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ハイポエタノール液2%「ニッコー」の基本情報
基本情報
- ヨウ素の脱色
- 消毒
- ヨードチンキ塗布による皮膚面(手術部位及び手術者の皮膚)及び手術用器具類・布類に付着したヨウ素の脱色並びに消毒剤として塗布又は洗浄等にそのまま使用
副作用
注意事項
相互作用
処方理由
添付文書
皮膚面及び手術用器具類・布類に付着したヨードチンキ類のヨウ素の脱色、消毒。
ヨードチンキ塗布による皮膚面(手術部位及び手術者の皮膚)及び手術用器具類・布類に付着したヨウ素の脱色並びに消毒剤として塗布又は洗浄等にそのまま使用。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には使用を中止する]。
2.皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状[このような症状が現れた場合には使用を中止する]。
(禁忌)
損傷皮膚及び粘膜[損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する]。
(重要な基本的注意)
1.本剤が眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちによく水洗する)。
2.広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意する[エタノール蒸気に大量に又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがある]。
(適用上の注意)
1.投与経路:外用にのみ使用する。
2.使用時:
1).同一部位(皮膚面)に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意する。
2).血清、膿汁等の蛋白質を凝固させ、内部にまで浸透しないことがあるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用する。
3).合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には、変質するものがあるので、このような器具は長時間浸漬しない。
4).本剤は引火性、爆発性があるため、火気(電気メス使用等も含む)には十分注意する。また、電気メスによる発火事故が報告されているので、電気メス等を使用する場合には、本剤を乾燥させ、アルコール蒸気の拡散を確認してから使用する。
(取扱い上の注意)
1.安定性試験:最終包装品を用いた加速試験(40℃、75%RH、7カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
2.結晶が析出した場合には少し加温し、溶解する。
3.飲用不可。
4.火気注意。
(保管上の注意)
遮光した気密容器に入れ、火気を避けて保存。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。