処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ハイ・プレアミン注−10%の基本情報
基本情報
- 手術前後のアミノ酸補給
- 低栄養状態のアミノ酸補給
- 低蛋白血症のアミノ酸補給
- 1回20〜500mLを緩徐に静注又は点滴静注する
- 投与速度は、アミノ酸の量として60分間に10g前後が体内利用に望ましく200mLあたり80〜100分を基準とし、小児、老人、重篤な患者には更に緩徐に注入する
- なお、年齢、症状、体重により適宜増減する
- 生体のアミノ酸利用効率上、糖類輸液剤と同時投与することが望ましい
副作用
注意事項
- 禁止
- アミノ酸代謝異常
- 肝性昏睡
- 高度腎不全
- 高窒素血症<透析又は血液濾過実施中を除く>
- 重篤な腎障害<透析又は血液濾過実施中を除く>
- 慎重投与
- 高度アシドーシス
- うっ血性心不全
- 透析又は血液濾過実施中の高窒素血症
- 透析又は血液濾過実施中の重篤な腎障害
- 注意
- 透析又は血液濾過実施中の高窒素血症
- 透析又は血液濾過実施中の重篤な腎障害
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
次記状態時のアミノ酸補給:低蛋白血症、低栄養状態、手術前後。
1回20〜500mLを緩徐に静注又は点滴静注する。投与速度は、アミノ酸の量として60分間に10g前後が体内利用に望ましく200mLあたり80〜100分を基準とし、小児、老人、重篤な患者には更に緩徐に注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。生体のアミノ酸利用効率上、糖類輸液剤と同時投与することが望ましい。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)発疹等。
2.消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐等。
3.循環器:(頻度不明)胸部不快感、動悸等。
4.大量・急速投与:(頻度不明)大量・急速投与によりアシドーシス。
5.その他:(頻度不明)悪寒、発熱、熱感、頭痛、血管痛。
(禁忌)
1.肝性昏睡又は肝性昏睡の恐れのある患者[肝性昏睡を悪化させたり惹起させる恐れがある]。
2.重篤な腎障害<透析又は血液濾過実施中を除く>のある患者又は高窒素血症<透析又は血液濾過実施中を除く>の患者[高度腎不全時には、蛋白質やアミノ酸の代謝産物である尿素などの窒素化合物の尿中排泄が阻害され、高窒素血症を惹起する恐れがある]。
3.アミノ酸代謝異常のある患者[血中でのアミノ酸インバランスなどから副作用が現れる恐れがある]。
(慎重投与)
1.透析又は血液濾過実施中の重篤な腎障害のある患者又は透析又は血液濾過実施中の高窒素血症の患者[アミノ酸の代謝産物である尿素等の滞留が起こる恐れがある]。
2.高度アシドーシスのある患者[アシドーシスを悪化させる恐れがある]。
3.うっ血性心不全のある患者[心不全を悪化させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
透析又は血液濾過実施中の重篤な腎障害のある患者又は透析又は血液濾過実施中の高窒素血症の患者における、尿素等の除去量、蓄積量は透析の方法及び病態によって異なるので、血液生化学検査、酸塩基平衡、体液バランス等の評価により患者の状態を確認した上で投与開始及び継続の可否を判断する。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
1.投与前:
1).寒冷時に、又は著しい温度変化があった場合、結晶が析出することがあるので、このような場合には加温溶解後、体温付近まで放冷して使用する。
2).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。
2.投与時:ナトリウム約8mEq/L、クロル約137mEq/Lが含まれているので、大量投与時又は電解質液を併用する場合には電解質バランスに注意する。
3.投与速度:ゆっくり静脈内に投与する。
(取扱い上の注意)
1.ポリアル(スノープル)製品:
1).ブリスター包装の内面に水滴が認められた場合は使用しない。
2).内容液に着色や混濁が認められた場合は使用しない。
3).ブリスター包装を開封後は速やかに使用する。
2.安定性試験:ブリスター包装を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、試験項目はいずれも規格範囲内であった。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。