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デポスタット筋注200mgの基本情報
基本情報
- 前立腺肥大症
- ゲストノロンカプロン酸エステルとして、1週1回200mgを臀筋内に注射する
副作用
注意事項
- 禁止
- 重篤な肝障害
- 慎重投与
- 気管支喘息
- 心障害
- 腎障害
- てんかん
- 糖尿病
- 片頭痛
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
前立腺肥大症。
ゲストノロンカプロン酸エステルとして、1週1回200mgを臀筋内に注射する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
投与期間は、8〜12週間を基準として以後漫然と投与を継続しない。
総症例3,458例中280例(8.1%)に副作用が認められた。主な副作用は注射部疼痛92件(2.7%)、性欲減退41件(1.2%)、注射部硬結29件(0.8%)、注射部そう痒感24件(0.7%)、発熱17件(0.5%)、食欲不振16件(0.5%)、貧血16件(0.5%)、肝機能検査異常14件(0.4%)、全身倦怠感13件(0.4%)、発疹12件(0.3%)等であった(再審査終了時)。
次記の副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1.過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒[投与を中止する]。
2.肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能異常。
3.腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇。
4.血液:(0.1〜5%未満)貧血。
5.呼吸器:(0.1〜5%未満)呼吸困難、(頻度不明)咳。
6.循環器:(頻度不明)動悸。
7.生殖器:(0.1〜5%未満)性欲減退、(頻度不明)乳腺腫脹、一過性精子減少症。
8.消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、胃痛、(0.1%未満)嘔吐、下痢、(頻度不明)悪心。
9.精神神経系:(0.1〜5%未満)全身倦怠感、脱力感、(0.1%未満)意欲減退。
10.投与部位:(0.1〜5%未満)疼痛、硬結、腫脹。
11.その他:(0.1〜5%未満)発熱、発汗、(0.1%未満)冷感。
(禁忌)
重篤な肝障害のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
(慎重投与)
1.糖尿病の患者[耐糖能の低下が現れることがある]。
2.気管支喘息の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
3.てんかんの患者[症状を悪化させる恐れがある]。
4.片頭痛の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
5.心障害、腎障害又はその既往歴のある患者[ナトリウム貯留又は体液貯留が現れることがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(適用上の注意)
1.投与経路:臀筋内に注射する。
2.開封時:アンプルカット時には異物混入を避けるためエタノール綿等で清拭しカットする。
3.投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため次記の点に注意する。
1).同一部位への反復投与を避け、左右臀筋に交互に注射する。
2).神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
(取扱い上の注意)
アンプルは「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマーク(白)の反対方向に折り取る。
(保管上の注意)
遮光。
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