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ヒノポロン口腔用軟膏の基本情報
基本情報
- 急性歯肉炎
- 辺縁性歯周炎
- 十分清拭乾燥した患部に1日1回適量を注入する
- 又は、塗布する場合、患部を清拭したのち、1日1〜3回適量を使用する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- メトヘモグロビン血症
- 禁止
- 妊婦・産婦
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- ヨウ素
- ヒノキチオールの効果を減弱
- 金属の塩類
- ヒノキチオールの効果を減弱
- カルシウム・マグネシウム・鉄などを含むもの<牛乳、乳製品、バジル、海苔、ひじき など>
- ヨウ素を含むもの<昆布、ひじき、わかめ、海苔、たら など>
処方理由
添付文書
急性歯肉炎、辺縁性歯周炎。
十分清拭乾燥した患部に1日1回適量を注入する。又は、塗布する場合、患部を清拭したのち、1日1〜3回適量を使用する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).ショック:ショックが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧降下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸抑制等の症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う(アミノ安息香酸エチルによる)。
2).中枢神経:振戦、痙攣等の中毒症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行う(アミノ安息香酸エチルによる)。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).中枢神経:眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等(アミノ安息香酸エチルによる)[このような症状が現れた場合は、ショックあるいは中毒への移行に注意し、観察を十分に行い、必要に応じて適切な処置を行う]。
2).過敏症:過敏症状[このような症状や異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).下垂体・副腎皮質系:下垂体・副腎皮質系機能抑制(大量又は長期にわたる使用による)。
4).血液:メトヘモグロビン血症(アミノ安息香酸エチルによる)[このような症状や異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う]。
(禁忌)
1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.メトヘモグロビン血症のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
(相互作用)
併用注意:ヨード製剤、その他の金属塩を含む薬剤[ヒノキチオールの効果を減弱させる恐れがあるので併用を避ける]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立されていないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、長期使用を避ける。
(適用上の注意)
眼科用として使用しない。
(取扱い上の注意)
<注意>
1.本剤は、光や温度及び金属の影響により徐々に変色する性質があるので、使用後はキャップをしっかり締めて保管する。
2.シリンジを使用する場合には、安全性の面からロック式のミニウムシリンジを使用する。
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