基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)詳しく見る

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)の代表的な商品名
  • プレドニン,プレドニゾロン
  • メドロール
  • デカドロン
  • ゼンタコート

効能・効果詳しく見る

  • 眼科領域の術後炎症
  • Senear−Usher症候群
  • 亜急性甲状腺炎
  • 亜急性湿疹
  • 悪性リンパ腫
  • アトピー皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 一次性脳炎の頭蓋内圧亢進症状
  • ウェーバー・クリスチャン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 角膜炎の対症療法
  • 花粉症
  • 貨幣状湿疹
  • 顆粒球減少症
  • 眼窩炎性偽腫瘍の対症療法
  • 眼窩漏斗尖端部症候群の対症療法
  • 眼筋麻痺の対症療法
  • 眼瞼炎の対症療法
  • 関節症性乾癬
  • 乾癬
  • 乾癬性紅皮症
  • 癌末期の全身状態の改善
  • 顔面神経麻痺
  • 気管支喘息
  • 急性湿疹
  • 急性白血病
  • 急性副腎皮質機能不全
  • 強皮症
  • 強膜炎の対症療法
  • 菌状息肉症
  • 稽留性肢端皮膚炎
  • 結核性胸膜炎
  • 結核性髄膜炎
  • 結核性腹膜炎
  • 血管運動<神経>性鼻炎
  • 血清病
  • 結節性紅斑
  • 結節性動脈周囲炎
  • 視神経の炎症性疾患の対症療法
  • 結膜炎の対症療法
  • 限局性腸炎
  • 虹彩毛様体炎の対症療法
  • 甲状腺中毒症
  • 甲状腺<中毒性>クリーゼ
  • 強直性脊椎炎
  • 紅斑症
  • 紅皮症
  • 枯草熱
  • 昆虫毒
  • 細網肉腫症
  • 自家感作性皮膚炎
  • 視神経炎の対症療法
  • 視束脊髄炎
  • 湿疹・皮膚炎群
  • 紫斑病
  • 若年性関節リウマチ
  • 重症感染症
  • 重症消耗性疾患の全身状態の改善
  • 重症の虫さされ
  • 小児喘息性気管支炎
  • 小舞踏病
  • 脂漏性皮膚炎
  • 神経皮膚炎
  • 進行性指掌角皮症
  • 侵襲後肺水腫
  • 尋常性天疱瘡
  • スチブンス・ジョンソン病
  • スチル病
  • スプルーの全身状態の改善
  • 成年性浮腫性硬化症
  • 脊髄炎
  • 接触皮膚炎
  • 喘息性気管支炎
  • 全身性エリテマトーデス
  • 全身性血管炎
  • 前立腺癌
  • 増殖性天疱瘡
  • 大動脈炎症候群
  • 蛇毒
  • 多発性筋炎
  • 多発性硬化症
  • 多発性動脈炎
  • ヴェゲナ肉芽腫症
  • 中毒疹
  • 手指の皮膚炎
  • デューリング疱疹状皮膚炎
  • 天疱瘡群
  • 特発性低血糖症
  • 難治性口内炎
  • 難治性舌炎
  • 妊娠性疱疹
  • ネフローゼ
  • ネフローゼ症候群
  • 粘膜皮膚眼症候群
  • 脳炎
  • 脳脊髄炎
  • 膿疱性乾癬
  • ビダール苔癬
  • 皮膚筋炎
  • 皮膚口内炎
  • 皮膚細網症
  • 皮膚白血病
  • 副腎クリーゼ
  • 副腎性器症候群
  • 副腎摘除
  • 副腎皮質機能不全の外科的侵襲
  • フックス症候群
  • ヘブラ紅色粃糠疹
  • 疱疹状膿痂疹
  • ホジキン病
  • 慢性骨髄性白血病の急性転化
  • 慢性湿疹
  • 慢性リンパ性白血病
  • 免疫性溶血性貧血
  • 網膜血管炎の対症療法
  • 網脈絡膜炎の対症療法
  • 薬剤アレルギー
  • 薬疹
  • ライター症候群
  • 落葉状天疱瘡
  • リウマチ性心炎
  • リウマチ性脊椎炎
  • リウマチ性多発筋痛
  • リウマチ熱
  • リップシュッツ急性陰門潰瘍
  • リンパ肉腫症
  • 類天疱瘡
  • レイノー病
  • 慢性円板状エリテマトーデス
  • 陰部湿疹
  • 化学物質アレルギー
  • 化学物質中毒
  • 外耳道湿疹・皮膚炎
  • 耳介湿疹・皮膚炎
  • 鼻前庭湿疹・皮膚炎
  • 鼻翼周辺湿疹・皮膚炎
  • 薬剤中毒
  • 肛門湿疹
  • 開口部糜爛性外皮症
  • 関節リウマチ
  • ぶどう膜炎の対症療法
  • 悪性型円形脱毛症
  • アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>
  • シェーンライン型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>
  • ヘノッホ型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>
  • 医原性慢性副腎皮質機能不全
  • 下垂体性慢性副腎皮質機能不全
  • 原発性慢性副腎皮質機能不全
  • 固定蕁麻疹<重症例に限る>
  • 小児ストロフルス<重症例に限る>
  • 尋常性乾癬<重症例>
  • 続発性慢性副腎皮質機能不全
  • 多形滲出性紅斑<重症例に限る>
  • 帯状疱疹<重症例に限る>
  • 単純型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>
  • 毛孔性紅色粃糠疹<重症例に限る>
  • 扁平苔癬<重症例に限る>
  • 痒疹群<重症例に限る>
  • 蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>
  • 蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>
  • ベーチェット病<眼症状のない場合>
  • 外眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 前眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 内眼の炎症性疾患の対症療法
  • 眼窩の炎症性疾患の対症療法
  • 眼筋の炎症性疾患の対症療法
  • 乳・幼・小児湿疹
  • うっ血性心不全

