処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
※キーワードをスペースで区切るとAND検索に、半角の「|」で挟むとOR検索になります
FAD注30mg「わかもと」の基本情報
基本情報
水溶性ビタミンでビタミンB群の一種であるビタミンB2を主成分とする製剤で、体内にビタミンB2を補充することで、主にビタミンB2欠乏による粘膜症状、皮膚症状、眼症状などを改善する薬
- フラビタン
- ハイボン
- アデラビン
- 授乳婦のビタミンB2の補給
- 消耗性疾患のビタミンB2の補給
- 妊産婦のビタミンB2の補給
- 激しい肉体労働時のビタミンB2の補給
- ビタミンB2欠乏の陰部糜爛
- ビタミンB2欠乏の角膜部周擁充血
- ビタミンB2欠乏の角膜脈管新生
- ビタミンB2欠乏の急性湿疹
- ビタミンB2欠乏の結膜炎
- ビタミンB2欠乏の口角炎
- ビタミンB2欠乏の口唇炎
- ビタミンB2欠乏の口内炎
- ビタミンB2欠乏の肛門周囲糜爛
- ビタミンB2欠乏の酒さ
- ビタミンB2欠乏の脂漏性湿疹
- ビタミンB2欠乏の尋常性ざ瘡
- ビタミンB2欠乏の舌炎
- ビタミンB2欠乏の日光皮膚炎
- ビタミンB2欠乏のびまん性表層角膜炎
- ビタミンB2欠乏のペラグラ
- ビタミンB2欠乏の慢性湿疹
- ビタミンB2欠乏症の治療
- ビタミンB2欠乏症の予防
- ビタミンB2代謝障害の陰部糜爛
- ビタミンB2代謝障害の角膜部周擁充血
- ビタミンB2代謝障害の角膜脈管新生
- ビタミンB2代謝障害の急性湿疹
- ビタミンB2代謝障害の結膜炎
- ビタミンB2代謝障害の口角炎
- ビタミンB2代謝障害の口唇炎
- ビタミンB2代謝障害の口内炎
- ビタミンB2代謝障害の肛門周囲糜爛
- ビタミンB2代謝障害の酒さ
- ビタミンB2代謝障害の脂漏性湿疹
- ビタミンB2代謝障害の尋常性ざ瘡
- ビタミンB2代謝障害の舌炎
- ビタミンB2代謝障害の日光皮膚炎
- ビタミンB2代謝障害のびまん性表層角膜炎
- ビタミンB2代謝障害のペラグラ
- ビタミンB2代謝障害の慢性湿疹
- 食事からの摂取が不十分のビタミンB2の補給
- FADとして1日1〜40mgを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 希望禁止
- 乳児
- 幼児・小児
- 注意
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 希望禁止
- 乳児(0日〜364日)
- 幼児(0歳〜6歳)
- 小児(0歳〜14歳)
- 注意
- 低出生体重児(0日〜27日)
- 新生児(0日〜27日)
相互作用
処方理由
添付文書
1.ビタミンB2欠乏症の予防及び治療。
2.ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)。
3.次記疾患のうち、ビタミンB2欠乏又はビタミンB2代謝障害が関与すると推定される場合(ビタミンB2欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない):口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、肛門周囲糜爛及び陰部糜爛、急性湿疹・慢性湿疹、脂漏性湿疹、ペラグラ、尋常性ざ瘡、酒さ、日光皮膚炎、結膜炎、びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生。
FADとして1日1〜40mgを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。
(適用上の注意)
1.静脈内注射時:静脈内注射の場合は、注射速度が速すぎると一過性胸部不快感を訴えることがあるので、できるだけゆっくり注射する。ゆっくり注射しても胸部不快感を訴える場合は、輸液等で希釈し点滴静脈内注射するか、皮下又は筋肉内注射に切替えるなど適切な処置を行う。
2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮する。
1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
2).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
3.アンプルカット時:本製品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
(取扱い上の注意)
安定性試験:長期保存試験(25±1℃、湿度60±5%、3年6カ月)の結果、10mg、20mg及び30mg共に通常の市場流通下において3年6カ月間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
遮光。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。