処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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歯科用TDゼット・ゼリーの基本情報
基本情報
- 口腔粘膜損傷の小出血の止血
- 本剤の適量をとり、出血部に塗布する
- 病気や症状に応じた注意事項
- 過敏症
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
相互作用
処方理由
添付文書
歯科領域における口腔粘膜損傷の小出血の止血。
本剤の適量をとり、出血部に塗布する。
申請時(63例、67部位)及び再審査時(556例、752部位)の調査で、歯肉退縮5(0.61%)(部位数)、発赤6(0.73%)(部位数)、歯肉部疼痛1(0.12%)(部位数)であった。
1.重大な副作用
1).ショック:ショックが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧降下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制等が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2).中枢神経:振戦、痙攣等の中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
2).消化器:悪心・嘔吐等[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒へ移行することがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
3).過敏症:蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等。
(禁忌)
リドカイン又はアミド型局所麻酔薬に対し、過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.過量の液を塗布しない。
2.出血部以外の粘膜に塗布しない。
3.のみこまぬようにする。
4.本剤にはリドカインが配合されているので、次のことに注意する。
1).まれにショックを起こすことがあるので、使用に際しては、常時、直ちに応急処置のとれる準備が望ましい。
2).ショック様症状をできるだけ避けるために、患者の全身状態の観察を十分に行う。
(適用上の注意)
歯科用のみに使用する。
(容器の使用法)
ノズルの先端をハサミ等で切り落としてから使用する。
(保管上の注意)
遮光した気密容器。
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