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ルリコン液1%の基本情報
基本情報
真菌(かび)を障害する抗真菌作用により、白癬菌やカンジダなどの感染による症状を改善する薬
- クレナフィン
- ニゾラール
- アスタット
- ラミシール
- ルリコン
- ルコナック
- 足白癬
- 体部白癬
- 癜風
- 股部白癬
- カンジダ症の間擦疹
- カンジダ症の指間糜爛症
- 1日1回患部に塗布する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
相互作用
処方理由
この薬をファーストチョイスする理由(2020年10月更新)
・最近のWeb上の製品紹介で認知して使用するようになった。(30歳代病院勤務医、呼吸器外科)
・カンジダ外陰炎に使っていますが、刺激が少なく使いやすいです。(50歳代診療所勤務医、産科・婦人科)
・効果が高い印象があり、べたつきは少ない。(60歳代開業医、皮膚科)
・軟膏と液剤があり、1日1回で使いやすい。(40歳代病院勤務医、一般内科)
この薬をファーストチョイスする理由(2019年2月更新)
・かぶれることもあるが、一番抗真菌効果がある(50歳代開業医、皮膚科)
・皮膚科に紹介するとよく処方されるため、自身でもよく使うようになった。(30歳代病院勤務医、一般外科)
・皮膚科の医師がよく処方しており、効果も高いと感じている。(30歳代病院勤務医、腎臓内科)
添付文書
次記の皮膚真菌症の治療。
1.白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬。
2.カンジダ症:カンジダ症の指間糜爛症、カンジダ症の間擦疹。
3.癜風。
1日1回患部に塗布する。
副作用等発現状況の概要:臨床試験における安全性評価対象例1,142例(クリーム1,035例、液107例)中、報告された副作用は2.5%(28例、36件)で、主な副作用はいずれも塗布部位の局所性のものであり、液では刺激感、接触皮膚炎各1例(0.9%)であった(承認時)。
製造販売後の使用成績調査における安全性解析対象症例4,780例[クリーム4,466例、液440例(うちクリーム、液併用126例)]中、報告された副作用は1.51%(72例、79件)であった。主な副作用は液では接触皮膚炎9例(2.05%)、刺激感1例(0.23%)であった(再審査終了時)。
次記のような症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
皮膚:(0.1〜5%未満)皮膚刺激感、接触皮膚炎、(頻度不明)皮膚そう痒。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[低出生体重児、新生児に対しては使用経験がなく、乳児、幼児、小児に対しては使用経験が少ない]。
(適用上の注意)
使用部位:
1.眼科用として角膜・結膜には使用しない。
2.著しい糜爛面には使用しない。
3.亀裂、糜爛面には注意して使用する。
(その他の注意)
1.アジュバントを用いて感受性を高めた動物実験(モルモット)を実施した結果、皮膚感作性及び皮膚光感作性が認められている。
2.損傷皮膚を用いた動物実験(ラット、ODT条件)において、クリームに比較して液の経皮吸収性が高くなることが認められている。
(取扱い上の注意)
1.小児の手の届かない所に保管する。
2.衣類に付着すると黄色に着色することがあるので注意する。
3.合成樹脂を軟化したり、塗料を溶かしたりすることがあるので注意する。
4.火気を避けて保存する。
(保管上の注意)
遮光・気密容器。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。