処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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カチーフN錠5mgの基本情報
基本情報
体内にビタミンKを補うことでビタミンKの作用により、骨を強くしたり、出血傾向などを改善する薬
- グラケー
- ケイツー
- ケーワン
- 胃腸障害のビタミンK吸収障害
- 新生児低プロトロンビン血症
- ビタミンK欠乏の出血
- ビタミンK欠乏症の治療
- ビタミンK欠乏症の予防
- 胆道障害のビタミンK吸収障害
- 肝障害に伴う低プロトロンビン血症
- 薬剤投与中におこる低プロトロンビン血症
- クマリン系抗凝血薬投与中におこる低プロトロンビン血症
- サリチル酸投与中におこる低プロトロンビン血症
- 抗生物質投与中におこる低プロトロンビン血症
- フィトナジオンとして、1日5〜15mg、新生児出血の予防には母体に対し10mg、薬剤投与中におこる低プロトロンビン血症、胆道及び胃腸障害に伴うビタミンKの吸収障害、肝障害に伴う低プロトロンビン血症には20〜50mgを分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 妊婦・産婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 禁止
- 新生児(0日〜27日)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- クマリン系抗凝血剤
- 作用を減弱
- ワルファリン
- 作用を減弱
処方理由
添付文書
1.ビタミンK欠乏症の予防及び治療:
1).各種薬剤投与中におこる低プロトロンビン血症(クマリン系抗凝血薬投与中におこる低プロトロンビン血症、サリチル酸投与中におこる低プロトロンビン血症、抗生物質投与中におこる低プロトロンビン血症等)。
2).胆道障害及び胃腸障害に伴うビタミンK吸収障害。
3).新生児低プロトロンビン血症。
4).肝障害に伴う低プロトロンビン血症。
2.ビタミンK欠乏が推定される出血。
フィトナジオンとして、1日5〜15mg、新生児出血の予防には母体に対し10mg、薬剤投与中におこる低プロトロンビン血症、胆道及び胃腸障害に伴うビタミンKの吸収障害、肝障害に伴う低プロトロンビン血症には20〜50mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
1.血液:類薬(メナジオン)で大量・長期投与により、高ビリルビン血症が現れるとの報告があるので、血液凝固異常を考慮して慎重に投与する。
2.消化器:悪心、嘔気、軟便等(頻度不明)が現れることがある。
(相互作用)
併用注意:クマリン系抗凝血薬(ワルファリン)[併用に注意する(ワルファリンの作用を減弱する)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠末期の婦人には大量投与を避ける[類薬(メナジオン)で大量投与により、新生児等に高ビリルビン血症が現れるとの報告がある]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。
(保管上の注意)
開封後も遮光。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。