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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ノルアドリナリン注1mgの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
94円(0.1%1mL1管)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • アナフィラキシー性ショックの補助治療
  • 急性低血圧の補助治療
  • ショック時の補助治療
  • 循環血液量低下を伴うショックの補助治療
  • 循環血液量低下を伴う急性低血圧の補助治療
  • 心筋梗塞によるショックの補助治療
  • 全身麻酔時の急性低血圧の補助治療
  • 敗血症によるショックの補助治療
注意すべき副作用
徐脈 、 心悸亢進 、 胸内苦悶 、 血圧異常上昇 、 呼吸困難 、 頭痛 、 眩暈 、 不安 、 振戦 、 悪心
用法・用量(主なもの)
  • 1.点滴静脈内注射:ノルアドレナリンとして、1回1mgを250mLの生理食塩液、5%ブドウ糖液、血漿又は全血などに溶解して点滴静注する
  • 点滴の速度は1分間につき0.5〜1.0mLであるが、血圧を絶えず観察して適宜調節する
  • 2.皮下注射:ノルアドレナリンとして、1回0.1〜1mgを皮下注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • カテコールアミン製剤投与中
    • ハロゲン含有吸入麻酔剤投与中
    • コカイン中毒
    • 心室性頻拍
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
心悸亢進 、 胸内苦悶 、 血圧異常上昇 、 呼吸困難 、 頭痛 、 眩暈 、 不安 、 振戦 、 悪心 、 嘔吐 、 心拍出量減少
重大な副作用
徐脈
上記以外の副作用
著明な血圧上昇 、 脳出血 、 肺水腫 、 羞明 、 悪寒 、 鳥肌

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • カテコールアミン製剤投与中
    • ハロゲン含有吸入麻酔剤投与中
  • 原則禁止
    • コカイン中毒
    • 心室性頻拍
  • 慎重投与
    • 高血圧
    • 甲状腺機能亢進症
    • 徐脈
    • 心疾患
    • 動脈硬化症
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
コカイン
本剤の作用が増強し症状が悪化
ハロゲン含有吸入麻酔剤
頻脈
ハロゲン含有吸入麻酔剤
心室細動
カテコールアミン製剤
不整脈
カテコールアミン製剤
心停止
モノアミン酸化酵素阻害剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
三環系抗うつ剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
イミプラミン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
アミトリプチリン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
ミルナシプラン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
抗うつ剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
マプロチリン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
メチルフェニデート
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
分娩促進剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
オキシトシン製剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
エルゴタミンを含有する製剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
抗ヒスタミン剤
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
クロルフェニラミン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
トリペレナミン
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
甲状腺ホルモン剤
冠不全発作
チロキシン製剤
冠不全発作
チアジド系薬剤
本剤の作用が減弱
トリクロルメチアジド
本剤の作用が減弱
ヒドロクロロチアジド
本剤の作用が減弱
チアジド系類似剤
本剤の作用が減弱
インダパミド
本剤の作用が減弱
ループ利尿剤
本剤の作用が減弱
フロセミド
本剤の作用が減弱
カリウム保持性利尿剤
本剤の作用が減弱
スピロノラクトン
本剤の作用が減弱
メチル硫酸アメジニウム
血圧の異常上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療(心筋梗塞によるショック、敗血症によるショック、アナフィラキシー性ショック、循環血液量低下を伴う急性低血圧ないし循環血液量低下を伴うショック、全身麻酔時の急性低血圧など)。

用法・用量(添付文書全文)

