処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ビースリミン注の基本情報
基本情報
- 授乳婦のビタミン類の補給
- 消耗性疾患のビタミン類の補給
- 妊産婦のビタミン類の補給
- ビタミン類欠乏の関節痛
- ビタミン類欠乏の筋肉痛
- ビタミン類欠乏の神経痛
- ビタミン類欠乏の末梢神経炎
- ビタミン類欠乏の末梢神経麻痺
- ビタミン類代謝障害の関節痛
- ビタミン類代謝障害の筋肉痛
- ビタミン類代謝障害の神経痛
- ビタミン類代謝障害の末梢神経炎
- ビタミン類代謝障害の末梢神経麻痺
- 食事からの摂取が不十分のビタミン類の補給
- 1日1回10mLを緩徐に静脈内注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- レボドパ
- 有効性を減じる
処方理由
添付文書
1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。
2.次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺。
2.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
1日1回10mLを緩徐に静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
1.重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状:ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣等が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1%以上)発疹、(0.1%未満)そう痒感[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
2).消化器:(0.1%以上)悪心・嘔吐。
3).投与部位:(0.1%以上)局所疼痛。
(禁忌)
本剤及びチアミンジスルフィドに対し過敏症の既往歴のある患者。
(相互作用)
併用注意:レボドパ[レボドパの有効性を減じることがある(ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療中の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
1.調製時:本剤は、アミノ酸製剤と混合した場合、ビタミンの分解が促進されることがあるので注意する。
2.注射速度:静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くする。
3.アンプルカット時:アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してから、ヤスリを用いないで、アンプル頭部のマーク(白色)の反対方向に折る。
(取扱い上の注意)
安定性試験:長期保存試験(5℃、2年)の結果、通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
遮光、冷所保存。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。