注意すべき副作用詳しく見る

誘発感染症感染症増悪B型肝炎ウイルス増殖による肝炎続発性副腎皮質機能不全糖尿病消化性潰瘍膵炎精神変調うつ状態痙攣

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • トリアムシノロンとして、1日4〜48mgを1〜4回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障

副作用

主な副作用

月経異常下痢悪心嘔吐胃痛胸やけ腹部膨満感口渇食欲不振食欲亢進多幸症

重大な副作用

誘発感染症感染症増悪B型肝炎ウイルス増殖による肝炎続発性副腎皮質機能不全糖尿病消化性潰瘍膵炎精神変調うつ状態痙攣骨粗鬆症大腿骨頭無菌性壊死骨頭無菌性壊死上腕骨頭無菌性壊死ミオパシー緑内障後嚢白内障眼圧亢進血栓症

上記以外の副作用

不眠頭痛眩暈筋肉痛関節痛満月様顔貌野牛肩窒素負平衡脂肪肝浮腫血圧上昇低カリウム性アルカローシス中心性漿液性網脈絡膜症網膜障害眼球突出白血球増多ざ瘡多毛脱毛皮膚色素沈着皮下溢血紫斑皮膚線条皮膚そう痒発汗異常顔面紅斑創傷治癒障害皮膚菲薄化皮膚脆弱化脂肪織炎過敏症発疹ECG異常発熱疲労感ステロイド腎症体重増加精子数増減精子運動性増減

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 原則禁止
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
  • 慎重投与
    • 肝硬変
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
  • 注意
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が上昇しサリチル酸中毒
サザピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が上昇しサリチル酸中毒
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
経口糖尿病剤 作用を減弱
アセトヘキサミド 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
アセタゾラミド 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
注射用アムホテリシンB 低カリウム血症
シクロスポリン 血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
卵胞ホルモン 本剤の作用が増強
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱又は増強
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
ジゴキシン ジギタリス中毒
ソマトロピン 成長促進効果が抑制
ワクチン 神経障害
種痘 神経障害
ワクチン 抗体反応の欠如
種痘 抗体反応の欠如

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.内分泌疾患:慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、副腎摘除。
    2.膠原病:関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、リウマチ性多発筋痛、エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、強皮症、成年性浮腫性硬化症、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)。
    3.アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、薬剤アレルギー・薬剤中毒、その他の化学物質アレルギー・化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病、花粉症(枯草熱)、アレルギー性鼻炎、血管運動<神経>性鼻炎。
    4.心臓疾患:うっ血性心不全。
    5.神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、顔面神経麻痺、小舞踏病。
    6.腎疾患:ネフローゼ及びネフローゼ症候群。
    7.血液疾患:紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)。
    8.胃腸疾患:潰瘍性大腸炎、限局性腸炎。
    9.重症感染症:重症感染症(化学療法と併用する)、結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性腹膜炎(抗結核剤と併用する)。
    10.新陳代謝疾患:特発性低血糖症。
    11.皮膚疾患:
    <湿疹、皮膚炎>*湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しない)。
    <乾癬及び類症>*乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]。
    <痒疹>*痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る>(局注が望ましい)を含む)。
    <蕁麻疹類>蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)。
    <紅斑症、紫斑症>紅斑症(*多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>(単純型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>、シェーンライン型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>、ヘノッホ型アナフィラクトイド紫斑<重症例に限る>)。
    <粘膜皮膚眼症候群>粘膜皮膚眼症候群[開口部糜爛性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]。
    <水疱症>天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、帯状疱疹<重症例に限る>。
    <紅皮症>*紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)。
    <角化症>*毛孔性紅色粃糠疹<重症例に限る>、*扁平苔癬<重症例に限る>。
    <血管性皮膚疾患>レイノー病。
    <毛髪疾患>*円形脱毛症(悪性型円形脱毛症に限る)。
    <その他>ウェーバー・クリスチャン病、難治性口内炎及び難治性舌炎(局所療法で治癒しないもの)。
    12.眼科疾患:内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法)、眼科領域の術後炎症。
    13.外科疾患:副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲、侵襲後肺水腫。
    14.その他:重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)、前立腺癌(他の療法が無効な場合)。
    注)*印:外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いる。

