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アクロマイシントローチ15mgの基本情報
基本情報
- 感染性口内炎
- 口腔手術創の二次感染
- 抜歯創の二次感染
- 1日テトラサイクリン塩酸塩として60〜135mg(力価)を数回に分け、口中、舌下、頬腔で溶かしながら用いる
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 禁止
- 乳児
- 幼児・小児
- 禁止
- 乳幼児(0歳〜6歳)
相互作用
処方理由
この薬をファーストチョイスする理由(2021年2月更新)
・軟膏はアクロマイシン、内服は使い慣れているミノを処方している。小児ではテトラサイクリンを内服する機会が多くはないので、伝染性膿痂疹などで処方するアクロマイシン軟膏が相対的に一番多くなっている。(30歳代診療所勤務医、小児科)
・使い慣れていて、今まで大きな副作用もなく、高齢者にも処方しやすいです。(60歳代病院勤務医、腎臓内科)
・尋常性ざ瘡や膿皮症に対する抗炎症作用を期待し処方することが多いです。(20歳代病院勤務医、皮膚科)
・軟膏もあり、露出腫瘍の処置に使用しやすい。(30歳代病院勤務医、耳鼻咽喉科)
この薬をファーストチョイスする理由(2019年6月更新)
・経口薬としての処方はほぼありませんが、慣れた薬剤でもあり、外用剤としてはまだ処方しています。(60歳代診療所勤務医、一般外科)
・習慣的に処方する場合が多い。特に今までトラブルを生じることがなかった。(80歳以病院勤務医、外科系診療科)
・使い慣れている。有効性や安全性を把握している。(60歳代開業医、一般内科)
・安価で使いやすい。(60歳代開業医、皮膚科)
添付文書
抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎。
1日テトラサイクリン塩酸塩として60〜135mg(力価)を数回に分け、口中、舌下、頬腔で溶かしながら用いる。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の使用にとどめる。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[使用を中止する]。
2.口腔・喉頭:(頻度不明)舌炎、口内炎、黒毛舌、喉頭炎。
(禁忌)
テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(適用上の注意)
1.服用時:乳幼児は誤って飲み込む恐れがあるので使用しない。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。
(保管上の注意)
開封後防湿。
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