日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ソマゾン注射用10mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
44377円(10mg1瓶(溶解液付))
添付文書

基本情報

効能・効果
  • インスリン受容体異常症A型の高血糖の改善
  • インスリン受容体異常症A型の高インスリン血症の改善
  • インスリン受容体異常症A型の黒色表皮腫の改善
  • インスリン受容体異常症A型の多毛の改善
  • インスリン受容体異常症B型の高血糖の改善
  • インスリン受容体異常症B型の高インスリン血症の改善
  • インスリン受容体異常症B型の黒色表皮腫の改善
  • インスリン受容体異常症B型の多毛の改善
  • ラブソン・メンデンホール症候群の高血糖の改善
  • ラブソン・メンデンホール症候群の高インスリン血症の改善
  • ラブソン・メンデンホール症候群の黒色表皮腫の改善
  • ラブソン・メンデンホール症候群の多毛の改善
  • 脂肪萎縮性糖尿病の高血糖の改善
  • 脂肪萎縮性糖尿病の高インスリン血症の改善
  • 脂肪萎縮性糖尿病の黒色表皮腫の改善
  • 脂肪萎縮性糖尿病の多毛の改善
  • 妖精症の高血糖の改善
  • 妖精症の高インスリン血症の改善
  • 妖精症の黒色表皮腫の改善
  • 妖精症の多毛の改善
  • 成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1Aの成長障害の改善
  • ラロン症候群の成長障害の改善
注意すべき副作用
低血糖 、 低血糖症状 、 脱力感 、 高度空腹感 、 発汗 、 心悸亢進 、 振戦 、 頭痛 、 知覚異常 、 不安
用法・用量(主なもの)
  • 1.次記疾患における高血糖、高インスリン血症、黒色表皮腫、多毛の改善:インスリン受容体異常症A型、インスリン受容体異常症B型、脂肪萎縮性糖尿病、妖精症、ラブソン・メンデンホール症候群:1回0.1〜0.4mg/kgを1日1〜2回食前皮下に注射する
  • 1日1回投与のときは朝食前に、1日2回投与のときは朝食前と夕食前に投与する
  • 2.次記疾患における成長障害の改善:成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群:1回0.05〜0.2mg/kgを1日1〜2回食前皮下に注射する
  • 1日1回投与のときは朝食前に、1日2回投与のときは朝食前と夕食前に投与する
  • 投与量は原則として低用量より開始し、症状及び検査所見に応じて投与量、投与回数を前記の範囲内で適宜増減する
  • 注射に際しては、本剤1バイアルに添付の日本薬局方生理食塩液1mLを加えて溶解する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 悪性腫瘍

副作用

主な副作用
低血糖 、 低血糖症状 、 脱力感 、 高度空腹感 、 発汗 、 心悸亢進 、 振戦 、 頭痛 、 知覚異常 、 不安 、 興奮
上記以外の副作用
眠気 、 神経過敏 、 集中力低下 、 精神障害 、 意識障害 、 痙攣 、 過敏症 、 嘔気 、 蒼白 、 蕁麻疹 、 下垂体腫大 、 扁桃腫大 、 顎下腺腫大 、 脾臓腫大 、 腎腫大 、 卵巣腫大 、 肥大型心筋症増悪 、 多嚢胞性卵巣 、 発赤 、 腫脹 、 疼痛 、 硬結 、 熱感 、 糖尿病性網膜症 、 糖尿病性網膜症悪化 、 浮腫 、 眩暈 、 気分不良 、 トリグリセリド上昇 、 リンパ球数減少

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 悪性腫瘍
  • 慎重投与
    • 胃腸障害
    • 嘔吐
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 下痢
    • 下垂体機能不全
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 低血糖
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 低血糖を起こすと事故につながる恐れ
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
糖質副腎皮質ホルモン剤
本剤の成長促進作用が抑制
ヒドロコルチゾン
本剤の成長促進作用が抑制
プレドニゾロン
本剤の成長促進作用が抑制

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患における高血糖、高インスリン血症、黒色表皮腫、多毛の改善:インスリン受容体異常症A型、インスリン受容体異常症B型、脂肪萎縮性糖尿病、妖精症、ラブソン・メンデンホール症候群。
2.次記疾患における成長障害の改善:成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
本剤の適用にあたっては、次の点を踏まえ、患者における本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
1.関連性は明らかではないが、国内外において、メカセルミンによる治療中又は治療終了後に良性腫瘍及び悪性腫瘍が発生したとの報告があるので、患者における本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
2.SD系ラットに本剤を53週間投与した動物実験において腺癌を含む乳腺腫瘍が発生したとの報告があるので、患者における本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。

用法・用量(添付文書全文)

