処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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トランサミンシロップ5%の基本情報
基本情報
- 手術中・術後の異常出血
- 前立腺手術中・術後の異常出血
- 咽喉頭炎の咽頭痛
- 咽喉頭炎の充血
- 咽喉頭炎の腫脹
- 咽喉頭炎の発赤
- 口内炎の口内痛
- 口内炎の口内粘膜アフタ
- 再生不良性貧血の出血傾向
- 紫斑病の出血傾向
- 蕁麻疹の紅斑
- 蕁麻疹の腫脹
- 蕁麻疹のそう痒
- 中毒疹の紅斑
- 中毒疹の腫脹
- 中毒疹のそう痒
- 白血病の出血傾向
- 湿疹及びその類症の紅斑
- 湿疹及びその類症の腫脹
- 湿疹及びその類症のそう痒
- 扁桃炎の咽頭痛
- 扁桃炎の充血
- 扁桃炎の腫脹
- 扁桃炎の発赤
- 薬疹の紅斑
- 薬疹の腫脹
- 薬疹のそう痒
- 局所線溶亢進の異常出血
- 局所線溶亢進の腎出血
- 局所線溶亢進の性器出血
- 局所線溶亢進の肺出血
- 局所線溶亢進の鼻出血
- 全身性線溶亢進の出血傾向
- トラネキサム酸として次記1日量を3〜4回に分割経口投与する
- なお、症状により適宜増減する
- (1日投与量)〜1歳:75〜200mg(1.5〜4mL)
- 2〜3歳:150〜350mg(3〜7mL)
- 4〜6歳:250〜650mg(5〜13mL)
- 7〜14歳:400〜1000mg(8〜20mL)
- 15歳〜:750〜2000mg(15〜40mL)
副作用
注意事項
- 禁止
- トロンビン投与中
- 慎重投与
- 過敏症
- 血栓
- 血栓症
- 血栓性静脈炎
- 消費性凝固障害
- 心筋梗塞
- 腎不全
- 脳血栓
- 圧迫止血の処置を受けている
- 術後の臥床状態
- 投与に際する指示
- 消費性凝固障害
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- トロンビン
- 血栓形成傾向
- ヘモコアグラーゼ
- 血栓形成傾向
- バトロキソビン
- 血栓・塞栓症
- 凝固因子製剤<トロンビンは併用禁忌>
- 口腔等・線溶系活性が強い部位では凝固系がより亢進
- エプタコグアルファ
- 口腔等・線溶系活性が強い部位では凝固系がより亢進
処方理由
添付文書
1.全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(白血病、再生不良性貧血、紫斑病等、及び手術中・術後の異常出血)。
2.局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血(肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)。
3.次記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状:湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹。
4.次記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状:扁桃炎、咽喉頭炎。
5.口内炎における口内痛及び口内粘膜アフタ。
トラネキサム酸として次記1日量を3〜4回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
(1日投与量)
〜1歳:75〜200mg(1.5〜4mL)。
2〜3歳:150〜350mg(3〜7mL)。
4〜6歳:250〜650mg(5〜13mL)。
7〜14歳:400〜1000mg(8〜20mL)。
15歳〜:750〜2000mg(15〜40mL)。
副作用発生状況の概要:総症例数2,954例中報告された主な副作用は食欲不振0.61%(18件)、悪心0.41%(12件)、嘔吐0.20%(6件)、胸やけ0.17%(5件)、そう痒感0.07%(2件)、発疹0.07%(2件)等であった[文献集計による(再審査対象外)]。
1.重大な副作用(頻度不明)
痙攣:人工透析患者において痙攣が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).過敏症:(0.1%未満)そう痒感、発疹等。
2).消化器:(0.1〜1%未満)食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ。
3).その他:(0.1%未満)眠気。
(禁忌)
トロンビン投与中の患者。
(慎重投与)
1.血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)及び血栓症が現れる恐れのある患者[血栓を安定化する恐れがある]。
2.消費性凝固障害のある患者(ヘパリン等と併用する)[血栓を安定化する恐れがある]。
3.術後の臥床状態にある患者及び圧迫止血の処置を受けている患者[静脈血栓を生じやすい状態であり、本剤投与により血栓を安定化する恐れがある(離床、圧迫解除に伴い肺塞栓症を発症した例が報告されている)]。
4.腎不全のある患者[血中濃度が上昇することがある]。
5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(相互作用)
1.併用禁忌:トロンビン[血栓形成傾向が現れる恐れがある(血栓形成を促進する作用があり、併用により血栓形成傾向が増大する)]。
2.併用注意:
1).ヘモコアグラーゼ[大量併用により血栓形成傾向が現れる恐れがある(ヘモコアグラーゼによって形成されたフィブリン塊は、本剤の抗プラスミン作用によって比較的長く残存し閉塞状態を持続させる恐れがあると考えられている)]。
2).バトロキソビン[血栓・塞栓症を起こす恐れがある(バトロキソビンによって生成するdesAフィブリンポリマーの分解を阻害する)]。
3).凝固因子製剤<トロンビンは併用禁忌>(エプタコグアルファ等)[口腔等・線溶系活性が強い部位では凝固系がより亢進する恐れがある(凝固因子製剤は凝固系を活性化させることにより止血作用を発現し、一方、本剤は線溶系を阻害することにより止血作用を発現する)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(その他の注意)
イヌに長期・大量投与したところ網膜変性が現れたとの報告がある。
(保管上の注意)
遮光。
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