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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

強力ポステリザン(軟膏)の基本情報

準先発品
一般名
製薬会社
薬価・規格
21.2円(1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
痔治療薬(外用薬)

痔の炎症を抑える成分や傷の治りをよくする成分などによって痔の症状を改善する薬

痔治療薬(外用薬)
  • 強力ポステリザン ポステリザンF
  • ネリプロクト
  • プロクトセディル
  • ボラザ
  • ヘルミチン
効能・効果
  • 肛門周囲の湿疹・皮膚炎
  • 肛門部手術創
  • 痔核の腫脹の緩解
  • 痔核の出血の緩解
  • 痔核の疼痛の緩解
  • 痔核の痒感の緩解
  • 裂肛の腫脹の緩解
  • 裂肛の出血の緩解
  • 裂肛の疼痛の緩解
  • 裂肛の痒感の緩解
  • 軽度な直腸炎の症状の緩解
注意すべき副作用
そう痒感 、 緑内障 、 後嚢白内障 、 眼圧亢進 、 過敏症 、 接触性皮膚炎 、 紅斑 、 発疹 、 皮膚刺激感 、 皮膚真菌感染症
用法・用量(主なもの)
  • 1日1〜3回適量を患部に塗布又は注入する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 局所に真菌症
    • 局所にウイルス性疾患
    • 局所に結核性感染症
    • 局所に化膿性感染症
    • 局所カンジダ症
    • 局所白癬
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
そう痒感 、 過敏症 、 接触性皮膚炎 、 紅斑 、 発疹 、 皮膚刺激感 、 皮膚真菌感染症 、 皮膚カンジダ症 、 皮膚白癬 、 陰部真菌感染症 、 陰部カンジダ症
重大な副作用
緑内障 、 後嚢白内障 、 眼圧亢進
上記以外の副作用
陰部白癬 、 皮膚ウイルス感染症 、 皮膚細菌感染症 、 中心性漿液性網脈絡膜症 、 網膜障害 、 眼球突出 、 下垂体・副腎皮質系機能抑制 、 便意 、 適用部位不快感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 局所に真菌症
    • 局所にウイルス性疾患
    • 局所に結核性感染症
    • 局所に化膿性感染症
    • 局所カンジダ症
    • 局所白癬
  • 原則禁止
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 注意
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
  • 投与に際する指示
    • 局所に真菌症
    • 局所に感染症
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦

相互作用

処方理由

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年4月更新)
  • ・症状に合わせた選択となりますが、中等度以下程度の症状にはポステリザンを主に処方します。(60歳代診療所勤務医、一般外科)

  • ・長い間、処方しており特徴など熟知している。外用剤のみでフォローする場合は軽症が多いので、基本的には他剤との違いはないと思っている。より重症例は外科的治療の対象となる。(60歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・以前から使い慣れており、ほぼどこの病院でも採用されている薬剤である。効果も満足する範囲内であり、リドカインが含まれておらず重篤な副作用もなく、この薬剤で不自由はしていない。(60歳代病院勤務医、神経内科)

  • ・強力ポステリザンをリクエストされる患者さんが多く、処方しています。1回使い切りの容器もよいのではと考えています。(40歳代診療所勤務医、循環器内科)

  • ・マイルドに効く印象であり、長期に使用している患者も多い。ステロイド含有されており、長期には処方しづらいため、その他の薬剤と使い分けている。(40歳代病院勤務医、消化器外科)

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年8月更新)
  • ・抗炎症作用と、その後の掻痒感の改善も含めて、「広く」使える点が気に入っている。(60歳代病院勤務医、消化器外科)

  • ・1回使いきりの製剤形状が気に入っている。疼痛がある場合は緩和効果が良いようである。(50歳代病院勤務医、一般外科)

  • ・症状によって使い分けています。痛みの強いケースにはリドカインの入っているネリプロクトを、出血やにおい、かゆみなどの場合には殺菌作用や抗炎症作用を期待して強力ポステリザン軟膏を処方することが多いです。(30歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・大腸菌の死菌で痔が治るんだ!と研修医時代に感動した経験から強ポスを処方している。痛みが強い場合はリドカイン含有製剤もよいと思う。(30歳代病院勤務医、内科系専門医)

