基本情報

薬効分類

活性型ビタミンD3製剤詳しく見る

  • 小腸からのカルシウム吸収を促進させ、骨量の減少を抑え骨粗しょう症による骨折などの危険性を低下させる薬
活性型ビタミンD3製剤の代表的な商品名
  • エディロール
  • アルファロール ワンアルファ
  • ロカルトロール
  • フルスタン ホーネル

効能・効果詳しく見る

  • クル病の筋力低下の改善
  • クル病の骨痛の改善
  • クル病の骨病変の改善
  • クル病のしびれの改善
  • クル病の知覚異常の改善
  • クル病の低カルシウム血症の改善
  • クル病のテタニーの改善
  • クル病のビタミンD代謝異常の改善
  • 骨粗鬆症
  • 骨軟化症の筋力低下の改善
  • 骨軟化症の骨痛の改善
  • 骨軟化症の骨病変の改善
  • 骨軟化症のしびれの改善
  • 骨軟化症の知覚異常の改善
  • 骨軟化症の低カルシウム血症の改善
  • 骨軟化症のテタニーの改善
  • 骨軟化症のビタミンD代謝異常の改善
  • 副甲状腺機能低下症の筋力低下の改善
  • 副甲状腺機能低下症の骨痛の改善
  • 副甲状腺機能低下症の骨病変の改善
  • 副甲状腺機能低下症のしびれの改善
  • 副甲状腺機能低下症の知覚異常の改善
  • 副甲状腺機能低下症の低カルシウム血症の改善
  • 副甲状腺機能低下症のテタニーの改善
  • 副甲状腺機能低下症のビタミンD代謝異常の改善
  • 慢性腎不全の筋力低下の改善
  • 慢性腎不全の骨痛の改善
  • 慢性腎不全の骨病変の改善
  • 慢性腎不全のしびれの改善
  • 慢性腎不全の知覚異常の改善
  • 慢性腎不全の低カルシウム血症の改善
  • 慢性腎不全のテタニーの改善
  • 慢性腎不全のビタミンD代謝異常の改善

注意すべき副作用詳しく見る

高カルシウム血症嘔気下痢食欲不振便秘嘔吐胃不快感胃痛口渇腹部不快感

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤は患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに投与量を調節する
  • 1.骨粗鬆症の場合:カルシトリオールとして1日0.5μgを2回に分けて経口投与する
    • 但し、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.慢性腎不全の場合:1日1回カルシトリオールとして0.25〜0.75μgを経口投与する
    • 但し、年齢、症状により適宜増減する
  • 3.副甲状腺機能低下症、その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患の場合:1日1回カルシトリオールとして0.5〜2.0μgを経口投与する
    • 但し、疾患、年齢、症状、病型により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 高カルシウム血症
    • ビタミンD中毒症状

副作用

主な副作用

高カルシウム血症嘔気下痢食欲不振便秘嘔吐胃不快感胃痛口渇腹部不快感心窩部痛

上記以外の副作用

腹部膨満感口内炎いらいら感不眠頭痛動悸AST上昇ALT上昇LDH上昇BUN上昇クレアチニン上昇血中尿酸上昇皮膚そう痒感蕁麻疹発疹皮膚乾燥結膜充血関節周囲の石灰化化骨形成脱力感倦怠感背部痛カルシウム沈着熱感発熱胸痛月経不順鼻出血尿路結石顔面潮紅腰痛下肢痛四肢の冷え浮腫

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 高カルシウム血症
    • ビタミンD中毒症状
  • 注意
    • 高リン血症
  • 投与に際する指示
    • 高リン血症

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 幼児・小児
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 幼児・小児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ビタミンD 高カルシウム血症
ビタミンD誘導体製剤 高カルシウム血症
アルファカルシドール 高カルシウム血症
PTH製剤 高カルシウム血症
テリパラチド 高カルシウム血症
カルシウム経口剤 高カルシウム血症
乳酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症
炭酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症
マグネシウム製剤経口剤 高マグネシウム血症
酸化マグネシウム<経口> 高マグネシウム血症
炭酸マグネシウム<経口> 高マグネシウム血症
ジギタリス剤 高カルシウム血症に伴う不整脈

飲食物との相互作用

  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • ビタミンDを含むもの<きくらげ、あんこう、しらす干し、いわし、にしん など>
  • マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>

処方理由

活性型ビタミンD3この薬をファーストチョイスする理由(2017年3月更新)もっと見る

  • ・上皮小体を摘出した患者さんに多く使っています。(40歳代病院勤務医、内科系専門科)
  • ・同類薬の中では一番効果が高いと考えているので。(50歳代開業医、一般内科)
  • ・内服、注射剤の規格がそろっている。使い慣れており、特に大きな副作用も経験していないから。(40歳代病院勤務医、一般内科)