1.点滴静脈内注射:ノルアドレナリンとして、1回1mgを250mLの生理食塩液、5%ブドウ糖液、血漿又は全血などに溶解して点滴静注する。点滴の速度は1分間につき0.5〜1.0mLであるが、血圧を絶えず観察して適宜調節する。
2.皮下注射:ノルアドレナリンとして、1回0.1〜1mgを皮下注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
徐脈:徐脈(徐脈はアトロピンにより容易に回復する)が現れることがある。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).循環器:心悸亢進、胸内苦悶、血圧異常上昇、呼吸困難。
2).精神神経系:頭痛、眩暈、不安、振戦。
3).消化器:悪心・嘔吐。
4).過量投与:心拍出量減少、著明な血圧上昇、脳出血、頭痛、肺水腫[特に感受性の高い患者には注意する]。
5).その他:羞明、悪寒、鳥肌。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.ハロゲン含有吸入麻酔剤投与中の患者。
2.他のカテコールアミン製剤投与中の患者。
(原則禁忌)
1.コカイン中毒の患者[コカインは中枢作用、交感神経刺激作用を有するので、本剤の使用により本剤の作用が増強し症状が悪化する恐れがある]。
2.心室性頻拍のある患者[心拍出量・脳血流等が減少するため症状が悪化する恐れがある]。
(慎重投与)
1.高血圧の患者[高血圧を悪化させる]。
2.動脈硬化症の患者[血圧を上げ、末梢血流量を減少させる]。
3.甲状腺機能亢進症の患者[激しい頭痛、羞明等を伴う著明な血圧上昇がおこることがある]。
4.高齢者[交感神経作用薬に高い感受性を示すことがある]。
5.心疾患のある患者[心機能に影響を及ぼす恐れがある]。
6.徐脈のある患者[不整脈を起こすことがある]。
(重要な基本的注意)
1.ショックの緊急治療の原則は換気の確保、輸液及び心拍出量の増加と昇圧である。ショック時の循環動態はショックを起こした原因及び病期によって異なるので、昇圧剤の選択及び使用時期については十分注意する。また、本剤は血圧下降等の応急処置剤として用いるべき薬剤であり、輸血又は輸液にかわるものではない。
2.過度の昇圧反応を起こすことがあり、急性肺水腫、不整脈、心停止等が現れることがあるので、過量投与にならないよう注意する。
(相互作用)
1.併用禁忌:
1).ハロゲン含有吸入麻酔剤<フローセン、セボフレン等>[頻脈、心室細動をおこす恐れがある(ハロゲン含有吸入麻酔剤が心筋のカテコールアミン感受性を増大させるためと考えられている)]。
2).他のカテコールアミン製剤<プロタノール等>[不整脈、場合により心停止をおこす恐れがある(両剤とも心臓を刺激するため)]。
2.併用注意:
1).MAO阻害剤[本剤の作用が増強され血圧の異常上昇を来すことがあるので、慎重に投与する(これらの薬剤による代謝阻害により、本剤の濃度が上昇するためと考えられる)]。
2).三環系抗うつ剤(イミプラミン、アミトリプチリン等)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤<SNRI>(ミルナシプラン等)、その他の抗うつ剤(マプロチリン等)、メチルフェニデート[本剤の作用が増強され血圧の異常上昇を来すことがあるので、慎重に投与する(これらの薬剤がアドレナリン作動性神経終末でのノルアドレナリン再取り込みを遮断し、シナプスでのカテコールアミン濃度を上昇させるためと考えられている)]。
3).分娩促進剤(オキシトシン等)、エルゴタミン製剤[本剤の作用が増強され血圧の異常上昇を来すことがあるので、慎重に投与する(これらの薬剤の血管平滑筋収縮作用により、血圧上昇作用が増強すると考えられる)]。
4).抗ヒスタミン剤(クロルフェニラミン、トリペレナミン等)[本剤の作用が増強され血圧の異常上昇を来すことがあるので、慎重に投与する(抗ヒスタミン剤によりヒスタミンの毛細血管拡張が抑制されるため、血圧上昇作用が増強すると考えられる)]。
5).甲状腺製剤(チロキシン等)[冠不全発作が起こることがあるので慎重に投与する(甲状腺ホルモンは、心筋のβ−受容体数を増加させるため、カテコールアミン感受性が増大すると考えられている)]。
6).利尿剤(チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)、チアジド系類似剤(インダパミド等)、ループ利尿剤(フロセミド等)、カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン))[本剤の作用が減弱することがあるので、手術前の患者に使用する場合、利尿剤の一時休薬等を行う(併用により本剤の血管反応性を低下させることがある)]。
7).アメジニウムメチル硫酸塩[血圧の異常上昇を来すことがあるので、慎重に投与する(ノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が抑制されるためと考えられる)]。
(高齢者への投与)
慎重に投与する[過度の昇圧反応を起こす可能性がある]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[子宮血管の収縮により、胎児が仮死状態となることがある]。
(適用上の注意)
1.投与時:
1).静脈内に投与する場合には、血圧異常上昇を来さないよう慎重に投与する。
2).点滴静注で大量の注射液が血管外に漏出した場合、局所の虚血性壊死が現れることがあるので、注意する。
3).本剤により、過度の血圧上昇を生じた場合には、α−遮断薬(フェントラミンメシル酸塩等)を使用する。
2.使用時:本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭してから、カットすることが望ましい。
(保管上の注意)
遮光。

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