処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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歯科用TDゼット液の基本情報
基本情報
- 歯肉整形の止血
- 歯肉縁下の支台歯形成時の歯肉圧排における出血の止血
- 歯肉縁下の窩洞形成時の歯肉圧排における出血の止血
- 印象採得時の歯肉圧排における出血の止血
- 本剤の適量をとり、出血部に塗布する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
相互作用
処方理由
添付文書
次の場合の止血に用いる。
1.歯肉縁下の支台歯形成時・歯肉縁下の窩洞形成時又は印象採得時の歯肉圧排における出血の止血。
2.歯肉整形の止血。
本剤の適量をとり、出血部に塗布する。
申請時(195例、264部位)及び再審査時(3,480例、4,093部位)の調査で、悪心1(0.03%)(症例数)、歯肉退縮8(0.18%)(部位数)、発赤26(0.60%)(部位数)、歯肉部疼痛1(0.02%)(部位数)、刺激感1(0.02%)(部位数)であった。
1.重大な副作用
1).ショック:ショックが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧降下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制等が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2).中枢神経:振戦、痙攣等の中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
2).消化器:悪心・嘔吐等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
3).過敏症:蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。
(禁忌)
リドカイン又はアミド型局所麻酔薬に対し、過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.過量の液を塗布しない。
2.出血部以外の粘膜に塗布しない。
3.のみこまぬようにする。
4.本剤にはリドカインが配合されているので、次のことに注意する、1)まれにショックを起こすことがあるので、使用に際しては、常時、直ちに応急処置のとれる準備が望ましい、2)ショック様症状をできるだけ避けるために、患者の全身状態の観察を十分に行う。
(適用上の注意)
歯科用のみに使用する。
(保管上の注意)
遮光した気密容器。
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