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エタノール「昭和」◯Mの基本情報
基本情報
- 手術部位の皮膚の消毒
- 皮膚の消毒
- 医療用具の消毒
- 手指の消毒
- 手術野の皮膚の消毒
- 本品830mLを精製水で薄めて1000mLとし、これを消毒部位に塗布する
副作用
注意事項
相互作用
処方理由
添付文書
手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療用具の消毒。
本品830mLを精製水で薄めて1000mLとし、これを消毒部位に塗布する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には使用を中止する]。
2.皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状[このような症状が現れた場合には使用を中止する]。
(禁忌)
損傷皮膚及び粘膜[刺激作用を有するので]。
(重要な基本的注意)
1.本剤が眼に入らないように注意する(眼に入った場合には直ちによく水洗する)。
2.広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意する[エタノール蒸気に大量に又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがある]。
(適用上の注意)
1.投与経路:外用にのみ使用する。
2.使用時:
1).同一部位(皮膚面)に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意する。
2).本剤は血清、膿汁等の蛋白質を凝固させ、内部にまで浸透しないことがあるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用する。
3).合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には変質するものがあるので、このような器具は長時間浸漬しない。
4).本剤は引火性、爆発性があるため、火気(電気メス使用等も含む)には十分注意する。
5).金属器具を長時間浸漬する必要がある場合には、腐食を防止するために0.2〜1.0%の亜硝酸ナトリウムを添加する。
(その他の注意)
承認外の経皮的エタノール注入療法<PEIT>使用例で、注入時の疼痛、酩酊感、発熱、承認外の経皮的エタノール注入療法<PEIT>使用例で、本剤の局所外流出による重篤な胆道出血・重篤な腹腔内出血等の出血、肝梗塞、肝不全等が報告されている。
(保管上の注意)
密栓し遮光保存、火気をさけて保存。
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