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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ソマチュリン皮下注60mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
177863円(60mg1筒)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 下垂体性巨人症の成長ホルモン分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 下垂体性巨人症のソマトメジン−C分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 下垂体性巨人症のIGF−1分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 先端巨大症の成長ホルモン分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 先端巨大症のソマトメジン−C分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 先端巨大症のIGF−1分泌過剰状態の諸症状の改善
注意すべき副作用
下痢 、 白色便 、 腹痛 、 腹部膨満 、 鼓腸 、 悪心 、 倦怠感 、 胆石症 、 脱毛 、 硬結
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはランレオチドとして90mgを4週毎に3ヵ月間、深部皮下に注射する
  • その後は患者の病態に応じて60mg、90mg又は120mgを4週毎に投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 注射部位は原則として臀部の上部外側とすること
  • 投与の際は、深部皮下への投与となるよう注射針を皮膚面に垂直に根元又は許容される深さまで素早く刺すこと
  • 投与毎に注射部位を左右交互に変え、同一部位へ連続して注射しないよう、局所を十分観察して投与すること〔14.2.2−14.2.4参照〕
  • 7.2. 用量は120mgを上限とし、成長ホルモン濃度、IGF−1濃度及び臨床症状により、30mg単位で適宜増減できる
    • なお、120mgまで増量しても、改善がみられない場合には、他の治療法への切替えを考慮すること
  • 7.3. 中等度から重度肝機能障害又は中等度から重度腎機能障害のある患者では、60mgを開始用量として4週毎に3ヵ月間、深部に皮下投与した後、120mgを上限として30mg単位で適宜増減すること〔9.2.1、9.3.1、16.6.1、16.6.2参照〕
  • 7.4. 本剤60mg又は90mgにて良好で安定した状態を示す患者には、本剤120mgに用量変更し、投与間隔をそれぞれ8週毎又は6週毎に延長できる場合があるが、延長する際には患者の状態を十分観察しながら投与すること
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
下痢 、 白色便 、 腹痛 、 腹部膨満 、 鼓腸 、 悪心 、 倦怠感 、 胆石症 、 脱毛 、 硬結 、 疼痛
重大な副作用
徐脈
上記以外の副作用
そう痒感 、 腹部不快感 、 嘔吐 、 便秘 、 硬便 、 血中アミラーゼ増加 、 消化不良 、 膵炎 、 異常感 、 疲労 、 発熱 、 AST増加 、 ALT増加 、 血中ビリルビン増加 、 ALP増加 、 γ−GTP増加 、 発疹 、 蕁麻疹 、 紅斑 、 頭痛 、 傾眠 、 浮動性めまい 、 TSH減少 、 プロラクチン減少 、 ヘモグロビンA1c増加 、 耐糖能異常 、 低血糖 、 血中ブドウ糖増加 、 血中ブドウ糖減少 、 糖尿病 、 コントロール不良の糖尿病 、 高血糖 、 体重減少 、 高血圧 、 脂肪便 、 膵酵素減少 、 胆管拡張 、 AST異常 、 ALT異常 、 血中ビリルビン異常 、 筋骨格痛 、 筋肉痛 、 不眠 、 嗜眠 、 食欲減退 、 腫瘤 、 結節 、 ほてり 、 血中ナトリウム減少

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 心疾患
    • 中等度から重度肝機能障害
    • 中等度から重度腎機能障害
  • 投与に際する指示
    • 中等度から重度肝機能障害
    • 中等度から重度腎機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
シクロスポリン<経口>
血中濃度が低下
インスリン製剤
血糖降下作用の増強による低血糖症状
血糖降下剤
血糖降下作用の増強による低血糖症状
インスリン製剤
血糖降下作用の減弱による高血糖症状
血糖降下剤
血糖降下作用の減弱による高血糖症状
ブロモクリプチン
AUCが上昇したとのオクトレオチド<類薬>の報告
