処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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アンサー皮下注20μgの基本情報
基本情報
- 放射線療法による白血球減少症
- 放射線治療開始日以降から投与を開始し、放射線治療終了日まで(但し8週間を限度とする)1回1mLを1日1回、週2回皮下投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 但し、1回の投与として2mLを超えない
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- アレルギー
- 重篤な肝障害
- 薬物過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
放射線療法による白血球減少症。
放射線治療開始日以降から投与を開始し、放射線治療終了日まで(但し8週間を限度とする)1回1mLを1日1回、週2回皮下投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、1回の投与として2mLを超えない。
総症例322例中15例(4.7%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告された。その主なものは、注射部位の発赤、腫脹、硬結、水疱形成及び疼痛の適用部位障害3.0%、湿疹及び発疹等の過敏症状0.9%であった。臨床検査値ではALT(GPT)上昇0.9%、AST(GOT)上昇0.3%、LDH上昇0.3%及びAl−P上昇0.3%がみられた(承認時)。
その他の副作用:次の副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1.過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、蕁麻疹、発熱[このような場合は投与を中止する]。
2.消化器:(0.1〜5%未満)悪心、嘔吐。
3.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇、Al−P上昇、総ビリルビン上昇、γ−GTP上昇等の肝機能障害。
4.適用部位:(0.1〜5%未満)疼痛、硬結、水疱形成、発赤、腫脹、そう痒感、(頻度不明)熱感。
5.その他:(0.1%未満)倦怠感。
(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.薬物過敏症の既往歴のある患者。
2.アレルギー素因のある患者。
3.重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤は、放射線療法による白血球減少症に投与し、他の白血球減少症には投与しない。
2.本剤の投与中は白血球数を定期的に検査し、白血球の推移に留意する。
3.本剤の投与により、効果がみられない場合は、他の治療に切り替える等適切な処置を行う。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.動物実験では催奇形性は認められていないが、妊娠中又は授乳中の投与に関する安全性は確立されていないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
2.動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められているので、本剤投与中は授乳を避ける。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
1.投与経路:皮下に投与する。また、繰り返し注射する場合には同一部位の反復注射は避ける。
2.アンプルカット時:本剤はワンポイントカットアンプルであるが、異物混入を避けるためアンプルカット部分を、エタノール綿等で清拭しカットすることが望ましい。
(取扱い上の注意)
本品は「一点カットアンプル」を使用しているのでヤスリを用いず、アンプル枝部のマーク(青)の反対方向に折り取る。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。