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ケーワンカプセル20mgの基本情報
基本情報
- 胃腸障害のビタミンK吸収障害
- 肝障害の低プロトロンビン血症
- 新生児低プロトロンビン血症
- ビタミンK欠乏の出血
- ビタミンK欠乏症の治療
- ビタミンK欠乏症の予防
- 薬剤投与中の低プロトロンビン血症
- 胆道障害のビタミンK吸収障害
- フィトナジオンとして、1日5〜15mg、新生児出血の予防には母体に対し10mg、薬剤投与中に起こる低プロトロンビン血症等には20〜50mgを分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 妊婦・産婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 禁止
- 新生児(0日〜27日)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- クマリン系抗凝血剤
- 作用を減弱
- ワルファリンカリウム
- 作用を減弱
処方理由
添付文書
1.ビタミンK欠乏症の予防及び治療:各種薬剤投与中(クマリン系抗凝血薬、サリチル酸、抗生物質など)に起こる低プロトロンビン血症、胆道障害及び胃腸障害に伴うビタミンK吸収障害、新生児低プロトロンビン血症、肝障害に伴う低プロトロンビン血症。
2.ビタミンK欠乏が推定される出血。
フィトナジオンとして、1日5〜15mg、新生児出血の予防には母体に対し10mg、薬剤投与中に起こる低プロトロンビン血症等には20〜50mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.血液:(頻度不明)高ビリルビン血症[類薬(メナジオン)の大量・長期投与により、このような症状が現れたとの報告があるので、血液凝固異常を考慮して慎重に投与する]。
2.消化器:(頻度不明)悪心、嘔気、軟便。
(相互作用)
併用注意:クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム)[併用に注意する(ワルファリンの作用を減弱する)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠末期の婦人には大量投与を避ける[大量投与により、まれに新生児に高ビリルビン血症が現れることがある]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
PTP包装は外箱開封後、遮光(含量が低下し、また変色することがある)。
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