処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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セファランチン注10mgの基本情報
基本情報
- 円形脱毛症
- 放射線による白血球減少症
- 滲出性中耳カタル
- 粃糠性脱毛症
- まむし咬傷
- 1.白血球減少症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回5〜10mgを1日1回静脈内に注射するか又は皮下に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 2.脱毛症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回10mgを1週間に2回静脈内に注射するか又は皮下に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 3.滲出性中耳カタル:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回2〜5mgを1日1回静脈内に注射するか又は皮下に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- 4.まむし咬傷:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回1〜10mgを1日1回静脈内に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- <注>:重症化が予想される場合には、まむし抗毒素血清を使用することが望ましい
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 薬物過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 慎重投与
- 幼児・小児
- 高齢者
- 注意
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 希望禁止
- 低出生体重児(0日〜27日)
- 新生児(0日〜27日)
- 乳児(0日〜364日)
- 幼児(0歳〜6歳)
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
- 小児(0歳〜14歳)
- 注意
- 低出生体重児(0日〜27日)
- 新生児(0日〜27日)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.放射線による白血球減少症。
2.円形脱毛症・粃糠性脱毛症。
3.滲出性中耳カタル。
4.まむし咬傷。
1.白血球減少症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回5〜10mgを1日1回静脈内に注射するか又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.脱毛症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回10mgを1週間に2回静脈内に注射するか又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
3.滲出性中耳カタル:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回2〜5mgを1日1回静脈内に注射するか又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
4.まむし咬傷:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回1〜10mgを1日1回静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。<注>:重症化が予想される場合には、まむし抗毒素血清を使用することが望ましい。
本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーをおこすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、皮疹[このような症状が発現した場合には、投与を中止する]。
2).消化器:悪心、食欲不振[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
3).その他:注射部位の疼痛・血管痛、発熱、頭痛、硬結[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
薬物過敏症又はその既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
ショックの報告があるので問診を十分に行い、投与後は観察を十分に行う。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましい[動物実験で乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
1.低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していないので投与しないことが望ましい(使用経験が少ない)。
2.本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有しているため、低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある]。
3.小児に投与する場合には、観察を十分に行い、慎重に投与する。
(適用上の注意)
1.静脈内注射時に熱感、血管痛を伴うことがあるので、注入はできるだけ緩徐に行う(必要に応じ生理食塩液、糖液等で希釈して注入する)。
2.アルカリ性製剤ないしアルカロイドを沈殿させる他の製剤(サリチル酸製剤、抗生物質製剤等)により沈殿を起こすことがあるので、それらとの混注の場合は注意する。
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