処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
※キーワードをスペースで区切るとAND検索に、半角の「|」で挟むとOR検索になります
ミコナゾール硝酸塩クリーム1%「YD」の基本情報
基本情報
真菌(かび)を障害する抗真菌作用により、白癬菌やカンジダなどの感染による症状を改善する薬
- クレナフィン
- ニゾラール
- アスタット
- ラミシール
- ルリコン
- ルコナック
- 外陰カンジダ症
- 足部白癬
- 体部白癬
- 癜風
- 乳児寄生菌性紅斑
- 皮膚カンジダ症
- 股部白癬
- カンジダ症の間擦疹
- カンジダ症の指間糜爛症
- カンジダ症の爪囲炎
- 足汗疱状白癬
- 体部斑状小水疱性白癬
- 体部頑癬
- 股部頑癬
- 1日2〜3回、患部に塗布する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- ワルファリン
- 作用を増強
- ワルファリン
- 出血
処方理由
添付文書
次記の皮膚真菌症の治療。
1.白癬:体部白癬(体部斑状小水疱性白癬、体部頑癬)、股部白癬(股部頑癬)、足部白癬(足汗疱状白癬)。
2.カンジダ症:カンジダ症の指間糜爛症、カンジダ症の間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、カンジダ症の爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症。
3.癜風。
1日2〜3回、患部に塗布する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
皮膚:(頻度不明)発赤・紅斑、皮膚そう痒感、接触性皮膚炎、皮膚糜爛、皮膚刺激感、皮膚小水疱、皮膚乾燥・皮膚亀裂、丘疹、落屑、皮膚腫脹等。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(相互作用)
併用注意:ワルファリン[ワルファリンの作用を増強することがある(皮膚からの吸収はほとんど認められていないが、外国において、ワルファリンとの併用により出血を来した症例が報告されている)(ミコナゾール硝酸塩がチトクロームP−450(3A、2C9)を阻害することによると考えられる)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する。
(適用上の注意)
1.使用部位:眼科用として角膜・結膜には使用しない。
2.その他:本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせる。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ミコナゾール硝酸塩クリーム1%「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。