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バル筋注100mg「AFP」の基本情報
基本情報
- アンチモン中毒
- 金中毒
- クロム中毒
- 水銀中毒
- 銅中毒
- 鉛中毒
- ビスマス中毒
- ヒ素中毒
- 1.ジメルカプロールとして1回2.5mg/kgを第1日目は6時間間隔で4回筋肉内注射し、第2日目以降6日間は毎日1回2.5mg/kgを筋肉内注射する
- 2.重症緊急を要する中毒症状の場合は、1回2.5mg/kgを最初の2日間は4時間ごとに1日6回、3日目には1日4回、以降10日間あるいは回復するまで毎日2回筋肉内注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- カドミウム中毒
- セレン中毒
- 鉄中毒
- 原則禁止
- 肝障害
- 腎障害
- 注意
- カドミウム中毒
- セレン中毒
- 鉄中毒
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
ヒ素中毒・水銀中毒・鉛中毒・銅中毒・金中毒・ビスマス中毒・クロム中毒・アンチモン中毒。
1.ジメルカプロールとして1回2.5mg/kgを第1日目は6時間間隔で4回筋肉内注射し、第2日目以降6日間は毎日1回2.5mg/kgを筋肉内注射する。
2.重症緊急を要する中毒症状の場合は、1回2.5mg/kgを最初の2日間は4時間ごとに1日6回、3日目には1日4回、以降10日間あるいは回復するまで毎日2回筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(再審査対象外)。
過敏症(頻度不明):過敏症状が現れた場合には投与を中止する。
(原則禁忌)
肝障害、腎障害のある患者[ジメルカプロール−金属複合体の胆汁中及び尿中への排泄が遅延することがある]。
(重要な基本的注意)
鉄中毒、カドミウム中毒又はセレン中毒の際には投与しない[これらの金属とジメルカプロールとの結合により毒性の増強をみることがある]。
(高齢者への投与)
本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続する恐れがあるので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
投与後一過性発熱を伴うことがある。
(過量投与)
過量投与により、悪心・嘔吐、頭痛、口唇灼熱感・口腔灼熱感・咽頭灼熱感・眼灼熱感、流涙・流涎、筋肉痛、胸部圧迫感、振戦、血圧上昇等が現れることがある。また、過量投与により、ときに昏睡又は痙攣が現れることがある(この場合、アドレナリン、エフェドリン、抗ヒスタミン薬等の投与が症状を緩解するとの報告がある)。
(適用上の注意)
1.投与経路:筋肉内にのみ注射する。
2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため次記の点に注意する。
1).注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与する。
2).繰り返し注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避ける。なお、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
3.開封時:アンプルカット時の異物混入を避けるため、エタノール消毒綿等で清拭しカットする。
(取扱い上の注意)
1.貯法:保存中に結晶が析出した場合は、室温で溶解して使用する。
2.アンプルカット時の注意:本品は、「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、アンプル枝部のマークを上にして、反対方向に折りとる。
(保管上の注意)
冷所。
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