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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
155060円(20mg1キット(溶解液付))
添付文書

基本情報

効能・効果
  • VIP産生腫瘍の諸症状の改善
  • 下垂体性巨人症の成長ホルモン分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 下垂体性巨人症のソマトメジン−C分泌過剰状態の諸症状の改善
  • ガストリン産生腫瘍の諸症状の改善
  • 消化管ホルモン産生腫瘍の諸症状の改善
  • 先端巨大症の成長ホルモン分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 先端巨大症のソマトメジン−C分泌過剰状態の諸症状の改善
  • カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍の諸症状の改善
  • 消化管神経内分泌腫瘍
注意すべき副作用
胆石症 、 疼痛 、 重篤な徐脈 、 甲状腺機能障害 、 甲状腺刺激ホルモン減少 、 TSH減少 、 総サイロキシン減少 、 T4減少 、 遊離T4減少 、 高血糖
用法・用量(主なもの)
  • 〈消化管ホルモン産生腫瘍〉通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する
  • その後は症状により10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与する
  • ただし、初回投与後2週間は薬物濃度が十分な濃度に達しないことから、本剤投与前に投与していた同一用量のオクトレオチド酢酸塩注射液を併用する
  • 〈消化管神経内分泌腫瘍〉通常、成人にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋肉内に注射する
    • なお、患者の状態により適宜減量すること
  • 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する
  • その後は病態に応じて10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与するが、30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈消化管ホルモン産生腫瘍〉本剤投与中に症状が悪化した場合は、オクトレオチド酢酸塩注射液を併用することが望ましい
  • 7.2. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉用量は、成長ホルモン濃度、インスリン様成長因子−1/ソマトメジン−C濃度及び臨床症状により10mg単位で適宜増減できる
  • 7.3. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉40mgの投与にあたっては、20mgずつを異なる2箇所に注射する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
胆石症 、 疼痛 、 甲状腺機能障害 、 甲状腺刺激ホルモン減少 、 TSH減少 、 総サイロキシン減少 、 T4減少 、 遊離T4減少 、 高血糖 、 低血糖 、 ALP上昇
重大な副作用
重篤な徐脈 、 アナフィラキシー 、 血圧低下 、 呼吸困難 、 気管支痙攣 、 皮疹 、 そう痒 、 蕁麻疹 、 発疹 、 末梢性浮腫 、 徐脈
上記以外の副作用
頭痛 、 めまい 、 下痢 、 便秘 、 腹部膨満 、 白色便 、 食欲不振 、 嘔気 、 鼓腸放屁 、 肝機能異常 、 胆管拡張 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 脱毛 、 腎嚢胞 、 疲労感 、 硬結 、 腫脹 、 過敏症 、 発赤 、 甲状腺機能低下症 、 耐糖能異常 、 脱水 、 膵炎 、 胃部不快感 、 腹痛 、 嘔吐 、 ビリルビン上昇 、 AST上昇 、 胆嚢炎 、 けん怠感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
シクロスポリン<経口>
血中濃度が低下
インスリン製剤
血糖降下作用の増強による低血糖症状
インスリン製剤
血糖降下作用の減弱による高血糖症状
ブロモクリプチン
AUCが上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1). 次記疾患に伴う諸症状の改善:消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)。
2). 消化管神経内分泌腫瘍。
3). 次記疾患における成長ホルモン分泌過剰状態、ソマトメジン−C分泌過剰状態及び諸症状の改善:先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈消化管ホルモン産生腫瘍及び先端巨大症・下垂体性巨人症〉オクトレオチド酢酸塩注射液により有効性及び忍容性が確認されている患者に投与すること。
5.2. 〈消化管ホルモン産生腫瘍及び先端巨大症・下垂体性巨人症〉消化管ホルモン産生腫瘍及び先端巨大症・下垂体性巨人症で、現在オクトレオチド酢酸塩注射液が投与されていない患者には、オクトレオチド酢酸塩注射液を2週間以上投与し、有効性及び忍容性を確認した上で本剤を投与すること。
5.3. 〈下垂体性巨人症〉脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し、下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認すること。

用法・用量(添付文書全文)

