処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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アデロキザール散7.8%の基本情報
基本情報
- 授乳婦のビタミンB6の補給
- 消耗性疾患のビタミンB6の補給
- 妊産婦のビタミンB6の補給
- ビタミンB6依存症
- ビタミンB6欠乏症の治療
- ビタミンB6欠乏症の予防
- ビタミンB6反応性貧血
- ビタミンB6欠乏のアトピー皮膚炎
- ビタミンB6欠乏の急性湿疹
- ビタミンB6欠乏の口角炎
- ビタミンB6欠乏の口唇炎
- ビタミンB6欠乏の口内炎
- ビタミンB6欠乏の脂漏性湿疹
- ビタミンB6欠乏の尋常性ざ瘡
- ビタミンB6欠乏の舌炎
- ビタミンB6欠乏の接触皮膚炎
- ビタミンB6欠乏の放射線宿酔
- ビタミンB6欠乏の放射線障害
- ビタミンB6欠乏の末梢神経炎
- ビタミンB6欠乏の慢性湿疹
- ビタミンB6代謝障害のアトピー皮膚炎
- ビタミンB6代謝障害の急性湿疹
- ビタミンB6代謝障害の口角炎
- ビタミンB6代謝障害の口唇炎
- ビタミンB6代謝障害の口内炎
- ビタミンB6代謝障害の脂漏性湿疹
- ビタミンB6代謝障害の尋常性ざ瘡
- ビタミンB6代謝障害の舌炎
- ビタミンB6代謝障害の接触皮膚炎
- ビタミンB6代謝障害の放射線宿酔
- ビタミンB6代謝障害の放射線障害
- ビタミンB6代謝障害の末梢神経炎
- ビタミンB6代謝障害の慢性湿疹
- 食事からの摂取が不十分のビタミンB6の補給
- ピリドキサールリン酸エステル水和物として、1日10〜60mgを1〜3回に分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 極めてまれであるが、依存症の場合には、より大量を用いる必要のある場合もある
副作用
注意事項
- 慎重投与
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 注意
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 高齢者
- 慎重投与
- 新生児(0日〜27日)
- 乳幼児(0歳〜6歳)
- 注意
- ビタミンB6依存症の新生児(0日〜27日)
- ビタミンB6依存症の乳幼児(0歳〜6歳)
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- ビタミンB6依存症の新生児(0日〜27日)
- ビタミンB6依存症の乳幼児(0歳〜6歳)
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- レボドパ
- 作用を減弱
処方理由
添付文書
1.ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与<例えばイソニアジド>によるものを含む)。
2.ビタミンB6の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)。
3.ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血等)。
4.次記疾患のうちビタミンB6欠乏又はビタミンB6代謝障害が関与すると推定される場合:口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、急性湿疹・慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、尋常性ざ瘡、末梢神経炎、放射線障害(放射線宿酔)。
4.の適応<効能又は効果>に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
ピリドキサールリン酸エステル水和物として、1日10〜60mgを1〜3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。極めてまれであるが、依存症の場合には、より大量を用いる必要のある場合もある。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
1.依存症における大量投与:ビタミンB6依存症に大量を用いる必要のある場合は観察を十分に行いながら投与する。特にビタミンB6依存症の新生児、ビタミンB6依存症の乳幼児への投与は少量から徐々に増量し、症状に適合した投与量に到達させる。
2.B6量換算:本品はリン酸ピリドキサールカルシウムの10%散である。従ってピリドキサールリン酸エステル水和物10〜60mgは、本品128〜768mgに該当する。
1).ピリドキサールリン酸エステル水和物10mg:本品128mg(0.128g)。
2).ピリドキサールリン酸エステル水和物20mg:本品256mg(0.256g)。
3).ピリドキサールリン酸エステル水和物30mg:本品384mg(0.384g)。
4).ピリドキサールリン酸エステル水和物40mg:本品512mg(0.512g)。
5).ピリドキサールリン酸エステル水和物50mg:本品640mg(0.640g)。
6).ピリドキサールリン酸エステル水和物60mg:本品768mg(0.768g)。
1.重大な副作用
横紋筋融解症:新生児、乳幼児に大量に用いた場合、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れ、急性腎不全等の重篤な腎障害に至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止する。
2.その他の副作用
1).過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2).消化器:(0.1%未満)悪心、食欲不振、腹部膨満感、(頻度不明)*下痢、*嘔吐[*:新生児、乳幼児に大量に用いた場合、認められたとの報告がある]。
3).肝臓:(頻度不明)肝機能異常[新生児、乳幼児に大量に用いた場合、認められたとの報告がある]。
(相互作用)
併用注意:レボドパ[作用を減弱することがある(ビタミンB6はレボドパ脱炭酸酵素の補酵素であるため併用により末梢での脱炭酸化を促し、作用部位への到達量を減少させると考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦、産婦、授乳婦等への投与に対する安全性は確立していない。
(小児等への投与)
新生児、乳幼児に大量に用いた場合、横紋筋融解症、下痢、嘔吐、肝機能異常等の副作用が現れることがあるので、慎重に投与する。
(保管上の注意)
遮光した気密容器。
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