処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ビスダームクリーム0.1%の基本情報
基本情報
抗炎症作用や免疫抑制作用などにより、皮膚炎などにおける湿疹、痒み、赤みなどを和らげる薬
- ロコイド
- リンデロン
- ネリゾナ
- アンテベート
- デルモベート
- ダイアコート
- 円形脱毛症
- 乾癬
- 紅皮症
- 湿疹・皮膚炎群
- 掌蹠膿疱症
- 進行性指掌角皮症
- 日光皮膚炎
- ビダール苔癬
- 扁平苔癬
- 虫さされ
- 痒疹群
- 慢性円板状エリテマトーデス
- 手湿疹
- 1日1〜数回、適量を患部に塗布する
- なお、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
- 種痘疹
- 水痘
- 第2度深在性以上の熱傷
- 帯状疱疹
- 単純疱疹
- 皮膚潰瘍
- 皮膚結核
- 第2度深在性以上の凍傷
- 原則禁止
- 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎
- 注意
- 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎
- 投与に際する指示
- 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎
- 禁止
- 妊婦・産婦
相互作用
処方理由
添付文書
1.湿疹・皮膚炎群(手湿疹、進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)。
2.痒疹群、虫さされ。
3.乾癬。
4.掌蹠膿疱症。
5.扁平苔癬。
6.紅皮症。
7.慢性円板状エリテマトーデス。
8.円形脱毛症。
1日1〜数回、適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。
本剤(軟膏及びクリーム)による副作用集計対象となった11,976例中、132例(1.10%)に副作用が認められた。その主なものは、毛嚢炎・せつ(0.41%)、ステロイドざ瘡(0.21%)、刺激感(0.12%)等であった。また、本剤(軟膏及びクリーム)のいずれも臨床検査値の異常は報告されていない[再審査終了時の集計]。
なお、本項には自発報告等副作用発現頻度が算出できない副作用を含む。
1.重大な副作用(頻度不明)
後嚢白内障、緑内障:眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意する。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障等が現れることがある。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).皮膚感染症:(0.1〜5%未満)皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)、(0.1%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症・皮膚白癬症等)[密封法(ODT)の場合、起こりやすいので、適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する]。
2).その他の皮膚症状:(0.1〜5%未満)*ステロイドざ瘡[*:長期連用により現れることがあるので、できるかぎりその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]、皮膚刺激感(皮膚そう痒感、皮膚熱感を含む)、(0.1%未満)*酒さ様皮膚炎・*口囲皮膚炎(頬、口囲等に*丘疹、*膿疱、*毛細血管拡張)、*ステロイド皮膚(*皮膚萎縮、*毛細血管拡張)[*:長期連用により現れることがあるので、できるかぎりその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]、皮膚乾燥、*紫斑、*多毛、*皮膚色素脱失[*:長期連用により現れることがあるので、できるかぎりその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]、接触皮膚炎様症状、(頻度不明)*魚鱗癬様皮膚変化[*:長期連用により現れることがあるので、できるかぎりその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]。
3).過敏症:(0.1%未満)紅斑、腫脹[使用を中止する]。
4).下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)下垂体・副腎皮質系機能抑制[大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により来すことがあるので注意する]。
(禁忌)
1.皮膚結核、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹[症状を増悪させる恐れがある]。
2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔の治癒を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。
4.皮膚潰瘍、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[上皮形成を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。
2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様な症状が現れることがある。
(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[妊娠ラットの器官形成期に皮下投与したとき、高用量群(0.5mg/kg/日)で死亡仔増加、生存仔低体重、口蓋裂及び肋骨化骨遅延等が認められている]。
(小児等への使用)
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。
(適用上の注意)
使用部位:眼科用として使用しない。
(取扱い上の注意)
使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。