〈消化管ホルモン産生腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は症状により10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与する。ただし、初回投与後2週間は薬物濃度が十分な濃度に達しないことから、本剤投与前に投与していた同一用量のオクトレオチド酢酸塩注射液を併用する。
〈消化管神経内分泌腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋肉内に注射する。なお、患者の状態により適宜減量すること。
〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は病態に応じて10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与するが、30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈消化管ホルモン産生腫瘍〉本剤投与中に症状が悪化した場合は、オクトレオチド酢酸塩注射液を併用することが望ましい。
7.2. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉用量は、成長ホルモン濃度、インスリン様成長因子−1/ソマトメジン−C濃度及び臨床症状により10mg単位で適宜増減できる。
7.3. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉40mgの投与にあたっては、20mgずつを異なる2箇所に注射する。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. アナフィラキシー(頻度不明):血圧低下、呼吸困難、気管支痙攣等のアナフィラキシーがあらわれることがあるので、皮疹、そう痒、蕁麻疹、発疹を伴う末梢性浮腫等があらわれた場合には適切な処置を行い、また、その後の投与は行わないこと。
11.1.2. 徐脈(1.3%):重篤な徐脈を起こすことがある。徐脈が認められた場合、β−遮断剤、カルシウム拮抗剤等の徐脈作用を有する薬剤又は水分や電解質を補正する薬剤を投与している患者においては、これらの用量を調節すること。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(1%未満)発疹、そう痒、(頻度不明)発赤。
2). 内分泌障害:(1%未満)甲状腺機能障害(甲状腺刺激ホルモン減少(TSH減少)、総サイロキシン減少(T4減少)及び遊離T4減少等)、(頻度不明)甲状腺機能低下症。
3). 代謝及び栄養障害:(1〜5%未満)*高血糖、(1%未満)*低血糖、ALP上昇、(頻度不明)*耐糖能異常、脱水。
4). 神経系障害:(1〜5%未満)頭痛、(1%未満)めまい。
5). 呼吸器障害:(頻度不明)呼吸困難。
6). 胃腸障害:(1〜5%未満)下痢、便秘、腹部膨満、(1%未満)白色便、食欲不振、嘔気、鼓腸放屁、(頻度不明)膵炎、胃部不快感、腹痛、嘔吐。
7). 肝胆道系障害:(5%以上)※胆石症、(1%未満)肝機能異常、胆管拡張、ALT上昇、γ−GTP上昇、(頻度不明)ビリルビン上昇、AST上昇、胆嚢炎。
8). 皮膚及び皮下組織障害:(1〜5%未満)脱毛。
9). 腎及び尿路障害:(1〜5%未満)腎嚢胞。
10). 全身障害:(1〜5%未満)疲労感、(頻度不明)けん怠感。
11). 注射部位:(5%以上)疼痛、(1〜5%未満)硬結、腫脹、(1%未満)発赤。
*)〔8.1参照〕。
※)〔8.2参照〕。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 〈効能共通〉本剤の投与中はインスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスの変化による一過性低血糖又は一過性高血糖を伴うことがあるので、投与開始時及び低又は高血糖のために投与量を変更する場合は患者を十分に観察すること〔11.2参照〕。
8.2. 〈効能共通〉胆石の形成又は胆石症悪化(急性胆嚢炎、胆管炎、膵炎)が報告されているので、本剤の投与前及び投与中は、定期的に(6〜12ヵ月毎に)超音波・X線による胆嚢及び胆管検査を受けることが望ましい〔11.2参照〕。
8.3. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉成長ホルモン産生下垂体腺腫は進展することがあり、これに伴い視野狭窄などの重篤な症状を生じることがあるので患者の状態を十分観察し、腫瘍の進展が認められた場合は、他の治療法への切り替え等適切な処置を行うこと。
8.4. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉成長ホルモン及びインスリン様成長因子−1/ソマトメジン−Cを定期的に測定することが望ましい。
8.5. 〈消化管神経内分泌腫瘍〉がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
8.6. 〈消化管神経内分泌腫瘍〉本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:オクトレオチド酢酸塩(カルチノイド腫瘍のうち、無症候性かつ切除不能な転移性腫瘍)」等)を熟読すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). シクロスポリン<経口>[シクロスポリンの血中濃度が低下することがある(本剤がシクロスポリンの吸収を阻害するため)]。
2). インスリン製剤[血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがあるので、併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること(インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある)]。
3). ブロモクリプチン[ブロモクリプチンのAUCが上昇したとの報告がある(機序は不明である)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 本剤の使用にあたっては、取扱い方法を熟読すること。
14.1.2. 調製は必ず付属の専用分散液及びバイアルアダプターを使用し、薬剤及び専用分散液を少なくとも30分室温で静置し、内容物を室温に戻してから行うこと。
14.1.3. 用時調製し、懸濁後は直ちに使用すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 筋肉内のみに投与し、静脈内には投与しないこと。
14.2.2. 専用分散液は付属のものを用いること。
14.2.3. 注射針は20ゲージを用いること。
14.2.4. 筋肉内注射にあたっては次記の点に注意すること。
・ 注射部位は殿部の左右外側上部とし、三角筋等他の筋には投与しないこと。
・ 繰り返し投与にあたっては左右交互に注射し、同一部位への投与は3ヵ月間は行わないこと。
・ 神経走行部位及び血管内への投与を避けること。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
・ 注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
・ 注射部位をもまないように患者に指示すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
15.1.1. 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液により消化管ホルモン産生腫瘍の症状が管理されていた患者で症状管理が不可能になり、急激に症状が再発したとの報告がある。
15.1.2. オクトレオチド酢酸塩製剤を反復投与した患者に、抗オクトレオチド抗体が出現することがある。なお、抗体に起因すると考えられる特異的な副作用は認められていない。
15.1.3. 本剤により脂肪吸収が低下する可能性がある(海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液の投与中に糞中の脂肪が増加したとの報告がある)。
15.1.4. 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液を投与された患者で、血清ビタミンB12低下、シリングテストでの異常値がみられたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
外箱開封後は遮光して保存すること。
(保管上の注意)
2〜8℃に保存。

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