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤
血中濃度を上昇
キニジン
血中濃度を上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

次記疾患における成長ホルモン分泌過剰状態、IGF−1分泌過剰状態(ソマトメジン−C分泌過剰状態)及び諸症状の改善:先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 下垂体性巨人症については、脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し、下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認すること。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはランレオチドとして90mgを4週毎に3ヵ月間、深部皮下に注射する。その後は患者の病態に応じて60mg、90mg又は120mgを4週毎に投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 注射部位は原則として臀部の上部外側とすること。
投与の際は、深部皮下への投与となるよう注射針を皮膚面に垂直に根元又は許容される深さまで素早く刺すこと。投与毎に注射部位を左右交互に変え、同一部位へ連続して注射しないよう、局所を十分観察して投与すること〔14.2.2−14.2.4参照〕。
7.2. 用量は120mgを上限とし、成長ホルモン濃度、IGF−1濃度及び臨床症状により、30mg単位で適宜増減できる。なお、120mgまで増量しても、改善がみられない場合には、他の治療法への切替えを考慮すること。
7.3. 中等度から重度肝機能障害又は中等度から重度腎機能障害のある患者では、60mgを開始用量として4週毎に3ヵ月間、深部に皮下投与した後、120mgを上限として30mg単位で適宜増減すること〔9.2.1、9.3.1、16.6.1、16.6.2参照〕。
7.4. 本剤60mg又は90mgにて良好で安定した状態を示す患者には、本剤120mgに用量変更し、投与間隔をそれぞれ8週毎又は6週毎に延長できる場合があるが、延長する際には患者の状態を十分観察しながら投与すること。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 徐脈(頻度不明):徐脈が認められた場合、β−遮断剤、カルシウム拮抗剤等の徐脈作用を有する薬剤又は水分や電解質を補正する薬剤を投与している患者では、必要に応じてこれらの用量を調節すること〔8.2、9.1.1参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 胃腸:(5%以上)下痢、白色便、腹痛、腹部膨満、鼓腸、悪心、(5%未満)腹部不快感、嘔吐、便秘、硬便、血中アミラーゼ増加、消化不良、膵炎、(頻度不明)脂肪便、膵酵素減少。
2). 全身:(5%以上)倦怠感、(5%未満)異常感、疲労、発熱。
3). 肝・胆道系:(5%以上)胆石症、(5%未満)AST増加、ALT増加、血中ビリルビン増加、ALP増加、γ−GTP増加、(頻度不明)胆管拡張、AST異常、ALT異常、血中ビリルビン異常。
4). 皮膚・皮下組織:(5%以上)脱毛、(5%未満)発疹、蕁麻疹、紅斑。
5). 筋・骨格系:(頻度不明)筋骨格痛、筋肉痛。
6). 精神・神経系:(5%未満)頭痛、傾眠、浮動性めまい、(頻度不明)不眠、嗜眠。
7). 内分泌系:(5%未満)TSH減少、プロラクチン減少。
8). 代謝・栄養障害:(5%未満)ヘモグロビンA1c増加、耐糖能異常、低血糖、血中ブドウ糖増加、血中ブドウ糖減少、糖尿病、コントロール不良の糖尿病、高血糖、(頻度不明)食欲減退。
9). 注射部位:(5%以上)硬結、疼痛、そう痒感、(5%未満)紅斑、(頻度不明)腫瘤、結節。
10). その他:(5%未満)体重減少、高血圧、(頻度不明)ほてり、血中ナトリウム減少。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の投与中はインスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等のバランスが変化することにより、一過性低血糖又は一過性高血糖を伴うことがあるので、投与開始時及び投与量を変更する場合は患者を十分に観察すること。
8.2. 本剤の投与により徐脈があらわれることがあるので、特に心疾患を有する患者では、本剤の投与開始時に患者の状態を十分に観察すること〔9.1.1、11.1.1参照〕。
8.3. 本剤の投与中に甲状腺機能低下を伴うことがあるので、甲状腺関連所見が認められた場合には甲状腺機能検査を行うこと。
8.4. 本剤の投与により胆石の形成又は胆石症悪化(急性胆嚢炎、膵炎)が報告されているので、本剤の投与前及び投与中は、定期的に(6〜12ヵ月毎に)超音波、X線による胆嚢及び胆管検査を受けることが望ましい。