  • ・特にどれが良いか分かりませんが、患者さんから強力ポステリザンを希望されることが多いので処方しています。ポステリザンと強力ポステリザンで効果が違うか比較したいところではありますが。他には、プロクトセディルを好まれる方、ネリプロクトを好まれる方もおられますが、多くは強力ポステリザンです。(40歳代診療所勤務医、循環器内科)

  • ・注入することも、絞り出して塗ることもできるのは利点だと思います。1回量の包装なので使いやすい。(50歳代開業医、一般内科)

外用痔治療薬
この薬をファーストチョイスする理由(2016年1月更新)
  • ・含有するステロイドの量が少ないため、長期使用に耐え、使用しやすいと考えます。(50歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・他剤より改善の期間短いように感じています。(60歳代、一般内科)

  • ・肛門内粘膜だけでなく、肛門周囲の皮膚にも効能がある点がよいと思います。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・安定した抗炎症作用が実感できます。疼痛が強い時にはネリプロクトに一時変更することも。(30歳代病院勤務医、消化器外科)

  • ・大腸菌死菌浮遊液とステロイド(ヒドロコルチゾン)が含まれているため、炎症を抑えて創傷の修復を促進する作用がある。目立った副作用はなく使いやすい。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・痔核、痔瘻、および両者の術後といずれの場面でも使用可能と考えている。ただしGoligher I 度で有症状の痔核や裂肛で長期使用を必要(希望)される方に対しては「ボラザG」の方が優れていると感じます。(40歳代病院勤務医、消化器外科)

  • ・炎症や痛みが強い時に処方します。出血ではネリプロクトを選択します。(50歳代病院勤務医、一般内科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

痔核・裂肛の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解、肛門部手術創、肛門周囲の湿疹・皮膚炎、軽度な直腸炎の症状の緩解。

用法・用量(添付文書全文)

1日1〜3回適量を患部に塗布又は注入する。

副作用(添付文書全文)

総投与症例1,632例中、7例(0.43%)に副作用が認められ、主なものはそう痒感2件(0.12%)、便意1件(0.06%)、適用部位不快感1件(0.06%)等であった(再評価結果)。
1.重大な副作用
緑内障、後嚢白内障:連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
2.その他の副作用:次のような症状が現れた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。
1).過敏症:(頻度不明)接触性皮膚炎、紅斑、発疹、皮膚刺激感、(0.1〜5%未満)そう痒感。
2).皮膚:(頻度不明)皮膚真菌感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)及び陰部真菌感染症(陰部カンジダ症、陰部白癬等)、皮膚ウイルス感染症、皮膚細菌感染症。
3).眼:(頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出。
4).内分泌系:(頻度不明)下垂体・副腎皮質系機能抑制[大量又は長期にわたる使用の場合起こりやすい]。
5).消化器:(0.1%未満)便意。
6).その他:(0.1%未満)適用部位不快感。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.局所に結核性感染症、局所に化膿性感染症又は局所にウイルス性疾患のある患者[本剤に含まれるヒドロコルチゾンは結核性、化膿性感染症又はウイルス性疾患を悪化させる恐れがある]。
2.局所に真菌症(局所カンジダ症、局所白癬等)のある患者[本剤に含まれるヒドロコルチゾンは真菌症(カンジダ症、白癬等)を悪化させる恐れがある]。
3.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
4.ヒドロコルチゾンに対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.局所に感染症又は局所に真菌症がある場合には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。
2.長期連用により、全身投与の場合と同様な症状が現れることがあるので、長期連用は避ける。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では副作用が現れやすいので、患者の状態を観察しながら投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦に対する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては大量又は長期にわたる使用を避ける。
(小児等への投与)
ステロイド剤の大量又は長期の使用により発育障害を来すという報告がある。
(適用上の注意)
1.投与部位:眼科用として使用しない。
2.薬剤交付時(2gチューブ):肛門内に挿入する場合、ノズル部分のみ挿入し、容器全体を入れないよう指導する。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。