    用法・用量(添付文書全文)

    トリアムシノロンとして、1日4〜48mgを1〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明):次の症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には適切な処置を行う。
    1).誘発感染症、感染症の増悪:誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    2).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病。
    3).消化性潰瘍、膵炎。
    4).精神変調、うつ状態、痙攣。
    5).骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー。
    6).緑内障、後嚢白内障:連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
    7).血栓症。
    2.その他の副作用:次の症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には適切な処置を行う。
    1).内分泌:(頻度不明)月経異常。
    2).消化器:(頻度不明)下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進。
    3).精神神経系:(頻度不明)多幸症、不眠、頭痛、眩暈。
    4).筋・骨格:(頻度不明)筋肉痛、関節痛。
    5).脂質・蛋白質代謝:(頻度不明)満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝。
    6).体液・電解質:(頻度不明)浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス。
    7).眼:(頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出。
    8).血液:(頻度不明)白血球増多。
    9).皮膚:(頻度不明)ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・皮膚脆弱化、脂肪織炎。
    10).過敏症:(頻度不明)発疹[投与を中止する]。
    11).その他:(頻度不明)ECG異常、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減及び精子運動性増減。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    2.消化性潰瘍の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    3.精神病の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    4.結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    6.後嚢白内障の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    7.緑内障の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    8.高血圧症の患者[Na・水分貯留作用により血圧を更に上昇させる恐れがある]。
    9.電解質異常のある患者[腎の尿細管におけるNaの吸収促進、Kの排泄促進等により、高ナトリウム血症、低カリウム血症等を起こす恐れがある]。
    10.血栓症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒障害を起こす恐れがある]。
    12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫機能抑制作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生作用等により血糖値が上昇し、症状を悪化させる恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    4.腎不全の患者[Na・水分貯留作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    5.甲状腺機能低下のある患者[副腎皮質ホルモンの代謝が阻害され、副作用が強く現れる恐れがある]。
    6.肝硬変の患者[肝での代謝が阻害され、副作用が強く現れる恐れがある]。
    7.脂肪肝の患者[脂肪組織からの脂質動員により、肝の脂質合成を増強する恐れがある]。
    8.脂肪塞栓症の患者[血清コレステロール、血清トリグリセリドの上昇などにより脂質代謝に影響を及ぼす恐れがある]。
    9.重症筋無力症の患者[蛋白異化作用により、使用当初、一時症状が増悪することがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1).投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しない。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行う。
    2).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行う。
    3).連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(離脱症状が現れた場合には、直ちに再投与又は増量する)。
    2.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    3.本剤の長期あるいは大量投与中の患者、又は投与中止後6カ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させる恐れがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しない。
    4.特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    5.強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告があるので、本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意する。また、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール等)、フェニトイン、リファンピシン[本剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP−450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2.サリチル酸誘導体(アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン等)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が上昇しサリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進するため、本剤の減量により、血清中のサリチル酸誘導体濃度が上昇する)]。
    3.抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
    4.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド等)、インスリン製剤[これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意する(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する)]。
    5.利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド等)、注射用アムホテリシンB[低カリウム血症が現れることがあるので、併用する場合には用量に注意する(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    6.シクロスポリン[他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意する(副腎皮質ホルモン剤はシクロスポリンの代謝を抑制する)]。
    7.エリスロマイシン、エストロゲン<経口避妊薬を含む>[本剤の作用が増強される恐れがあるので、併用する場合には用量に注意する(本剤の代謝が抑制される恐れがある)]。
    8.非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等)[筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので、併用する場合には用量について注意する(機序不明)]。
    9.ジゴキシン[ジギタリス中毒が現れる恐れがあるので、必要に応じて本剤又はジゴキシンを減量するなど用量に注意する(カリウム排泄による血中カリウム値低下により、ジゴキシンの作用が増強する)]。
    10.ソマトロピン[ソマトロピンの成長促進効果が抑制される恐れがあるので、併用する場合には用量に注意する(糖質コルチコイドが成長抑制効果を有する)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、緑内障、後嚢白内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠ラットの器官形成期にトリアムシノロン(0.01、0.05、0.1mg/日)を皮下投与したとき、0.05mg/日以上の投与群で、胎仔口蓋裂の発生が認められており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.小児の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    (その他の注意)
    副腎皮質ステロイド剤を投与中の患者にワクチン(種痘など)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。

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