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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ネリコルト坐剤の基本情報

後発品(加算対象)

基本情報

薬効分類
痔治療薬(外用薬)

痔の炎症を抑える成分や傷の治りをよくする成分などによって痔の症状を改善する薬

痔治療薬(外用薬)
  • 強力ポステリザン ポステリザンF
  • ネリプロクト
  • プロクトセディル
  • ボラザ
  • ヘルミチン
効能・効果
  • 痔核の腫脹の緩解
  • 痔核の出血の緩解
  • 痔核の疼痛の緩解
注意すべき副作用
皮膚感染症 、 皮膚真菌症 、 皮膚カンジダ症 、 皮膚白癬 、 陰部真菌症 、 陰部カンジダ症 、 陰部白癬 、 皮膚ウイルス性感染症 、 皮膚細菌性感染症 、 過敏症
用法・用量(主なもの)
  • 1回1個を1日2回肛門内に挿入する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 局所に真菌症
    • 局所にウイルス性疾患
    • 局所に結核性感染症
    • 局所に化膿性感染症
    • 局所に梅毒性感染症
    • 局所カンジダ症
    • 局所白癬
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
皮膚感染症 、 皮膚真菌症 、 皮膚カンジダ症 、 皮膚白癬 、 陰部真菌症 、 陰部カンジダ症 、 陰部白癬 、 皮膚ウイルス性感染症 、 皮膚細菌性感染症 、 過敏症 、 そう痒感
上記以外の副作用
皮膚刺激感 、 下痢 、 下垂体・副腎皮質系機能抑制 、 全身投与の場合と同様な症状 、 鼓腸放屁

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 局所に真菌症
    • 局所にウイルス性疾患
    • 局所に結核性感染症
    • 局所に化膿性感染症
    • 局所に梅毒性感染症
    • 局所カンジダ症
    • 局所白癬
  • 原則禁止
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 慎重投与
    • リドカイン製剤併用
  • 注意
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 投与に際する指示
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
リドカイン製剤
血中濃度が上昇

処方理由

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年4月更新)
  • ・使い慣れたものを使っている。2週間以上処方すると査定されたことがある。(60歳代開業医、一般内科)

  • ・ネリプロクト、ボラザG、ポステリザンの3種のうちどれかを使う状況ですが、特に効果に差があるようには思いません。(60歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・最初はネリプロクトで、痛みや腫れが減少すれば、ステロイドなしのボラザ。(60歳代診療所勤務医、総合診療科)

  • ・リドカインが入っている分、鎮痛効果が高い気がします。(60歳代病院勤務医、脳神経外科)

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年8月更新)
  • ・痛みの症状があるときに使うことが多いので、リドカインの入っている本剤になることが多い。(50歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・正直言って、ネリプロクトでもポステリザンでも効果に差があるような気がしない。(50歳代病院勤務医、リハビリテーション科)

  • ・麻酔作用が強く、鎮痛効果と抗炎症作用が強い。(40歳代開業医、循環器内科)

  • ・ステロイドの作用が最も強く、短期間使用するなら本剤を選択する。(50歳代病院勤務医、一般外科)

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2016年1月更新)
  • ・キレはいいですが、投与できる期間が短いので、マメな通院が必要になります。長期にはボラザ軟膏を使用しています。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・最近はこれしか処方していません。おおむね問題ないようです。症状が変わらない時や頻回に必要になる場合は、肛門外科を紹介しています。(60歳代開業医、循環器内科)

  • ・剤形が多い。使い慣れている。(50歳代病院勤務医、循環器内科)

  • ・痛みを主訴に来る患者さんが多いので痛みが取れやすいということで使用している。(50歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・重症の痔にも効果があると思われる。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・効果はよい。軟膏タイプで注入も塗布もできて使い勝手がよい。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・強力ポステリザンより効果発現が早い印象があります。(40歳代病院勤務医、消化器外科)

  • ・副作用が少なく、使いやすい。患者のウケがよい。(40歳代病院勤務医、消化器内科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

痔核に伴う症状(出血、疼痛、腫脹)の緩解。

用法・用量(添付文書全文)

1回1個を1日2回肛門内に挿入する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
次記の副作用が現れることがあるので、このような場合には使用を中止するなど適切な処置を行う。
1.皮膚感染症:(頻度不明)皮膚真菌症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)及び陰部真菌症(陰部カンジダ症、陰部白癬等)、皮膚ウイルス性感染症及び皮膚細菌性感染症。
2.過敏症:(頻度不明)そう痒感、皮膚刺激感、下痢。
3.下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)大量又は長期使用による下垂体・副腎皮質系機能抑制。
4.長期連用:(頻度不明)長期連用による全身投与の場合と同様な症状。
5.消化器:(頻度不明)鼓腸放屁。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.局所に結核性感染症、局所に化膿性感染症又は局所に梅毒性感染症、局所にウイルス性疾患のある患者[症状を悪化させることがある]。
2.局所に真菌症(局所カンジダ症、局所白癬等)のある患者[症状を悪化させることがある]。
3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
4.ジフルコルトロン吉草酸エステル、リドカインに対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
他のリドカイン製剤併用投与される患者[リドカインの血中濃度が上昇する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤での治療は対症療法であるため、概ね1週間を目処として使用し、その後の継続投与については、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に行う。
2.局所に感染症又は局所に真菌症がある場合には、使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。
(高齢者への使用)
一般に高齢者では副作用が現れやすいので、患者の状態を十分に観察しながら使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対し、大量又は長期にわたる使用を避ける[妊婦に対する安全性は確立していない]。
(小児等への使用)
1.乳児・小児に対する安全性は確立していない。
2.ステロイド剤の大量又は長期の使用により発育障害を来すという報告がある。
(適用上の注意)
本剤は直腸投与にのみ使用するよう指導する。
(取扱い上の注意)
1.取扱い・保管時の注意:
1).高温になると硬度が低下し挿入しにくいことがあるので、その場合には被包のまま坐剤の先端を下に向け冷水等で冷し固くしてから使用する。
2).小児の手の届かない所に保管するよう指導する。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(35℃、相対湿度75%、8カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
(保管上の注意)
高温を避けて保存。

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