日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 更年期障害
  • 骨粗鬆症

注意すべき副作用詳しく見る

血栓症過敏症状肝機能異常高カルシウム血症ナトリウム貯留体液貯留月経異常消退出血不正出血経血量変化

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 2〜4週ごとに1回1mLを筋肉内注射する
    • なお、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 血栓性静脈炎
    • 子宮内膜癌
    • 重篤な肝障害
    • 前立腺癌
    • 乳癌
    • 脳卒中
    • 肺塞栓症
    • 診断の確定していない異常性器出血
    • 冠動脈性心疾患
    • 動脈性血栓塞栓疾患
    • アンドロゲン依存性悪性腫瘍
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 未治療の子宮内膜増殖症
    • 骨成長が終了していない可能性
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 女性胎児
    • 骨成長が終了していない可能性
    • 思春期前(0歳〜10歳)
    • 小児(0歳〜14歳)

副作用

主な副作用

過敏症状肝機能異常高カルシウム血症ナトリウム貯留体液貯留月経異常消退出血不正出血経血量変化帯下増加下腹部不快感

重大な副作用

血栓症

上記以外の副作用

不快感乳房痛乳房緊満感乳房腫脹腫脹回復しがたい嗄声回復しがたい多毛陰核肥大性欲亢進陰唇肥大陰茎肥大持続性勃起精巣萎縮精子減少精液減少精巣機能抑制多幸感ざ瘡皮膚色素沈着脱毛皮膚色調変化紅斑発赤疼痛頭痛肥満

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 血栓性静脈炎
    • 子宮内膜癌
    • 重篤な肝障害
    • 前立腺癌
    • 乳癌
    • 脳卒中
    • 肺塞栓症
    • 診断の確定していない異常性器出血
    • 冠動脈性心疾患
    • 動脈性血栓塞栓疾患
    • アンドロゲン依存性悪性腫瘍
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 未治療の子宮内膜増殖症
    • 骨成長が終了していない可能性
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 癌の骨転移
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 全身性エリテマトーデス
    • 前立腺肥大
    • 乳房レントゲン像に異常
    • 乳房結節
    • てんかん
    • 糖尿病
    • 乳腺症
    • 術前
    • 乳癌家族素因が強い
    • 長期臥床
  • 注意
    • 子宮摘出

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 女性胎児
    • 骨成長が終了していない可能性
    • 思春期前(0歳〜10歳)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 男性高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 閉経期以降(50歳〜)
    • 女性
    • 65歳以上の閉経後(65歳〜)
    • 閉経後(50歳〜)
    • 男性
    • 骨粗鬆症を除く男性
  • 投与に際する指示
    • 閉経期以降(50歳〜)
    • 骨粗鬆症を除く男性

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
血糖降下剤 作用が減弱
インスリン製剤 作用が減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用が減弱
ビグアナイド系製剤 作用が減弱

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    更年期障害、骨粗鬆症。

    用法・用量(添付文書全文)