8.5. 下垂体腺腫は進展することがあり、これに伴い視野狭窄などの重篤な症状を生じることがあるので患者の状態を十分観察し、腫瘍の進展が認められた場合は、他の治療法への切り替え等適切な処置を行うこと。
8.6. 成長ホルモン及びIGF−1(ソマトメジン−C)を定期的に測定することが望ましい。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心疾患を有する患者:本剤の投与開始時に患者の状態を十分に観察すること(本剤の投与により徐脈があらわれることがある)〔8.2、11.1.1参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 中等度から重度腎機能障害のある患者〔7.3、16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 中等度から重度肝機能障害のある患者〔7.3、16.6.2参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ウサギ)で、本薬0.45mg/kg/日を胎仔の器官形成期に13日間反復投与した場合、胚死亡率増加・胎仔死亡率増加が認められている。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察し、十分に注意しながら本剤を投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). シクロスポリン<経口剤>〔16.7.1参照〕[シクロスポリンの血中濃度が低下することがある(本剤がシクロスポリンの消化管吸収を阻害するため)]。
2). インスリン製剤及び血糖降下薬[血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがあるので、併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること(インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある)]。
3). ブロモクリプチン[ブロモクリプチンのAUCが上昇したとのオクトレオチド<類薬>の報告がある(機序は不明である)]。
4). CYP3A4で代謝される薬剤(キニジン等)[主にCYP3A4で代謝される薬剤の血中濃度を上昇させることがある(本剤が成長ホルモンの産生を抑制することにより、CYP3A4で代謝される薬剤のクリアランスを低下させる可能性がある)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与前の注意
14.1.1. 投与前(30分程度)に冷蔵庫より取り出し、室温に戻すこと。
14.1.2. 投与直前にラミネート包装を開封すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 深部皮下に投与し、静脈内には投与しないこと。
14.2.2. 神経走行部位及び血管内への注射を避け、原則として臀部の上部外側の深部皮下に投与すること〔7.1参照〕。
14.2.3. 投与毎に注射部位を左右交互に変え、同一部位へ連続して注射しないよう、局所を十分観察して投与すること〔7.1参照〕。
14.2.4. 注射針を皮膚面に垂直に根元又は許容される深さまで素早く刺し、プランジャーをゆっくりと20秒程度かけて最後まで押し切ること〔7.1参照〕。
14.2.5. プランジャーの先端がシリンジの端まで到達していることを目視で確認すること。
14.2.6. 注射針を刺した状態で針刺し事故防止装置が働かないよう、プランジャーを押したまま注射部位より注射針を抜き取り、その後プランジャーを押す力を緩めること。
14.2.7. 注射部位をもまないように患者に指導すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
本剤を反復投与した患者に抗ランレオチド抗体が出現することがある。なお、抗体に起因すると考えられる特異的な副作用は認められていない。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
マウス及びラットを用いた1日1回皮下投与による2年間のがん原性試験において、投与部位<皮下>に限局した腫瘍性変化が認められている。一方、ランレオチド製剤による臨床試験において、投与部位での腫瘍発生は報告されていない。
(取扱い上の注意)
20.1. 冷蔵(2〜8℃)で、ラミネート包装のまま保存すること。
20.2. 本剤は滅菌済みであるため、使用直前までラミネート包装を開封しないこと。また、ラミネート包装から取り出した後は速やかに使用すること。
20.3. ラミネート包装が開封、または破損している場合、あるいはシリンジにひび・破損等の異常が認められるときは使用しないこと。
20.4. 落としたり衝撃を与えたりしないこと(破損及び不具合の原因となることがある)。
(保管上の注意)
2〜8℃で保存。

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