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イサロパン外用散6%の基本情報
基本情報
- 外傷の潰瘍
- 外傷の糜爛
- 手術創
- 褥瘡
- 熱傷の潰瘍
- 熱傷の糜爛
- 1日1〜3回患部に適量を散布する
副作用
注意事項
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- テトラサイクリン系外用剤
- 抗菌力の低下
- 塩酸オキシテトラサイクリン外用剤
- 抗菌力の低下
- 塩酸テトラサイクリン外用剤
- 抗菌力の低下
- ヨウ素化合物系殺菌消毒薬
- 散布局所に着色
- ポビドンヨード
- 散布局所に着色
- マーキュロクロム
- 作用が低下
処方理由
添付文書
褥瘡、手術創、熱傷・外傷における皮膚の糜爛・潰瘍。
1日1〜3回患部に適量を散布する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献、自発報告等を参考に集計した(再審査対象外)。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[発現した場合には使用を中止する]。
2.皮膚:(0.1〜5%)皮膚そう痒感、皮膚疼痛、皮膚刺激感[発現した場合には使用を中止する]。
(重要な基本的注意)
1.患部が化膿している場合には、あらかじめ適切な処置を行った後使用する。
2.本剤は粉末であるので、使用にあたっては治療中患部の観察を十分行う。
3.褥瘡の治療の場合には、体位変換、清潔、マッサージ、栄養補給等の基本的ケアの実施も配慮する。
(相互作用)
併用注意:
1.テトラサイクリン系外用剤(オキシテトラサイクリン塩酸塩外用剤、テトラサイクリン塩酸塩外用剤等)[同時に使用しない(in vitroでテトラサイクリン系薬剤の抗菌力の低下が認められている)]。
2.ヨウ素化合物系の殺菌消毒薬(ポビドンヨード等)[散布局所に着色を生じる(ヨウ素デンプン反応による)]。
3.マーキュロクロム液[作用が低下する恐れがある(不溶性塩を生じる)]。
(適用上の注意)
1.投与経路:本剤は、外用にのみ使用し、経口投与しない。
2.散布時:汚染を防ぐために、容器の先端が患部に触れないように注意する。
(取扱い上の注意)
使用後は必ずふたをよく閉めておく。
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