    2〜4週ごとに1回1mLを筋肉内注射する。なお、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    「骨粗鬆症」に本剤を投与する場合、投与後6カ月〜1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には投与を中止し他の療法を考慮する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    血栓症:長期連用により血栓症が起こることが報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).過敏症:過敏症状[発現した場合には投与を中止する]。
    2).肝臓:肝機能異常[観察を十分に行い、発現した場合には休薬等適切な処置を行う]。
    3).電解質代謝:特に大量継続投与により、高カルシウム血症、ナトリウム貯留や体液貯留[観察を十分に行い、発現した場合には減量又は休薬等適切な処置を行う]。
    4).内分泌:
    (1).女性:1)子宮:月経異常、消退出血、不正出血、経血量変化、帯下増加、下腹部不快感等、2)乳房:乳房痛、乳房緊満感、乳房腫脹等、3)その他:回復しがたい嗄声・回復しがたい多毛、陰核肥大、性欲亢進、陰唇肥大[観察を十分に行い、発現した場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    (2).男性:陰茎肥大、持続性勃起、(男性)特に大量継続投与により精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能抑制[観察を十分に行い、発現した場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    5).精神神経系:多幸感。
    6).皮膚:ざ瘡、皮膚色素沈着、脱毛、皮膚色調変化(紅斑等)等。
    7).投与部位:発赤、腫脹、疼痛。
    8).その他:頭痛、不快感、肥満。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
    2.エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
    3.未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため]。
    4.乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発する恐れがある]。
    5.血栓性静脈炎、肺塞栓症又はその既往歴のある患者[血液凝固能の亢進により、これらの症状が増悪することがある]。
    6.動脈性血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者。
    7.重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある]。
    8.診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
    9.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。
    10.小児。
    (慎重投与)
    1.乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状が増悪する恐れがある]。
    2.術前又は長期臥床状態の患者[血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある]。
    3.肝障害のある患者。
    4.子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進する恐れがある]。
    5.子宮内膜症のある患者[症状が増悪する恐れがある]。
    6.前立腺肥大のある患者[前立腺肥大が増大する恐れがある]。
    7.心疾患、腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウム貯留や体液貯留により、これらの症状が増悪する恐れがある]。
    8.癌の骨転移のある患者[高カルシウム血症が現れる恐れがある]。
    9.てんかん患者[体液貯留により、症状が増悪する恐れがある]。
    10.糖尿病患者[耐糖能が低下することがあるので、十分コントロールを行いながら投与する]。
    11.全身性エリテマトーデスの患者[症状が増悪する恐れがある]。
    12.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は、骨粗鬆症を除く男性に対する適応は認められていない。
    2.男性に投与する場合には、定期的に前立腺の検査を行う。
    3.外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性では、乳癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなり、その危険性は併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があるので、本剤の投与にあたっては、患者に対し本剤のリスクとベネフィットについて十分な説明を行うとともに必要最小限の使用にとどめ、漫然と長期投与を行わない。
    4.女性に投与する場合には、投与前に病歴、家族素因等の問診、乳房検診並びに婦人科検診(子宮を有する患者においては子宮内膜細胞診及び超音波検査による子宮内膜厚の測定を含む)を行い、投与開始後は定期的に乳房検診並びに婦人科検診を行う。
    5.女性に投与する場合には、変声の可能性のあることを告げておき、女性への投与に際しては観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する。
    (相互作用)
    併用注意:血糖降下剤(インスリン製剤、スルホニル尿素系製剤、ビグアナイド系製剤等)[血糖降下剤の作用が減弱することがあるので、血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意する(卵胞ホルモン剤の血糖上昇作用による)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者には慎重に投与する[男性高齢者ではアンドロゲン依存性腫瘍が潜在している可能性があり、また一般に高齢者では生理機能が低下している]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない[女性胎児の男性化を起こすことがある]。
    (小児等への投与)
    骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者には投与しない[骨端早期閉鎖、性的早熟を来す恐れがある]。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:本剤は筋肉内注射にのみ使用する。
    2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
    1).同一部位への反復注射は行わない。
    2).神経走行部位を避ける。
    3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
    3.その他:本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
    (その他の注意)
    1.ホルモン補充療法(HRT)と子宮内膜癌の危険性:卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では、子宮内膜癌になる危険性が対照群の女性と比較して高く、この危険性は、使用期間に相関して上昇し(1〜5年間で2.8倍、10年以上で9.5倍)、黄体ホルモン剤の併用により抑えられる(対照群の女性と比較して0.8倍)との疫学調査の結果が報告されている。
    2.HRTと乳癌の危険性:
    1).米国における閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験[Women’s Health Initiative(WHI)試験]の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.24)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.80)との報告がある。
    2).英国における疫学調査[Million Women Study(MWS)]の結果、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用している女性では、乳癌になる危険性が対照群と比較して有意に高くなり(2.00倍)、この危険性は、併用期間が長期になるに従って高くなる(1年未満:1.45倍、1〜4年:1.74倍、5〜9年:2.17倍、10年以上:2.31倍)との報告がある。
    3.HRTと冠動脈性心疾患の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して高い傾向にあり、特に服用開始1年後では有意に高くなる(ハザード比:1.81)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.91)との報告がある。
    4.HRTと脳卒中の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.31)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.37)との報告がある。
    5.HRTと認知症の危険性:米国における65歳以上の閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験[WHI Memory Study(WHIMS)]の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:2.05)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.49)との報告がある。
    6.HRTと卵巣癌の危険性:
    1).卵胞ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では、卵巣癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなるとの疫学調査の結果が報告されている。
    2).米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、卵巣癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.58)との報告がある。
    7.HRTと胆嚢疾患の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、胆嚢疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.59)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、胆嚢疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.67)との報告がある。
    8.卵胞ホルモン剤を妊娠動物(マウス)に投与した場合、仔の成長後膣上皮の癌性変性及び仔の成長後子宮内膜の癌性変性を示唆する結果が報告されている。また、新生仔(マウス)に投与した場合、仔の成長後膣上皮の癌性変性を認めたとの報告がある。

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