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マイコゾールクリーム1%の基本情報
基本情報
真菌(かび)を障害する抗真菌作用により、白癬菌やカンジダなどの感染による症状を改善する薬
- クレナフィン
- ニゾラール
- アスタット
- ラミシール
- ルリコン
- ルコナック
- 足部白癬
- 体部白癬
- 癜風
- 皮膚カンジダ症
- 股部白癬
- カンジダ症の間擦疹
- カンジダ症の指間糜爛症
- 1日1回患部に塗布する
- 病気や症状に応じた注意事項
- 過敏症
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
相互作用
処方理由
この薬をファーストチョイスする理由(2017年6月更新)
・抗真菌活性が強い割には刺激が少ないと感じる。(50歳代開業医、消化器外科)
・薬価が安い。効果はどれも変わらない気がする。(50歳代開業医、一般内科)
・マイコスポールをこれまでずっと使ってきたので。最近はラミシールやルリコンも処方機会が増えました。(50歳代病院勤務医、病理科)
・これが置いてある病院が多いので。使うのは外耳道真菌症ぐらいですが。(50歳代病院勤務医、耳鼻咽喉科)
この薬をファーストチョイスする理由(2016年5月更新)
・安定した効き目と少ない副作用で使いやすい。剤型も、軟膏、クリーム、ローションの3種があり非常に使いやすい。(40歳代診療所勤務医、皮膚科)
・専門ではないのであまり使わないが、必要なとき名前を思い出しやすい。(50歳代病院勤務医、一般外科)
・後発品を採用しています。クリーム製剤と液体製剤を症例に応じて使い分けています。(40歳代病院勤務医、整形外科)
・効かない場合は皮膚科に紹介するので、非専門医にはこの程度の物で十分と考えている。(50歳代開業医、小児科)
・古くからあり、カブレも少ない。(70歳以上病院勤務医、一般内科)
添付文書
次記の皮膚真菌症の治療。
1.白癬:足部白癬、体部白癬、股部白癬。
2.カンジダ症:カンジダ症の指間糜爛症、カンジダ症の間擦疹、皮膚カンジダ症。
3.癜風。
1日1回患部に塗布する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
次のような副作用が現れた場合には使用を中止する。
皮膚:(頻度不明)皮膚局所刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑、皮膚そう痒、皮膚糜爛、鱗屑、皮膚亀裂、皮膚水疱、皮膚軟化、皮膚乾燥、皮膚浮腫、蕁麻疹。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
1.妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[動物実験(ラット静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(適用上の注意)
1.眼科用として角膜・結膜には使用しない。
2.著しい糜爛面には使用しない。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40±1℃、相対湿度75±5%、6カ月)の結果、マイコゾールクリーム1%は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。