日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

HCGモチダ筋注用1万単位の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
1939円(10,000単位1管)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 卵巣機能検査
  • 睾丸機能検査
  • 機能性子宮出血
  • 黄体機能不全症
  • 下垂体性男子性腺機能不全症
  • 思春期遅発症
  • 停留睾丸
  • 不妊症
  • 無月経
  • 無排卵周期症
  • 無排卵症
  • 類宦官症
  • 妊娠初期の習慣性流産
  • 妊娠初期の切迫流産
  • 造精機能不全による男子不妊症
注意すべき副作用
ショック 、 顔面潮紅 、 胸内苦悶 、 呼吸困難 、 卵巣過剰刺激症候群 、 卵巣腫大 、 下腹部痛 、 下腹部緊迫感 、 腹水 、 胸水
用法・用量(主なもの)
  • 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、無排卵症には、通常1日3000〜5000単位を筋肉内注射する
  • 〈機能性子宮出血、黄体機能不全症〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、機能性子宮出血及び黄体機能不全症には、通常1日1000〜3000単位を筋肉内注射する
  • 〈停留睾丸〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、停留睾丸には、通常1回300〜1000単位、1週1〜3回を4〜10週まで、又は1回3000〜5000単位を3日間連続筋肉内注射する
  • 〈造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症には、通常1日500〜5000単位を週2〜3回筋肉内注射する
  • 〈睾丸機能検査〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、睾丸機能検査には10000単位1回又は3000〜5000単位を3〜5日間筋肉内注射し、1〜2時間後の血中テストステロン値を投与前値と比較する
  • 〈卵巣機能検査〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、卵巣機能検査には1000〜5000単位を単独又はFSH製剤と併用投与して卵巣の反応性をみる
  • 〈黄体機能検査〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、黄体機能検査には3000〜5000単位を高温期に3〜5回、隔日に投与し、尿中ステロイド排泄量の変化をみる
  • 〈妊娠初期の切迫流産、妊娠初期にくり返される習慣性流産〉ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、妊娠初期の切迫流産及び妊娠初期にくり返される習慣性流産には、通常1日1000〜5000単位を筋肉内注射する
  • 本剤の用法・用量は症例、適応によって異なるので、使用に際しては厳密な経過観察が必要である
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 性早熟症
    • 前立腺癌
    • アンドロゲン依存性悪性腫瘍

副作用

主な副作用
過敏症 、 発疹 、 めまい 、 頭痛 、 興奮 、 不眠 、 抑うつ 、 疲労感 、 性早熟症 、 嗄声 、 多毛
重大な副作用
ショック 、 顔面潮紅 、 胸内苦悶 、 呼吸困難 、 卵巣過剰刺激症候群 、 卵巣腫大 、 下腹部痛 、 下腹部緊迫感 、 腹水 、 胸水 、 血液濃縮 、 血液凝固能亢進 、 血栓症 、 脳梗塞 、 卵巣破裂 、 卵巣茎捻転 、 肺水腫
上記以外の副作用
陰核肥大 、 ざ瘡 、 男性化症状 、 性欲亢進 、 陰茎持続勃起 、 女性型乳房 、 疼痛 、 発赤 、 硬結

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 性早熟症
    • 前立腺癌
    • アンドロゲン依存性悪性腫瘍
  • 注意
    • 子宮内膜癌
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 喘息
    • 前立腺肥大
    • 乳房レントゲン像に異常
    • 乳房結節
    • てんかん
    • 乳癌
    • 乳腺症
    • 片頭痛
    • 乳癌家族素因が強い
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 骨成長が終了していない
    • 未治療の子宮内膜増殖症
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 乳児(0日〜364日)
    • 幼児(0歳〜6歳)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 思春期前(0歳〜10歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
下垂体性性腺刺激ホルモン
血栓症
下垂体性性腺刺激ホルモン
脳梗塞
下垂体性性腺刺激ホルモン
重篤な卵巣過剰刺激症候群
ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン<hMG>
卵巣過剰刺激症候群

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)、機能性子宮出血、黄体機能不全症、停留睾丸、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症、睾丸機能検査・卵巣機能検査、妊娠初期の切迫流産、妊娠初期にくり返される習慣性流産。

用法・用量(添付文書全文)

〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、無排卵症には、通常1日3000〜5000単位を筋肉内注射する。
〈機能性子宮出血、黄体機能不全症〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、機能性子宮出血及び黄体機能不全症には、通常1日1000〜3000単位を筋肉内注射する。
〈停留睾丸〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、停留睾丸には、通常1回300〜1000単位、1週1〜3回を4〜10週まで、又は1回3000〜5000単位を3日間連続筋肉内注射する。
〈造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症には、通常1日500〜5000単位を週2〜3回筋肉内注射する。
〈睾丸機能検査〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、睾丸機能検査には10000単位1回又は3000〜5000単位を3〜5日間筋肉内注射し、1〜2時間後の血中テストステロン値を投与前値と比較する。
〈卵巣機能検査〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、卵巣機能検査には1000〜5000単位を単独又はFSH製剤と併用投与して卵巣の反応性をみる。
〈黄体機能検査〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、黄体機能検査には3000〜5000単位を高温期に3〜5回、隔日に投与し、尿中ステロイド排泄量の変化をみる。
〈妊娠初期の切迫流産、妊娠初期にくり返される習慣性流産〉
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、妊娠初期の切迫流産及び妊娠初期にくり返される習慣性流産には、通常1日1000〜5000単位を筋肉内注射する。
本剤の用法・用量は症例、適応によって異なるので、使用に際しては厳密な経過観察が必要である。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック(頻度不明):顔面潮紅、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2. 卵巣過剰刺激症候群(頻度不明):ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣腫大、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群があらわれることがあり、これに伴い血液濃縮、血液凝固能亢進、呼吸困難等を併発することがあるので、直ちに投与を中止し、循環血液量の改善につとめるなど適切な処置を行うこと〔1.警告の項、8.1、10.2、11.1.3参照〕。
11.1.3. 血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難(いずれも頻度不明):卵巣過剰刺激症候群に伴い、これらを引き起こすことがある〔1.警告の項、8.1、10.2、11.1.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹等。
2). 精神神経系:(頻度不明)めまい、頭痛、興奮、不眠、抑うつ、疲労感。
3). 内分泌(頻度不明):
①. *性早熟症。
②. 長期連続投与により女性:嗄声、多毛、陰核肥大、ざ瘡等の男性化症状。
③. 長期連続投与により男性:性欲亢進、陰茎持続勃起、ざ瘡、女性型乳房。
4). 投与部位:(頻度不明)疼痛、発赤、硬結。
*)〔9.1.9、9.7小児等の項参照〕。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き本剤を投与又は併用した場合、血栓症、脳梗塞等を伴う重篤な卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある〔8.1、10.2、11.1.2、11.1.3参照〕。
(禁忌)
2.1. アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[アンドロゲン産生を促進するため、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
2.2. 性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.3. 性早熟症の患者[アンドロゲン産生を促進するため、性早熟を早める、骨端早期閉鎖をきたすことがある]。
(重要な基本的注意)
8.1. 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉女子不妊症の治療に際し、ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、次の点に注意すること〔1.警告の項、10.2、11.1.2、11.1.3参照〕。
8.1.1. 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉女子不妊症の治療に際し、ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣過剰刺激症候群があらわれることがあるので、次の点に留意すること[1)患者の自覚症状(下腹部痛、下腹部緊迫感、悪心、腰痛等)の有無、2)急激な体重増加の有無、3)卵巣腫大の有無(内診、超音波検査等の実施)]。
8.1.2. 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉患者に対しては、あらかじめ次の点を説明すること。
・ 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉女子不妊症の治療に際し、ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣過剰刺激症候群、多胎妊娠があらわれることがあること。
・ 〈無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)〉女子不妊症の治療に際し、ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、異常が認められた場合には直ちに医師等に相談すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 前立腺肥大のある患者:アンドロゲン産生を促進するため、症状が増悪するおそれがある。
9.1.2. エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者:腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。
9.1.3. 乳癌の既往歴のある患者:乳癌が再発するおそれがある。
9.1.4. 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者:症状が増悪するおそれがある。
9.1.5. 未治療の子宮内膜増殖症のある患者:子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。
9.1.6. 子宮筋腫のある患者:子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
9.1.7. 子宮内膜症のある患者:症状が増悪するおそれがある。
9.1.8. てんかん、片頭痛、喘息、心疾患のある患者:アンドロゲン産生を促進するため、体液貯留、浮腫等があらわれ、これらの症状が増悪するおそれがある。
9.1.9. 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者:骨端早期閉鎖、性的早熟をきたすことがある〔9.7小児等の項、11.2参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 腎疾患のある患者:アンドロゲン産生を促進するため、体液貯留、浮腫等があらわれ、これらの症状が増悪するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
〔9.1.9、11.2参照〕。
(高齢者)
アンドロゲン依存性腫瘍の潜在している可能性があり、また、一般に生理機能が低下している。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン<hMG>〔1.警告の項、8.1、11.1.2、11.1.3参照〕[ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンを用いた場合又は併用した場合、卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある(卵巣への過剰刺激に伴う過剰なエストロゲン分泌により、血管透過性が亢進される)]。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
本剤投与により、免疫学的妊娠反応が陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
本剤は添付の生理食塩液1mL又は2mLで溶解すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 本剤は筋肉内注射にのみ使用すること。
14.2.2. 筋肉内注射にあたっては組織・神経等への影響を避けるため、次の点に注意すること。
・ 神経走行部位を避けること。
注射針を刺入した時、神経に当たったと思われるような激痛を訴えた場合には直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
・ 繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えること。なお、乳児・幼児・小児には特に注意し、連用しないことが望ましい。
・ 注射器の内筒を軽くひき、血液の逆流がないことを確かめて注射すること。
(取扱い上の注意)
外箱開封後は遮光して保存すること。
(保管上の注意)
冷所保存。

処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。