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カネパスの基本情報
基本情報
- 手指の消毒
- 1.医療従事者の通常の手指消毒の場合:本剤1回約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦する
- 但し、血清、膿汁等の有機物が付着している場合は、十分に洗い落とした後、本剤による消毒を行う
- 2.術前・術後の術者の手指消毒の場合:手指及び前腕部を石鹸でよく洗浄し、水で石鹸分を十分に洗い落とした後、本剤約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦し、更にこの本剤による消毒を2回繰り返す
副作用
注意事項
相互作用
処方理由
添付文書
医療施設における医師、看護師等の医療従事者の手指の消毒。
1.医療従事者の通常の手指消毒の場合:本剤1回約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦する。但し、血清、膿汁等の有機物が付着している場合は、十分に洗い落とした後、本剤による消毒を行う。
2.術前・術後の術者の手指消毒の場合:手指及び前腕部を石鹸でよく洗浄し、水で石鹸分を十分に洗い落とした後、本剤約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦し、更にこの本剤による消毒を2回繰り返す。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
次の様な症状が現れた場合には使用を中止する。
1.過敏症:(頻度不明)紅斑、そう痒感、浮腫等。
2.皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状。
(禁忌)
損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する]。
(重要な基本的注意)
1.本剤は希釈せず原液のまま使用する。
2.眼に入らないように注意する(入った場合には、直ちに水でよく洗い流す)。
(適用上の注意)
投与経路:手指消毒以外の目的には使用しない。
1.反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意する。
2.石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、予備洗浄に用いた石鹸分を十分に洗い落としてから使用する。
3.本剤で消毒した手指で、2.5kg以下の未熟児を扱う場合、未熟児の皮膚がかぶれることがあるので十分注意する。
(取扱い上の注意)
1.引火性、爆発性があるため、火気には十分注意する。
2.開封後は速やかに使用する。
3.遮光した気密容器にいれ、火気を避け、保存する。
4.使用前及び使用後は容器の口、ノズルの先端等を清浄にし、使用後は密栓する。
5.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[室温(1〜30℃)、3年間]の結果、外観、含量等はすべて規格の範囲内であり、カネパスは通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
密栓。
火気を避けて保存。
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