2.タリウム中毒及びタリウム化合物による中毒。

用法・用量(添付文書全文)

1回ヘキサシアノ鉄(2)酸鉄(3)水和物として3gを1日3回経口投与する。
なお、患者の状態、年齢、体重に応じて適宜増減する。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
1.放射性セシウムによる体内汚染の軽減:
1).放射性セシウムによる体内汚染の軽減の場合、治療開始後は糞便中及び尿中、又は全身の放射能をシンチレーションカウンタ等で適宜測定し、本剤の投与継続の必要性を検討する。
2).放射性セシウムによる体内汚染の軽減の場合、ゴイアニア事故における本剤の投与量を参考に、用量及び投与回数を適宜増減する。
2.タリウム及びタリウム化合物による中毒:臨床症状によるほか、必要に応じて血中、尿中又は糞便中のタリウム量を測定し、本剤の投与継続の必要性を検討する。

副作用(添付文書全文)

本剤は副作用発現頻度が明確となる臨床試験を実施していない。
その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、投与を中止するなど、適切な処置を行う。
1.消化器:(頻度不明)便秘、胃部不快感。
2.その他:(頻度不明)低カリウム血症。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.不整脈又は電解質異常がある患者[低カリウム血症により症状が増悪する恐れがある]。
2.消化管蠕動運動障害のある患者[本剤と結合した放射性セシウムが消化管局所に滞留することで放射線障害を発現する恐れがある]。
3.鉄代謝異常の患者[長期投与により本剤に含まれる鉄が蓄積する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.投与中は定期的に血清カリウム濃度の検査を行い、必要に応じてカリウムを補充するなど適切な処置を行う。
2.本剤の服用により体内で遊離した鉄が吸収され、蓄積される可能性があるため投与期間中は血清フェリチン等の推移を適宜確認することが望ましい。
3.便秘を呈する場合は本剤の効果が十分得られない可能性があるため、排便状態を確認し、必要に応じて下剤等の使用を考慮する。
(相互作用)
併用注意:
1.副腎皮質ホルモン製剤、グリチルリチン製剤、利尿剤[低カリウム血症を増悪させる恐れがある(これらの薬剤はカリウムの排泄作用を有する)]。
2.テトラサイクリン系抗生物質<経口>[テトラサイクリン系抗生物質の吸収が減弱する恐れがある(本剤中の鉄イオンと難溶性のキレートを形成し、テトラサイクリン系抗生物質の吸収を阻害する可能性がある)]。
(高齢者への投与)
一般に、高齢者では生理機能が低下しているので、副作用の発現に注意し、慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(過量投与)
ゴイアニアの事故において、本剤が1日に20g投与された場合に、胃部不快感が認められたとの報告がある。
(適用上の注意)
服用時:本剤の服用により、便が青みを帯びる場合がある。また、便の変色により血便等の発現を見逃す恐れがあるので、注意する。
(その他の注意)
排泄物等の取扱いについて、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に処理する[放射性セシウムと結合した本剤は主に糞便中に排泄されるため、本剤投与中の患者の糞便中には放射性セシウムが高濃度に含まれる可能性がある]。
(取扱い上の注意)
容器の開け方:本剤容器の蓋はチャイルドロックを施しているため、次の手順で開封する。
ステップ1:蓋を強く押す。
ステップ2:押しながら蓋をねじる。
(保管上の注意)
遮光。

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