1.次記疾患における高血糖、高インスリン血症、黒色表皮腫、多毛の改善:インスリン受容体異常症A型、インスリン受容体異常症B型、脂肪萎縮性糖尿病、妖精症、ラブソン・メンデンホール症候群:1回0.1〜0.4mg/kgを1日1〜2回食前皮下に注射する。1日1回投与のときは朝食前に、1日2回投与のときは朝食前と夕食前に投与する。
2.次記疾患における成長障害の改善:成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群:1回0.05〜0.2mg/kgを1日1〜2回食前皮下に注射する。1日1回投与のときは朝食前に、1日2回投与のときは朝食前と夕食前に投与する。
投与量は原則として低用量より開始し、症状及び検査所見に応じて投与量、投与回数を前記の範囲内で適宜増減する。注射に際しては、本剤1バイアルに添付の日本薬局方生理食塩液1mLを加えて溶解する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の血糖低下作用はほぼ用量依存的であるが、血漿蛋白結合に非線形性(血漿蛋白結合率が血中ソマトメジンC濃度に依存して変化する)が認められるため、本剤の適用にあたっては、次の基準を目安に投与量、投与回数の適宜増減を行う。
1.インスリン受容体異常症:治療開始に先立ち、症例ごとに本剤の低用量(0.1mg/kg)から順次適当量を朝食前に単回皮下投与し、投与後の血糖値、血中インスリン値、血中ソマトメジンC濃度等の検査値の推移及び随伴症状の観察に基づき、治療用量、1日投与回数を設定し、治療投与への移行後は、それらの項目及び臨床症状(成長促進作用から考えられる臨床所見を含む)の定期的観察を行い、投与量、投与回数を適宜増減する。
2.成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群:治療開始に先立ち、症例ごとに本剤の低用量(0.05mg/kg)から順次適当量を朝食前に単回皮下投与し、投与2〜4時間後の血中ソマトメジンC濃度が同年代の生理的レベルの上限を著しく超えず、また随伴症状を認めない投与量を治療用量とし、1日投与回数は、単回投与後の血中ソマトメジンC濃度の持続時間から設定する。成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群の場合、治療投与への移行後は、血中ソマトメジンC濃度及び血糖値を含む各種臨床所見の定期的観察を行い、治療投与への移行後は、投与量、投与回数を適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

インスリン受容体異常症:承認時までの臨床試験及び市販後調査において、副作用(臨床検査値異常を含む)は、単回投与時35例中8例(22.9%)に認められ、治療投与時34例中19例(55.9%)に認められた。
成長ホルモン抵抗性の成長ホルモン単独欠損症Type1A、ラロン症候群:承認時までの臨床試験及び市販後調査において、副作用(臨床検査値異常を含む)は、単回投与時23例中8例(34.8%)に認められ、治療投与時23例中16例(69.6%)に認められた(再審査結果通知:2009年3月)。
1.低血糖:(頻度不明)低血糖症状(脱力感、高度空腹感、発汗、心悸亢進、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、眠気、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)[徐々に進行する低血糖では精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意する]。
2.過敏症:(頻度不明)嘔気、蒼白、蕁麻疹。
3.臓器腫大:(頻度不明)下垂体腫大、扁桃腫大、顎下腺腫大、脾臓腫大、腎腫大、卵巣腫大等。
4.循環器:(頻度不明)肥大型心筋症増悪。
5.生殖器:(頻度不明)多嚢胞性卵巣。
6.適用部位障害:(頻度不明)注射部位の発赤、腫脹、疼痛、硬結、熱感。
7.その他:(頻度不明)糖尿病性網膜症の発症・糖尿病性網膜症悪化[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行う]、浮腫、眩暈、気分不良、トリグリセリド上昇、リンパ球数減少。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
悪性腫瘍のある患者[本剤が細胞増殖作用を有するため]。
(慎重投与)
1.次に掲げる低血糖を起こしやすい患者又は状態。
1).重篤な肝機能障害又は重篤な腎機能障害。
2).下垂体機能不全又は副腎機能不全。
3).下痢、嘔吐等の胃腸障害。
4).飢餓状態、不規則な食事摂取。
5).激しい筋肉運動。
6).過度のアルコール摂取者。
7).高齢者。
2.低血糖を起こすと事故につながる恐れがある患者(高所作業・自動車の運転等の作業に従事している患者等)。
(重要な基本的注意)
1.過敏症等の反応を予測するため、使用に際しては十分な問診を行うとともに、あらかじめ本剤によるプリック試験を行うことが望ましい。
2.低血糖を起こすことがあるので、注意する。また、低血糖に関する注意について、患者及びその家族に十分徹底させ、患者自らも対処できるように十分指導する。
3.連続投与した場合、本剤に対する抗体が生じることがあるので、抗体の産生により効果の減弱がみられる場合には、投与を中止する。
4.インスリン受容体異常症に用いる場合は、急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮する。
(相互作用)
併用注意:糖質コルチコイド(ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン等)[本剤の成長促進作用が抑制される恐れがあるが、本剤に関する症例報告はない(機序はあきらかではないが、糖質コルチコイドの投与は小児の発育を抑制するため、本剤の成長促進作用についても糖質コルチコイド投与により抑制される可能性が考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、用量に留意し、定期的に検査を行うなど慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:本剤の適用は皮下注射に限る。
2.調製方法:用時、添付の日本薬局方生理食塩液1mLを加えた後、静かに円を描くように回して溶解する(激しく振盪しない)。溶解後はできるだけ速やかに使用する。
3.投与部位:皮下注射にあたっては、注射部位を上腕、大腿、腹部、臀部等広範に求め、順序よく移動し、同一部位に短期間内に繰り返し注射しない。
4.アンプルカット時(添付の溶解液):ガラス微小片の混入を避けるため、エタノール綿等で清拭することが望ましい。
(保管上の注意)
遮光して5℃以下に保存。

処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。