処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
※キーワードをスペースで区切るとAND検索に、半角の「|」で挟むとOR検索になります
メナテトレノンカプセル15mg「CH」の基本情報
基本情報
体内にビタミンKを補うことでビタミンKの作用により、骨を強くしたり、出血傾向などを改善する薬
- グラケー
- ケイツー
- ケーワン
- 骨粗鬆症における骨量の改善
- 骨粗鬆症における疼痛の改善
- メナテトレノンとして1日45mgを3回に分けて食後に経口投与する
副作用
注意事項
- 禁止
- ワルファリンカリウム投与中
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- ワルファリンカリウム
- 期待薬効が減弱
処方理由
添付文書
骨粗鬆症における骨量・骨粗鬆症における疼痛の改善。
メナテトレノンとして1日45mgを3回に分けて食後に経口投与する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.消化器:(頻度不明)胃部不快感、腹痛、下痢、悪心、口内炎、食欲不振、消化不良、便秘、口渇、舌炎、嘔吐。
2.過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒、発赤。
3.精神神経系:(頻度不明)頭痛、眩暈、ふらつき、しびれ。
4.循環器:(頻度不明)血圧上昇、動悸。
5.肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等。
6.泌尿器:(頻度不明)BUN上昇等、頻尿。
7.その他:(頻度不明)浮腫、眼異常、関節痛、倦怠感。
(禁忌)
ワルファリンカリウム投与中の患者。
(重要な基本的注意)
1.本剤の適用にあたっては、厚生省「老人性骨粗鬆症の予防及び治療法に関する総合的研究班」の診断基準(骨量減少の有無、骨折の有無、腰背痛の有無などの総合による)等を参考に、骨粗鬆症との診断が確立し、骨量減少・疼痛がみられる患者を対象とする。
2.発疹、発赤、そう痒等が現れた場合には投与を中止する。
(相互作用)
併用禁忌:ワルファリンカリウム<ワーファリン>[ワルファリンの期待薬効が減弱する可能性があるので、患者がワルファリン療法を必要とする場合はワルファリン療法を優先し、本剤の投与を中止し、プロトロンビン時間、トロンボテストなど血液凝固能検査を実施し、ワルファリンが維持量に達するまで定期的にモニタリングを行う(ワルファリンは肝細胞内のビタミンK代謝サイクルを阻害し、凝固能のない血液凝固因子を産生することにより抗凝固作用、血栓形成の予防作用を示す製剤であり、本剤はビタミンK2製剤であるため、ワルファリンと併用するとワルファリンの作用を減弱する)]。
(高齢者への投与)
高齢者に長期にわたって投与されることが多い薬剤なので、投与中は患者の状態を十分に観察する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦、授乳婦への投与に関する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与時:本剤は空腹時投与で吸収が低下するので、必ず食後に服用させる(なお、本剤は脂溶性であるため、食事に含まれる脂肪量が少ない場合には吸収が低下する)。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、メナテトレノンカプセル15mg「CH」の室温保存における3年間の安定性が確認された。
(保管上の注意)
1.気密容器。
2.軟カプセルは開封後高温・湿気を避けて保存する(湿気によりカプセル皮膜が軟化することがある)。
3.主剤であるメナテトレノンは光に対し不安定であるので、遮光保存することが望ましい。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。