処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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スピール膏Mの基本情報
基本情報
サリチル酸の作用により、角化した皮膚と一緒に角質層に多く存在する菌などを除去する薬
- サリチル酸ワセリン
- スピール膏
- 疣贅の角質剥離
- 胼胝腫の角質剥離
- 鶏眼の角質剥離
- 本剤を患部大(患部と同じ大きさ)に切って貼付し、移動しないように固定する
- 2〜5日目ごとに取り替える
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 著しい湿潤
- 著しい糜爛
- 患部が化膿
- 注意
- 糖尿病
- 投与に際する指示
- 著しい湿潤
- 著しい糜爛
- 患部が化膿
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 乳児
- 幼児・小児
- 慎重投与
- 乳児(0日〜364日)
- 小児(0歳〜14歳)
相互作用
処方理由
添付文書
疣贅、鶏眼、胼胝腫の角質剥離。
本剤を患部大(患部と同じ大きさ)に切って貼付し、移動しないように固定する。2〜5日目ごとに取り替える。
本剤は使用成績調査等の副作用頻度が明らかとなる調査を実施していない(再審査対象外)。
その他の副作用
1.長期・大量使用:まれに、内服、注射等全身的投与の場合と同様な副作用(食欲不振、悪心・嘔吐、消化管出血等)が現れることがある。
2.過敏症:過敏症状が現れた場合には使用を中止する。
3.皮膚:ときに発赤、紅斑等の症状が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には使用を中止する。
(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往のある患者。
(慎重投与)
患部が化膿している等著しい湿潤、著しい糜爛のある患者[あらかじめ適当な処置を行った後使用する]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。[シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。経口投与による動物実験で催奇形性が報告されている]。
(小児等への投与)
乳児、小児では副作用が発現しやすいので慎重に投与する。
(糖尿病の治療を受けている人)
糖尿病患者は感染抵抗力が低下しており、糖尿病患者は、角質を取る際に皮膚を傷つけてしまった場合は感染しやすくなるので注意して使用する。
(適用上の注意)
1.長期間使用しても症状の改善が認められない場合には、改めて診断し適切な治療を行うことが望ましい。
2.患部以外の健常皮膚に適用しない[健常皮膚の角質を剥離する]。
3.広範囲の病巣に使用した場合は、副作用が現れやすいので注意して使用する。
4.眼科用に使用しない。
(取扱い上の注意)
本剤は、遮光した密閉容器に保存する。
(保管上の注意)
遮光した密閉容器。
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