活性型ビタミンD3製剤この薬をファーストチョイスする理由(2015年11月更新)もっと見る

  • ・古くからある活性型ビタミンD製剤のため、気軽に使用できる。(50代勤務医、小児科)
  • ・他の活性型ビタミンD製剤と比較したことがないのでどの薬が良いのかははっきりしない。院内で採用されているものを使用しているが、特に問題となった経験はない。(50代勤務医、内科系専門科)
  • ・パルス療法は透析患者さんの二次性副甲状腺機能亢進症に有効で、よく使っている。(50代勤務医、一般内科)
  • ・副甲状腺機能亢進症の術後や、甲状腺全摘術後の副甲状腺機能低下時のコントロール目的で使用している。カルシウム製剤と併せて使用することがほとんどであるが、処方しやすく、日単位で変化する数値に対しても調整しやすい。(30代勤務医、外科系専門科)
  • ・甲状腺術後の、上皮小体機能低下症のカルシウムのコントロールがしやすい。(40代開業医、耳鼻咽喉科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.骨粗鬆症。
    2.次記疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症、しびれ、テタニー、知覚異常、筋力低下、骨痛、骨病変等)の改善:慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、クル病・骨軟化症。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤は患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに投与量を調節する。
    1.骨粗鬆症の場合:カルシトリオールとして1日0.5μgを2回に分けて経口投与する。但し、年齢、症状により適宜増減する。
    2.慢性腎不全の場合:1日1回カルシトリオールとして0.25〜0.75μgを経口投与する。但し、年齢、症状により適宜増減する。
    3.副甲状腺機能低下症、その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患の場合:1日1回カルシトリオールとして0.5〜2.0μgを経口投与する。但し、疾患、年齢、症状、病型により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    本剤投与中に現れる次のような副作用には高カルシウム血症に基づくと思われる症状が多いので、このような症状が現れた場合には、血清カルシウム値を測定することが望ましい。
    1.消化器:(頻度不明)嘔気、下痢、食欲不振、便秘、嘔吐、胃不快感、胃痛、口渇、腹部不快感、心窩部痛、腹部膨満感、口内炎。
    2.精神神経系:(頻度不明)いらいら感、不眠、頭痛。
    3.循環器:(頻度不明)動悸。
    4.肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇。
    5.腎臓:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇、血中尿酸上昇。
    6.皮膚:(頻度不明)皮膚そう痒感、蕁麻疹、発疹、皮膚乾燥。
    7.眼:(頻度不明)結膜充血。
    8.骨:(頻度不明)関節周囲の石灰化(化骨形成)。
    9.その他:(頻度不明)脱力感、倦怠感、背部痛、カルシウム沈着、熱感、発熱、胸痛、月経不順、鼻出血、尿路結石、顔面潮紅、腰痛、下肢痛、四肢の冷え、浮腫。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    高カルシウム血症又はビタミンD中毒症状を伴う患者[血清カルシウム値を更に上昇させる]。
    (慎重投与)
    1.妊婦、授乳婦。
    2.小児。
    (重要な基本的注意)
    1.過量投与を防ぐため、本剤投与中、血清カルシウム値の定期的測定を行い、血清カルシウム値が正常域を超えないよう投与量を調節する。
    2.高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬し、休薬により血清カルシウム値が正常域に達したら、減量して投与を再開する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.ビタミンD及びビタミンD誘導体(アルファカルシドール等)[高カルシウム血症が現れる恐れがある(作用が相互に増強される)]。
    2.PTH製剤(テリパラチド)[高カルシウム血症が現れる恐れがある(相加作用)]。
    3.カルシウム製剤<経口>(乳酸カルシウム水和物<経口>、炭酸カルシウム<経口>等)[高カルシウム血症が現れる恐れがある(本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる)]。
    4.マグネシウム含有製剤<経口>(酸化マグネシウム<経口>、炭酸マグネシウム<経口>等)[高マグネシウム血症が現れる恐れがある(本剤は腸管でのマグネシウムの吸収を促進させる、透析中の患者:腎よりのマグネシウムの排泄が低下している)]。
    5.ジギタリス[高カルシウム血症に伴う不整脈が現れる恐れがある(血清カルシウムの濃度が上昇すると、ジギタリスの作用が増強される)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので用量に注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.動物実験で催奇形作用が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[ラットで、胎仔化骨遅延(5.0μg/kg/日)、新生仔骨格異常(0.02μg/kg/日)、新生仔骨格変異(0.3μg/kg/日)が、ウサギで、胎仔臍ヘルニア(0.04μg/kg/日以上)、胎仔四肢異常等の胎仔複合奇形(0.08μg/kg/日以上)が報告されている]。
    2.授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせる[動物実験(ラット)でわずかに乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.小児に投与する場合には、血清カルシウム値など観察を十分に行いながら少量から投与を開始し、漸増投与するなど、過量投与にならないよう慎重に投与する[幼若ラット経口投与における急性毒性は成熟ラットに比べ強く現れている]。
    2.低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    高リン血症のある患者に投与する場合には、リン酸結合剤を併用し、血清リン値を下げる。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、通常の市場流通下においてそれぞれ3年間安定であることが推測された。
    (保管上の注意)
    遮光。

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