処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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エピデュオゲルの基本情報
基本情報
尋常性ざ瘡(ニキビ)を初期の段階で治療し赤いニキビを減らすことで、炎症の強いニキビへの移行を防ぐ薬
- ディフェリンゲル
- エピデュオゲル
尋常性ざ瘡(ニキビ)の原因菌となるアクネ菌などへの抗菌作用や皮膚の角層の剥離を促すことでニキビの原因になる毛穴の閉塞を改善する作用によりニキビを治療する薬
- ベピオゲル
- デュアック配合ゲル
- エピデュオゲル
- 尋常性ざ瘡
- 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 注意
- 嚢腫
- 結節
- 投与に際する指示
- 嚢腫
- 結節
- 禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 刺激性のある外用剤
- 皮膚刺激感が増す
処方理由
添付文書
尋常性ざ瘡。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.本剤は顔面の尋常性ざ瘡にのみ使用する。
2.顔面以外の部位(胸部、背部等)における有効性・安全性は確立していない。
3.結節及び嚢腫には、他の適切な処置を行う。
1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.夕方から就寝前に使用する。
2.治療開始3カ月以内に症状の改善が認められない場合には使用を中止する。
3.症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しない。
国内第3相臨床試験(2試験)において、安全性評価対象例648例中70例(10.8%)に副作用が認められた。
主な副作用は、皮膚刺激(52例、8.0%)、皮膚疼痛(6例、0.9%)、アレルギー性皮膚炎(4例、0.6%)であった(承認時)。
その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1.皮膚及び皮下組織障害:(頻度不明)顔面腫脹、皮膚水疱、皮膚乾燥、皮膚灼熱感、皮膚不快感、皮膚刺激感、湿疹、ざ瘡、接触性皮膚炎、皮脂欠乏症、皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、発疹、そう痒性皮疹、脂漏性皮膚炎、皮膚浮腫、蕁麻疹、乾皮症、間擦疹、脂腺機能亢進、顔面浮腫、丘疹、皮膚炎症、紅斑性皮疹、皮膚反応、アレルギー性接触皮膚炎、汗疹、(0.1〜5%未満)皮膚疼痛、アレルギー性皮膚炎、紅斑、皮膚そう痒症、日光皮膚炎、皮膚糜爛、皮膚剥脱、(5%以上)皮膚刺激。
2.眼障害:(頻度不明)眼瞼刺激、眼瞼紅斑、眼瞼そう痒症、眼瞼腫脹、(0.1〜5%未満)眼瞼炎、眼瞼浮腫。
3.傷害、中毒及び処置合併症:(0.1〜5%未満)サンバーン。
4.呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(頻度不明)咽喉絞扼感。
5.感染症及び寄生虫症:(頻度不明)単純ヘルペス。
6.肝臓:(頻度不明)血中ビリルビン増加、AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、γ−GTP増加。
7.その他:(頻度不明)血中コレステロール増加、腫脹、ピリピリ感、灼熱感、口角炎、白血球数減少、白血球数増加、血小板数増加、違和感、ほてり、血中コレステロール減少、血中尿素減少。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
(重要な基本的注意)
1.本剤はアダパレンと過酸化ベンゾイルの配合剤であり、各単剤よりも皮膚刺激が発現する恐れがあるため、本剤よりも先に各単剤による治療を考慮する。
2.過敏症や重度皮膚刺激感が認められた場合は、本剤の使用を中止する。
3.本剤の使用中に皮膚剥脱、紅斑、刺激感、腫脹等が現れることがあり、紅斑や腫脹が顔面全体や頚部にまで及ぶ症例も報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の使用を中止するなど適切な処置を行う。
4.日光又は日焼けランプ等による過度の紫外線曝露を避ける。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては使用しない[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない、動物実験において、アダパレンの経皮投与(ラット、ウサギ)で奇形の発生は認められていないが、過剰肋骨の発生頻度増加が報告されている。アダパレンの経口投与(ラット、ウサギ)で催奇形作用が報告されている]。妊娠した場合、あるいは妊娠が予想される場合には医師に知らせるよう指導する。
2.授乳中の婦人には使用しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には授乳を避けさせる[皮膚外用に用いたときのヒト母乳中への移行は不明であり、動物実験において、アダパレンの経口又は静脈内投与(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は12歳未満の小児に対する安全性は確立されていない[使用経験がない]。
(適用上の注意)
1.使用時:
1).他の刺激性のある外用剤との併用の際には、皮膚刺激感が増す恐れがあるため注意する。
2).本剤は、毛髪や着色・染色された布織物を漂白、退色させる恐れがあるため、毛髪や衣料等に付着しないように注意する。
2.使用部位:
1).本剤は、外用としてのみ使用する。
2).切り傷、すり傷、湿疹のある皮膚への塗布は避ける。
3).眼、口唇、鼻翼及び粘膜を避けながら、患部に塗布する。眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意する(万一、眼に入った場合は直ちに水で洗い流す)。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。